人生日訓(4)
「学生(がくしょう)骨になりて念仏や失はんずら」
法然上人の有名な言葉である。「学生」というのは、字では今日の
「学生」と同じだが、意味はちょっと違って、今日の学生みたいな
ものである。「学生」というのは、たぶん、学者気質とか、学者臭
さというほどの意味である。念仏というものは、法然の受け取り方
では、ごく平凡に口に阿弥陀仏の名を唱えることである。こんな平
凡な、簡単な修行はないのである。しかし口に称えれば仏の救いを
受けるというのである。あんまりうますぎるのである。簡単に過ぎ
るのである。こういう風に平凡なことほど難しいことはないもので、
一文無知な人々にはがっぷりわかるのである。
==============================
9月に咲いている花「大弁慶草(おおべんけいそう)」
・開花時期は、 8/15 ~ 11/20頃。
・葉は楕円形で肉質。
・切り取って数日おいても枯れないほど
強いことを、弁慶にたとえた。
「弁慶」→ 鎌倉時代初期の法師。
源義経の忠臣として活躍。
平泉の衣川で”立往生”。
・ふつうの弁慶草と似ているが、
大弁慶草の方が花の色がやや濃く、
こちらの方がよく知られている。
・別名
「活草」(いきぐさ)。
(季節の花300より)
「学生(がくしょう)骨になりて念仏や失はんずら」
法然上人の有名な言葉である。「学生」というのは、字では今日の
「学生」と同じだが、意味はちょっと違って、今日の学生みたいな
ものである。「学生」というのは、たぶん、学者気質とか、学者臭
さというほどの意味である。念仏というものは、法然の受け取り方
では、ごく平凡に口に阿弥陀仏の名を唱えることである。こんな平
凡な、簡単な修行はないのである。しかし口に称えれば仏の救いを
受けるというのである。あんまりうますぎるのである。簡単に過ぎ
るのである。こういう風に平凡なことほど難しいことはないもので、
一文無知な人々にはがっぷりわかるのである。
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9月に咲いている花「大弁慶草(おおべんけいそう)」
・開花時期は、 8/15 ~ 11/20頃。
・葉は楕円形で肉質。
・切り取って数日おいても枯れないほど
強いことを、弁慶にたとえた。
「弁慶」→ 鎌倉時代初期の法師。
源義経の忠臣として活躍。
平泉の衣川で”立往生”。
・ふつうの弁慶草と似ているが、
大弁慶草の方が花の色がやや濃く、
こちらの方がよく知られている。
・別名
「活草」(いきぐさ)。
(季節の花300より)