名言名句(422)
「混沌は(こんとん)は心の暖かい奴でしたから、生きている間は
ひとの為に尽くしました」『』蒲池歓一
蒲池歓一は明治38年(1905)長崎県諫早市に生まれ、國學院大學
高等師範部を卒業後、出版社経営等のののち文筆業に入り、かた
わら、母校の講師として教壇に立ち、奥州大学教授に転じて二年目、
明治42年この日、62歳で永眠しました。多くの文人との交友を重ね
ましたが、中でも、葬儀の際に葬儀委員長となった伊藤整とは親し
い付き合いで、伊藤整は、蒲池歓一を評して「蒲池君は柔軟性に富
み、笑いを解する人ではあるけれども、極めて潔癖な、正義漢とも
言うべき人であった」と述べています。詩人、そして中国文学者と
しての蒲池歓一が中国の現代詩を我が国に紹介した功績は、現代に
いたるもその功績大なるものがあります。その面で、人に尽くして
生きた文学者でした。
======================
11月から咲く花「柊(ひいらぎ)」
開花時期は、11/ 1 ~ 12/20頃。
金木犀や柊木犀の花のあと、
11月になってから咲く。
・葉は固くてギザギザ
(さわると痛い)。
さわると「ひいらぐ
(疼く。ひりひり痛む)」
ことから、
「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
次第に「ひいらぎ」になった。
老木になると
この刺がなくなり葉も丸くなる。
(板橋区の神社で
実際に見たことがある)
角(かど)がとれる、
ということでしょうか。
(それを
人生になぞらえる向きもある)
・葉には光沢あり。ぴかぴか。
・よい香りの白い花
(目立たないけど)。
花弁は強く反り返る。
★古くからその鋭いトゲによって
邪気を払う木とされ、
庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて
退散したという伝説
(「鬼の目突(おにのめつき)」)
から、
2月の節分(せつぶん)には、
・柊の枝葉を戸口に立てて、
その葉っぱの
とんがりで鬼を追い払う。
・イワシの頭を
柊の枝の先端に刺して
その匂いで鬼を退散させる。
・豆がらをたくさん巻き付けて、
ガラガラ音を鳴らして
鬼を退散させる。
という厄除けの習慣が
現在も残っている。
また、ネズミが通り抜けるような
ところへ
柊の枝葉を立てておくと、
ネズミもトゲを恐れて
通らなくなる、という
”効き目”もあったらしい。
また、中国では
鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、
ヒイラギも葉をくべると
葉が膨張してはぜるので、
その音で鬼は逃げていく、
という話もある。
・12月24日の誕生花(柊)
・花言葉は「先見の明」(柊)
・クリスマスの飾りでよく使うのは
この「柊」ではなく、
柊黐(ひいらぎもち)。
(赤い実。
葉っぱのとげの形も違う)
・「柊の
葉の間より 花こぼれ」
高浜虚子
(季節の花300より)
「混沌は(こんとん)は心の暖かい奴でしたから、生きている間は
ひとの為に尽くしました」『』蒲池歓一
蒲池歓一は明治38年(1905)長崎県諫早市に生まれ、國學院大學
高等師範部を卒業後、出版社経営等のののち文筆業に入り、かた
わら、母校の講師として教壇に立ち、奥州大学教授に転じて二年目、
明治42年この日、62歳で永眠しました。多くの文人との交友を重ね
ましたが、中でも、葬儀の際に葬儀委員長となった伊藤整とは親し
い付き合いで、伊藤整は、蒲池歓一を評して「蒲池君は柔軟性に富
み、笑いを解する人ではあるけれども、極めて潔癖な、正義漢とも
言うべき人であった」と述べています。詩人、そして中国文学者と
しての蒲池歓一が中国の現代詩を我が国に紹介した功績は、現代に
いたるもその功績大なるものがあります。その面で、人に尽くして
生きた文学者でした。
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11月から咲く花「柊(ひいらぎ)」
開花時期は、11/ 1 ~ 12/20頃。
金木犀や柊木犀の花のあと、
11月になってから咲く。
・葉は固くてギザギザ
(さわると痛い)。
さわると「ひいらぐ
(疼く。ひりひり痛む)」
ことから、
「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
次第に「ひいらぎ」になった。
老木になると
この刺がなくなり葉も丸くなる。
(板橋区の神社で
実際に見たことがある)
角(かど)がとれる、
ということでしょうか。
(それを
人生になぞらえる向きもある)
・葉には光沢あり。ぴかぴか。
・よい香りの白い花
(目立たないけど)。
花弁は強く反り返る。
★古くからその鋭いトゲによって
邪気を払う木とされ、
庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて
退散したという伝説
(「鬼の目突(おにのめつき)」)
から、
2月の節分(せつぶん)には、
・柊の枝葉を戸口に立てて、
その葉っぱの
とんがりで鬼を追い払う。
・イワシの頭を
柊の枝の先端に刺して
その匂いで鬼を退散させる。
・豆がらをたくさん巻き付けて、
ガラガラ音を鳴らして
鬼を退散させる。
という厄除けの習慣が
現在も残っている。
また、ネズミが通り抜けるような
ところへ
柊の枝葉を立てておくと、
ネズミもトゲを恐れて
通らなくなる、という
”効き目”もあったらしい。
また、中国では
鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
あるが、
ヒイラギも葉をくべると
葉が膨張してはぜるので、
その音で鬼は逃げていく、
という話もある。
・12月24日の誕生花(柊)
・花言葉は「先見の明」(柊)
・クリスマスの飾りでよく使うのは
この「柊」ではなく、
柊黐(ひいらぎもち)。
(赤い実。
葉っぱのとげの形も違う)
・「柊の
葉の間より 花こぼれ」
高浜虚子
(季節の花300より)