名言名句(447)
「人は山よりも寂しいときがある」『金子 秀夫』
この言葉は、金子秀夫(1933-)の「音楽の秋」という詩の中の
一行ですが、疎開派時代の世代である詩人金子秀夫の詩の思想に
は、現代社会について、無常感を基盤としてとらえる漂流思想が
あります。どこに流れ、どこうに落ち着くとも定めえぬ漂流の思
いは、五十歳代の男性の心理に深く刻み込まれた悲しみの思いと
言っても良いでしょう。「人は山よりも寂しいときがある」と呟
くことで、街に生きる人たちは、自分のふるさとの山を偲ぶこと
もあるでしょう。山を見る時、この詩句を思い出すと、寂しさと
共に、心に安らぎを感じることがあるのは、山を愛しているから
でしょうか。
===================================
11月に実をつける樹木「南天(なんてん)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。
真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を
略して「南天」。
「なんてん」は
「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。
鳥が食べない限り
冬中見ることができる。
(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには
せきどめの効き目がある
→ のどあめがありますね。
また、葉には「ナンジニン」
という成分を含み、
殺菌効果がある。
・薬効 せきどめ
・薬用部位 実
・生薬名 「南天実(なんてんじつ)」
・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という
縁起物の飾り付けが
されることがある。
(お正月に多い)。
また、無病息災を願う、
「南天の箸(はし)」と
いうのもある。
防火、厄除けとして
庭先や鬼門にも植えられる。
・京都の金閣寺の床柱は、
南天の材を使って
いることで知られている。
(季節の花300より)
「人は山よりも寂しいときがある」『金子 秀夫』
この言葉は、金子秀夫(1933-)の「音楽の秋」という詩の中の
一行ですが、疎開派時代の世代である詩人金子秀夫の詩の思想に
は、現代社会について、無常感を基盤としてとらえる漂流思想が
あります。どこに流れ、どこうに落ち着くとも定めえぬ漂流の思
いは、五十歳代の男性の心理に深く刻み込まれた悲しみの思いと
言っても良いでしょう。「人は山よりも寂しいときがある」と呟
くことで、街に生きる人たちは、自分のふるさとの山を偲ぶこと
もあるでしょう。山を見る時、この詩句を思い出すと、寂しさと
共に、心に安らぎを感じることがあるのは、山を愛しているから
でしょうか。
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11月に実をつける樹木「南天(なんてん)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。
真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を
略して「南天」。
「なんてん」は
「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。
鳥が食べない限り
冬中見ることができる。
(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには
せきどめの効き目がある
→ のどあめがありますね。
また、葉には「ナンジニン」
という成分を含み、
殺菌効果がある。
・薬効 せきどめ
・薬用部位 実
・生薬名 「南天実(なんてんじつ)」
・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という
縁起物の飾り付けが
されることがある。
(お正月に多い)。
また、無病息災を願う、
「南天の箸(はし)」と
いうのもある。
防火、厄除けとして
庭先や鬼門にも植えられる。
・京都の金閣寺の床柱は、
南天の材を使って
いることで知られている。
(季節の花300より)