人生日訓(2)
「水滴瓶をみたすが如し」
「その報い、よも吾には来らざryべし、かく思ひて善きことを
軽んず勿れ、水の滴り、したたりて水瓶を満たすが如く、心ある
人は、ついに善を満たすなり」というのが全文である。なかなか
味わいの深い一句である。「一善をもおろそかにするな」という
ことである。これはどの些細な善行と見くびってはいけない。
毎日、毎日、その心がけを捨てなければ、いつの間にか、一滴、
一滴の水が大きな水がめを一杯にするように、善行が一杯になる
というのである。「たった一善」と軽んじてはいけない。。
一善が次の一善を誘い呼ぶのである。
==========================
9月に咲いている花「葛(くず)」
開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。
・秋の七草の一つ。
・まわりの木々を
つるでおおってしまう程の生命力。
ひと夏で10mぐらい生長する。
・花は下の方から咲いていく。
・大和の国(奈良県)の
国栖(くず)というところが
葛粉の産地であったところ
からの命名。
漢字の「葛」は漢名から。
・つるの繊維部分は
「葛布(くずふ)」の原料。
(静岡県掛川市特産)
・根には、多量のでんぷんを含み、
葛粉(くずこ)もとれる。
→ 葛餅(くずもち)
・薬効 解熱、せきどめ、風邪
・薬用部位 根
・生薬名 「葛根(かっこん)」
・別名
「裏見草(うらみぐさ)」。
葉が風にひるがえると
裏の白さが
目立つことから。
平安時代には「裏見」を
「恨み」に掛けた和歌も
多く詠まれた。
・「ま葛原
なびく秋風 吹くごとに
阿太(あた)の大野の
萩が花散る」
万葉集 作者不詳
「梨棗(なつめ)
黍(きび)に
粟(あは)つぎ
延(は)ふ葛の
後も逢はむと 葵花咲く」
万葉集 作者不詳
「葛の風
吹き返したる 裏葉かな」
高浜虚子
(季節の花300より)
「水滴瓶をみたすが如し」
「その報い、よも吾には来らざryべし、かく思ひて善きことを
軽んず勿れ、水の滴り、したたりて水瓶を満たすが如く、心ある
人は、ついに善を満たすなり」というのが全文である。なかなか
味わいの深い一句である。「一善をもおろそかにするな」という
ことである。これはどの些細な善行と見くびってはいけない。
毎日、毎日、その心がけを捨てなければ、いつの間にか、一滴、
一滴の水が大きな水がめを一杯にするように、善行が一杯になる
というのである。「たった一善」と軽んじてはいけない。。
一善が次の一善を誘い呼ぶのである。
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9月に咲いている花「葛(くず)」
開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。
・秋の七草の一つ。
・まわりの木々を
つるでおおってしまう程の生命力。
ひと夏で10mぐらい生長する。
・花は下の方から咲いていく。
・大和の国(奈良県)の
国栖(くず)というところが
葛粉の産地であったところ
からの命名。
漢字の「葛」は漢名から。
・つるの繊維部分は
「葛布(くずふ)」の原料。
(静岡県掛川市特産)
・根には、多量のでんぷんを含み、
葛粉(くずこ)もとれる。
→ 葛餅(くずもち)
・薬効 解熱、せきどめ、風邪
・薬用部位 根
・生薬名 「葛根(かっこん)」
・別名
「裏見草(うらみぐさ)」。
葉が風にひるがえると
裏の白さが
目立つことから。
平安時代には「裏見」を
「恨み」に掛けた和歌も
多く詠まれた。
・「ま葛原
なびく秋風 吹くごとに
阿太(あた)の大野の
萩が花散る」
万葉集 作者不詳
「梨棗(なつめ)
黍(きび)に
粟(あは)つぎ
延(は)ふ葛の
後も逢はむと 葵花咲く」
万葉集 作者不詳
「葛の風
吹き返したる 裏葉かな」
高浜虚子
(季節の花300より)