一日一言
櫛の歯が欠けたよう
連続してあるべき物、当然あるべき物が
所々抜けているため、寂しい感じを与え
る様子をたとえて言う場合に用いる。
★本日のOB会にいつも元気で出席され
ていたWさんがいないと、まるで櫛の歯が
欠けたような気がする。
2月から咲く花「福寿草」
開花時期は、 2/ 1頃~ 3/15頃。
・お正月に花屋さんで売られているものは
ハウス栽培されたもの。花芽は晩秋にできる
ので、その後約1ヶ月寒さにあわせて室内に
とりこんでおくとお正月頃に咲く。
ふつうは咲き出すのは2月から。
・黄色の、みごとな色の花。
・光や温度に非常に敏感で、昼間でも日が
さえぎられると1~2分で花がしぼみ、
再び日があたるといつの間にか花が開く。
寒い時期に咲くので、
花びらを開閉することで花の中の温度を
下げないようにしているらしい。
・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という縁起物の
飾り付けがされることがある。
名前も、めでたい「福寿(幸福と長寿)」の
草の意。
・根と茎は有毒。食べないように。
・花が終わる頃、人参(にんじん)の葉の
ような、こまかい葉が出てきて一面に広がる。
・たくさんの別名をもつ。
「元日草」(がんじつそう)や
「朔日草」(ついたちそう)など・・・。
旧暦の正月(2月)頃咲き出すことから、
新年を祝う花として、いろんなおめでたい
良い名前がつけられたものと思われる。
・「朝日さす 老師が家や 福寿草」
与謝蕪村
「日のあたる 窓の硝子や 福寿草」
永井荷風
「水入りの 水をやりけり 福寿草」
正岡子規
(季節の花300より)