名言名句(217)
「見ざる聞かざる言わざる」『狂言・鉢叩』
他人のことは無関心でいたいと思いながらも、なかなかそうは
いかないのが大方の人間の癖です。この言葉は、無関心でなく
とも、他人の短所、悪口、過失のそれぞれについて、見ない、
聞かない、言わないの無関心をよそうおうのがいい、という
ことです。この三点を戒めとして守っている分には、この人生
を渡って行くのに無難だと言えるのです。しかし、なかなか
この三つの戒めは守れないものです。他人の短所や悪口や過失
は、ともすると針小棒大に喋ったり、聞いたり、言ったりした
がるものです。そういうことからも、人間は救い難い動物と
言われるのです。日光の東照宮で、左甚五郎作の三猿にお目に
かかることが出来ます。一匹のサルは両目を、また一匹は両耳、
一匹が口といった具合に、それぞれ両手で塞いでいます。、
「三ざる」から「三猿」に通じることになったのでしょう。
============================
4月から咲く花「夏茱萸 (なつぐみ)」
開花時期は、 4/ 5 ~ 4/末頃。
・6月~7月頃赤い実がなる。
食べられる。
”グミ”。鳥の好物。
・夏茱萸と似たのに
「唐茱萸(とうぐみ)」あり。
実は唐茱萸の方が
少し大きいらしいが
なかなか区別つきませんので
タイトルは両方にしました。
・「茱萸」の名前は、
「含む実(くくむみ)」
(実を口に含み皮を出す意味)
が変化して
「ぐみ」になった。
また、渋みがあるため
「えぐみ」から
「ぐみ」になったという説もある。
「夏」は夏の時期に
実がなるからでしょう。
「茱萸」を「ぐみ」と読まず
「しゅゆ」と読むこともあります。
→ (参考)山茱萸
・別名「シルバーベリー」
(Silverberry)
(季節の花300より)
「見ざる聞かざる言わざる」『狂言・鉢叩』
他人のことは無関心でいたいと思いながらも、なかなかそうは
いかないのが大方の人間の癖です。この言葉は、無関心でなく
とも、他人の短所、悪口、過失のそれぞれについて、見ない、
聞かない、言わないの無関心をよそうおうのがいい、という
ことです。この三点を戒めとして守っている分には、この人生
を渡って行くのに無難だと言えるのです。しかし、なかなか
この三つの戒めは守れないものです。他人の短所や悪口や過失
は、ともすると針小棒大に喋ったり、聞いたり、言ったりした
がるものです。そういうことからも、人間は救い難い動物と
言われるのです。日光の東照宮で、左甚五郎作の三猿にお目に
かかることが出来ます。一匹のサルは両目を、また一匹は両耳、
一匹が口といった具合に、それぞれ両手で塞いでいます。、
「三ざる」から「三猿」に通じることになったのでしょう。
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4月から咲く花「夏茱萸 (なつぐみ)」
開花時期は、 4/ 5 ~ 4/末頃。
・6月~7月頃赤い実がなる。
食べられる。
”グミ”。鳥の好物。
・夏茱萸と似たのに
「唐茱萸(とうぐみ)」あり。
実は唐茱萸の方が
少し大きいらしいが
なかなか区別つきませんので
タイトルは両方にしました。
・「茱萸」の名前は、
「含む実(くくむみ)」
(実を口に含み皮を出す意味)
が変化して
「ぐみ」になった。
また、渋みがあるため
「えぐみ」から
「ぐみ」になったという説もある。
「夏」は夏の時期に
実がなるからでしょう。
「茱萸」を「ぐみ」と読まず
「しゅゆ」と読むこともあります。
→ (参考)山茱萸
・別名「シルバーベリー」
(Silverberry)
(季節の花300より)