季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「木瓜 (ぼけ)」

2018-11-08 04:51:57 | 暮らし
名言名句(429)

「ここませたどり着いて 誰ひとり見えない うつむくな 

僅か空に残る あの青を信じるがよい」『安部 宙之介』


孤独な人間のひとり歩きの象徴ですが、この詩句のもつ意味には

深いものがあります。ともすると絶望にぶっかり勝ちな人生では

あるけれども、打ちのめされるような境地に立ち至っても、決し

て負けてはいけない、最後の最後まで希望を持って、明るい未来

を信じつつけることが大事である、との教訓が込められています。

それには、自分の主体性をしっかり持つことです。それさえ守り

続ければ、この詩句の真髄を果たすことが出来るでしょう。

安部宙之介は昭和58年(1983)のこの日、東京で亡くなりました。

大東文化大学の教壇に立つ一方、日本詩人クラブの会長をつとめた

詩人で、かつ小説集ももち、師として仰いだ三木露風の研究著作も

数多く残されています。

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11月から咲く花「木瓜 (ぼけ)」

開花時期は、11/25 ~ 翌 4/15頃。
 11月頃から咲き出す花は
 春に開花するものと区別するために
 「寒木瓜(かんぼけ)」と
 呼ばれることがある。

・中国原産。
・実が瓜のような形
 であるところから「木瓜」。
 「木瓜」を
 「もっけ」と呼んでいたのが
 次第に
 「もけ」→「ぼけ」になった。
 (「ぼっくわ」→「ぼけ」
        の説もある)

・花の色は赤、白、ピンクなど。
・枝にトゲがある場合と
 ない場合がある。


<木瓜と草木瓜のちがい>

【木瓜(ぼけ)】
  ・背が高い。
  ・枝のトゲはあまり目立たない。
  ・実は草木瓜の実よりも
   大きくて、色は黄色。
   縦に「彫り」が入っている。

【草木瓜(くさぼけ)】
  ・背は木瓜より低い。
  ・枝にトゲがいっぱいある。
  ・実はボケよりは小さく、
   色は黄色。
   縦に「彫り」は入っておらず、
   表面はつるつる。


・1月21日、2月19日の誕生花。
・花言葉は「指導者、先駆者」。


(季節の花300より)



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