季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「木通 (あけび)」

2018-04-11 04:35:14 | 暮らし
名言名句(206)

「吾が道は一以(いつもっ)てこれを貫く」『論語・里仁篇』

孔子がその晩年、弟子の曽子に、自分は自分と他人とを大切にする

仁の道を貫いてきた、と教えたときの言葉です。

自分及び他人を愛する道は、孔子の理想徳目です。ところで、仁を

考えに入れないでも、この言葉は、人間の生きる姿勢を教えてくれ

ています。すなわち、自分の進む道は一つである、そうしてその一

つのを貫いてきた、という意味からです。なんとなく、今の会社に

入った、と入社の動機を語る青年社員が少なくないが、それでは生

甲斐が零です。一旦、選んだ道であるからには、何が何でも貫き通

す決意が欲しいものです。問題は、仕事の中に目的意識を持つか

どうかです。自分の関わる仕事が企業全体に役立っているという

認識です。

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4月から咲く花「木通 (あけび)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・つる性植物。

・名前は、実が熟して割れたさまが、
 人の「あくび」に似ていることから
 「あけび」に変化していった。
 また、実は熟してくると
 ぱっくり口をあけたように 
 裂けることから、
 「開け実(あけみ)」
  →「あけび」になった、
 という説もある。

・実の白い中身は食べられる。
 つるの部分は利尿作用があり、
 漢字の「木通」は、 
 「小水が通じるつるの木」
 からきているらしい。  

・春の若菜は、”おひたし”や
 お茶(アケビ茶)に使われる。
・江戸時代は、
 実の中の種子から油を採った。

・木通の葉は5枚で丸っこく、
 三葉木通の葉は3枚で、
 ふちは波状になっている。

・「通草」とも書く。

(季節の花300より)


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