1月16.17日燃料油脂新聞より
1/16 週間コスト3円50銭上昇
1/17 仕切り改定大幅値上げ JXTGと出光は2円50銭、昭和シェルは3円
※ね、シーソーゲーム(順番)みたいなものでしょ?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/810ad87876e951d9c641611f5943ea54
愛媛県 灯油巡回販売が減少 需要減、業務効率化影響か
数年前には室内にいてもそれとわかる音楽が聞こえていたが。最近はほとんど聞かなくなった。
外回り中に地元業者のローリーは見掛けるが、今シーズンは巡回業者のローリーをみていない
人手不足で冬季限定の配達員を確保するのが難しいのだろう。
需要減少で広範囲に長時間走っても購入者が少なく、不採算・非効率と判断したエリアは巡回していないかもしれない
まとまった需要が見込める地域には曜日と時間を定めて巡回しているが、採算が合わない地域については巡回を見合わせて人手の問題を含め業務効率化を進めているとみられる。
※
同じように感じています。
当地では巡回業者はまだ来ていますが、音量が小さいというか・・・
以前は大音量で値段を連呼していたのが、仕切り格差が是正されだした一昨年くらいから音楽は聞こえても値段の声のボリュームが小さくなったようで全く聞こえなくなりました。
この20年で「巡回業者は安い」という消費者への刷り込みも出来ているでしょうから、今下手に“高い”値段を強調しない方がいいのでしょう。
それでも(安値ではなくなっていても)、巡回販売を続けてくれれば良いですよ。
だけど近隣に店舗があるわけではないのです。
「その地域は不採算なので(その地域への)巡回は止めました」となっても、営利目的の企業なのですからそれは当然で、消費者は文句を言えないのです。
その時にまだ地場店が営業を続けていれば良いですが、多くの地場店はそういう安値(業者)に顧客を奪われた末に廃業・撤退していますからね。
そして営業を続けていたとしても、昔と違って配達用ローリーや人員も今の身の丈に合わせたものになっている。
ーというようなことを数年前にも書きました。
それがいよいよ現実味を帯びてきたのかも知れません。
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規制緩和直後、「向こうは家まで来てくれて〇〇円やのに、お前んとこはこっちが店に来てやって××円も取るのか」と罵倒された当店は、
10円以上もの仕入れ格差のせいで値段が高かったので配達先でも非難されることが多々ありました。
でもあの当時リッター10円しかない粗利でポリ容器1つ2つの配達を続けていたのです。
1軒のために往復小一時間かけてー
それは当店だけではなく全国の多くの地域で。
地場店は大手が不採算だとして切り捨てた小口配達を、不採算を承知で担い続けたのです。
※灯油の場合は規制緩和以前から他社買いすることで粗利を厚くしていた地場店も多いようですが、過疎地の場合は責めることは出来ないと思っています。
高知県市場 3円引き下げも好市況
ガソリンフル152~154円、セルフは150~152円
「昨年10~12月にかけて毎月1割以上数量が落ちており、市況が良いと言われても実感がない。
都会と違い顧客の過半数が高齢者の市場なので数量も油外も伸びる見込みはない。
少ないながらも店を閉めたら困る客がいるので、商売を続けていくためには利幅を厚くするしかない」と話す。
1月16日ぜんせきより
販売業者の“声”伝達
各地の販売業者からは、系列玉と業転玉との卸格差は縮小しつつあり、需給環境に改善の兆しがみえるものの、低マージン経営の常態化により、人材確保や後継者問題が浮き彫りとなるなど、SSの存続に強い危機感を訴える声が目立つ。
<販売業者の「声」>
2015年01月27日 石油協会 経営実態調査 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fb4b3209231ed1d933e1e0b60b0da6c7
2016年01月27日 経営実態調査・販売業者の声2015 「廃業やむなし」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a371aabd369a4c25afb4e7e2dcf66fcd
2017年01月21日 販売業者の声
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1f841e6d2c617eee67bab984e1550566
2018年01月27日 販売業者の声2017 「SS存続危機顕著」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/174b4434df4661da93c5a046c8931010
全国の地場店の声を共有するため。
ストーブ等の暖房器具限定ならいいのですが、給湯器等のボイラーなどの需要も冬季のみ持って行かれます。
それ以外の時期はオーダーが当方のような地場業者に入るので、地場業者泣かせになるのではないでしょうか?
あと、音楽等を鳴らすのは条例違反になる可能性が高く、買わない方で憤慨されている方もいます。
冬季に灯油購入できない方にはいい商売だとも思いますし、便利に使われている方がいるので、まぁいいかと思うのですが、地場業者としてはキツイなぁと。
あと、期間限定のドライバーさん達は危険物免許は持っているのでしょうか?
ローリーは計量法や消防の検定は受けているのでしょうか?
非常に疑問です。
ドライバーさんの道交法違反ぶりも目に付きますしね。
その通りです。
大口になればなるほど値差の影響も大きいので、どうしても大口顧客ほど安値に流れます。
高値は卸格差によるもので、(全量系列仕入れ店は)粗利は少ないのに「高値」というだけで誤解もされますから、
昔ながらの地場フル店は“損な役回り”だと思います。
純粋に金儲けが目的なら地元で商売はしない方が良いですね。
静かに運ぶことで、買いたい人は買うことができ、
買いたくない人は大音量を聞かされなくてすむ
特にコロナで在宅勤務も増えていると思いますので、
大きな音を出して「今売りに来ていることを知らせる」というスタイルを見直していただきたいです
みんなが幸せな社会を目指して欲しいものです
灯油の宅配は「TYKUL (トウユクル)」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d7c144b7f12874f3cf8443a47a65f16e
昨年10月の記事です。