季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「金木犀 (きんもくせい)」

2019-09-03 05:07:48 | 暮らし
名言名句(716)

「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行き人あり」『釈 迢空』

釈迢空(しゃくちょうくう)はは本名を折口信夫といい、、明治

20年(1887)に大阪で生まれ、昭和28年(1953)のこの日、胃癌

のため亡くなりましたが、その66年にわたる生涯は、民俗学を

基盤とした国文学の研究と鋭敏な近代感覚に支えられた短歌の

創作に捧られました。とくに国文学の世界では、今でもその影響

下にあって折口学を継承している学究が少なくありません。

影響の大きい国文学者でした。

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9月から咲く花「金木犀 (きんもくせい)」


開花時期は、 9/25 ~ 10/10頃。
 10月中旬頃にもう一度咲いて
 「再びあの香り♪」
 ということもある。


・とてもよい香り。
 9月下旬か10月上旬頃の
 ある日突然、
 金木犀の香りが始まる♪
 (それは年によって
  9月26日だったり、  
  10月3日とかだったりする。
  それまで匂わなかったのに
  どの花も一斉に匂い出す。
  不思議♪)   
 咲いているあいだじゅう
 強い香りを放ち、  
 かなり遠くからでも匂ってくる。
 (どこで咲いているのかを
  探すのも楽しみのひとつ)

・春の沈丁花と同じぐらい香る。

・咲いたあとで雨風があると 
 あっけなく散ってしまう。
 はかない。


・中国南部の桂林地方原産。
 中国語では
 ”桂”は木犀のことを指し、
 「桂林」という地名も、
 木犀の木がたくさん 
 あることに由来するらしい。
 日本では木犀といえば、
 ふつう思い起こすのは
 金木犀ですね。
 金木犀の中国名は「丹桂」。
   丹=だいだい色、
   桂=モクセイ類。

・”犀”の字は
 「固い、鋭い」の意味あり。
 枝が固いからかな?

・江戸時代初期の頃、渡来した。

・「散らし雨
  道端染める 金木犀」
         '92 (筆者)

(季節の花300より)





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