季節の花と言葉の花束

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季節の花「月桂樹 (げっけいじゅ)」

2018-04-27 04:18:34 | 暮らし

名言名句(222)

「一つ心なれば必ず一事を成ず」『日蓮 上人』

心を一つに合わせれば、間違いなく一つのことを成し遂げる

ことが出来る、というのです。何事につけ、心が一つになら

ないことには、物事を成就出来ないことを言っています。

日蓮上人の文永11年の書簡に、「一人の心なれども二つの

心あれば、其心互いて成ずることなし。百人仙人なれども、

一つの心なれば必ず一事を成す」とあります。

たとえ一人の心であっても、相反する二つの心であれば、事を

成就できない。百人千人の大多数の人であっても、心が一つで

あれば、必ず一つの事をやり遂げることが出来る、ということ

で、人間は十人十色、顔かたちが違う様に、心がそれぞれ違っ

ているけれども、心を一つに合わせると、成就できそうにもな

いことでも成就出来るというのです。

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4月から咲く花「月桂樹 (げっけいじゅ)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。
・別名
 「ローリエ」「ローレル」。
・南ヨーロッパ原産。

・枝に沿って
 黄色い花をびっしりつける。
・カレーやシチュー等に使われる
 ハーブの一種。
 乾燥させた葉を香料として使う。
・葉っぱは、
 譲葉(ゆずりは)に似ている。


・古代ギリシャでは、
 太陽神アポロンの木
 とされていた。
・イギリスでは16世紀頃から、
 優れた詩人に対して、
 月桂樹にちなんだ
 特別な称号が与えられた。


・月に見える
 「もちつきをしているウサギ」
 は、中国では
 「大きな桂(けい = 銀木犀)
  の樹を切る男の姿」
 に見える。
 そこから、この木が
 日本に渡来した際に、
 「月」の「桂」の樹から
 「月・桂・樹」の名が
 つけられた。


・筆者の実家の月桂樹には
 いつもアゲハ蝶の
 幼虫(芋虫)がいた。
 葉っぱが
 おいしいのかもしれない。



(季節の花300より)



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