季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蝦蛄葉サボテン(しゃこばサボテン)」

2018-11-05 04:56:08 | 暮らし
名言名句(426)

「風は 私の傷口をさらにあばきながら 

なぜか自ら傷つき孤独でさえある」『丸地 守』


そのように人の心の傷口に容㖨((ようろく)してくる風の正体は、

案外もろいもの、繊細な魂を持っているもの、といってもいいのです。

それというのも、風はひとの心に容㖨するだけではなく、介入して

のち、どうしたわけか、自らが傷ついてしまうのです。それは、人の心

の傷口を暴いた後の勢いのよさなどどこにも見られず、ひどく孤独な姿

で私たちの目に映るものなのです。

丸地守(1930-)は、現実を幻想化し、詩的仮構の詩法を駆使すること

でユニークな詩人ですが、この詩句は「鴉と私」という詩の中の二行です。

風を擬人化し、風を考えさせてくれる言葉です。

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11月から咲く花「蝦蛄葉サボテン(しゃこばサボテン)」

開花時期は、11/10 ~ 翌 1/10頃。
・ブラジル原産。明治時代に渡来。
・茎は四方に垂れ下がる。
・花は茎先に段々に咲く。
 咲き始めが見事。
 色はピンクや赤。

・茎が、海老に似た
 「蝦蛄(しゃこ)」
 (寿司ネタで有名)に
 似ているところから命名された。
 また、ことわざで
 「蝦蛄で鯛を釣る」
 (少ない元手で
  大きな利を得ること)
 というのがある。


・別名
 「クリスマスカクタス」
   クリスマスの頃に咲く
   サボテン、の意。

・デンマークで品種改良された
 「デンマークカクタス」も
 花屋さんでよく見かける。
 これも蝦蛄葉サボテンの一種。
 (というか、
  「蝦蛄葉サボテン」と
  「デンマークカクタス」は
  違いがなかなかわからない♪)

・「蟹葉(かにば)サボテン」
 というのも
 蝦蛄葉サボテンに似ているが、
 「蟹葉サボテン」は
 茎部分にはトゲトゲがなく、
 開花時期は2~3月頃で
 「蝦蛄葉」より遅いので
 両者区別できる。


(季節の花300より)




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