季節の花と言葉の花束

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季節の花「夏茱萸 (なつぐみ)」

2018-04-22 04:50:40 | 暮らし
名言名句(217)

「見ざる聞かざる言わざる」『狂言・鉢叩』

他人のことは無関心でいたいと思いながらも、なかなかそうは

いかないのが大方の人間の癖です。この言葉は、無関心でなく

とも、他人の短所、悪口、過失のそれぞれについて、見ない、

聞かない、言わないの無関心をよそうおうのがいい、という

ことです。この三点を戒めとして守っている分には、この人生

を渡って行くのに無難だと言えるのです。しかし、なかなか

この三つの戒めは守れないものです。他人の短所や悪口や過失

は、ともすると針小棒大に喋ったり、聞いたり、言ったりした

がるものです。そういうことからも、人間は救い難い動物と

言われるのです。日光の東照宮で、左甚五郎作の三猿にお目に

かかることが出来ます。一匹のサルは両目を、また一匹は両耳、

一匹が口といった具合に、それぞれ両手で塞いでいます。、

「三ざる」から「三猿」に通じることになったのでしょう。

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4月から咲く花「夏茱萸 (なつぐみ)」

開花時期は、 4/ 5 ~ 4/末頃。
・6月~7月頃赤い実がなる。
 食べられる。
 ”グミ”。鳥の好物。

・夏茱萸と似たのに
 「唐茱萸(とうぐみ)」あり。
 実は唐茱萸の方が
 少し大きいらしいが
 なかなか区別つきませんので
 タイトルは両方にしました。


・「茱萸」の名前は、
 「含む実(くくむみ)」
  (実を口に含み皮を出す意味)
 が変化して
 「ぐみ」になった。
 また、渋みがあるため
 「えぐみ」から
 「ぐみ」になったという説もある。

 「夏」は夏の時期に
 実がなるからでしょう。
 「茱萸」を「ぐみ」と読まず
 「しゅゆ」と読むこともあります。
  → (参考)山茱萸

・別名「シルバーベリー」
    (Silverberry)



(季節の花300より)


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