人生日訓(556)
「家を建つるに地を深く掘るべし」
釈迦にもこれに似た言葉がある。「ひかかえほどの岩石、風に揺らぐことな
い。格の如く、心ある者はそしりとほまれの中に心動くことなし」と言ってい
るのといい対応である。自分というものをよく掘り下げて、自分の正体をつき
とめ、人生日訓にいかなる動揺があっても微動だにしないような信仰の盤石の
上に心の基礎を作り上げて、そこに自分という家を建ててこそ、大風がきよう
が、大水が押し寄せようと、こrふぇを持ちこたえることが出来るのである。
イエスが信者に期待したものはそうした不動の信念を持った人であったに違い
ない。過ぎ去ったクリスマスに当たってイエスの言葉をもう一度深く噛みしめ
たものである。
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12月に実の成る樹木「冬珊瑚(ふゆさんご)」
ブラジル原産。明治中期に渡来。 ・夏から冬にかけて 鮮やかな色の丸い実を いっぱいつけるので、 その姿を珊瑚に見立て、 時期と合わせて 「冬珊瑚」という名前に なったとのこと。 実の色の遷移がおもしろく、 花を咲かせたあとで 緑色の実になり、 それが「緑 → 黄 → 橙」の順で 色づく。 いろんな段階の色の実が同居して 緑色の実、黄色の実、橙色の実が ほぼ同時に楽しめる。 ・実はきれいだが毒があるらしく、 食用にはならない。 ・寒さに強い。 ・別名 「ビッグボーイ」 「クリスマスチェリー」 「玉珊瑚(たまさんご)」 いずれも、実の形からの 命名のようだ。
(季節の花300より)
