10月13日燃料油脂新聞より
【堺市=大阪】インターネットやスマートフォンで灯油を簡単注文できる、巡回宅配サ ービス「TYKUL (トウユクル)」を展開するシューワ(本社 堺市・矢野秀和社長) では、同システムの取次店を募集し、11月から全国規模でサービスを開始する。
取次店としてはガソリンスタンド、酒店、米屋、燃料店、農協、生協、LPガス店に加え、HC(ホームセンター)、住宅設備、新聞配達店、スーパー、牛乳配達など幅広い業種を対象。参加費は無料で、取次店には紹介手数料が入る。
配送や代金回収などはシューワが行う。
矢野社長は「近年の暖冬傾向で暖房用灯油需要が減少のなかで、人材不足、ローリー確保など灯油販売ビジネスの厳しさは増すが、 コロナ禍による巣ごもり需要と高齢化による灯油の需要はまだまだ見込める」と話す。
灯油は、買いに行く手間や注文、重たい缶の持ち運びということで敬遠されがちだが「TYKUL」システ ムを活用すると、パソコン・スマホから4クリックで灯油が自宅まで届けられる。地域ごとに決まった周期で巡回しているため、給油忘れの心配もなく、またクレジットカード払いで代金支払いも不要。入会金・ 会費もかからず、高齢者などには、販送員が所定の場所まで持ち運ぶなど、高齢化社会に即応した新サービスとして注目されそう。
トータルライフサポート・シューワのHPはこちら
http://www.shu-wa.jp/
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「何で取次店の中にガソリンスタンドが入ってるねん?自分とこで配達に行ったらええんちゃうんか?」と、こうちゃん。
↓「こういうケースがあるからじゃないの?」とmasumiさん
>価格が多少高くても配送してほしいという依頼は多い。消費者の生活を守る仕事でもあり、収益も少なくないのだが、人手が足りない現状で配送地域を広げられない。無理をすればこちらが疲弊する。
和歌山県内山間部 灯油配送網崩壊の危機
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/297c9fac4861df29ff267840f4527b26
こういうケースはどうなんだろ?
>依頼先に配送したいのはやまやまだが、山間部など慣れない道、しかも冬季は雪道や凍てつく悪路を走ることになる。数件の配送のためにスタッフが事故でも起こしたら元も子もない。
こういうケースでもシューワさんが配達に行ってくれるのかな?
だとしたら“灯油難民の救世主”だね。
20年程前、(卸格差ゆえの販売価格差で)「向こうは家まで来てくれて〇〇円やのに、お前のところはこっちが買いに来てやってるのに◇◇円も取るのか!?」と罵倒されながら配達先を失い(=結果として従業員の雇用も儘ならなくなった)、今に至ってしまったガソリンスタンドとしては複雑な心境だけど、
灯油難民問題が解消されるのであればエールを送りたいと思います。
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灯油に関する記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1dce6316cc3931fe1e1f1f213d941d2f
本当に行ってくれるのでしょうか?
私個人的な意見としては綺麗ごとはいうものの、販社や大手特約店みたいに儲からない仕事は受けない気もします…。
HCで灯油を販売するようになりセルフが解禁になってから引き売り業者さんも苦戦していると聞いたことがあります。
地域によっては配達エリアから外したりといった動きもあったようですし、
JXTGの誕生で系列と業転の格差が縮小した時期から販売価格が(当店と)逆転することもありました。
昨年までは人手不足もあったようです。
が、
コロナ禍による派遣切りでガソリンスタンド業界もそうですが人手不足問題は解消されているのかも知れません。
そして輸入玉。
注視したいと思います。