これは1年前の話です。
FCカード(発券店値付けカード)でトラックや普通乗用車の給油に来られる会社があります。
それまでポリ容器への給油は頼まれたことが無かったのですが、ある日「これにも軽油を入れてぇや」と、トラックの荷台からポリ容器を出されました。
その会社の従業員であるその男性の話によると、
それまで会社にある機械への給油は以前から取引をしていた地元のガソリンスタンドに配達してもらい、仕事で走る分には当店が便利な場所にあるらしく、車両への給油はFCカードで当店を利用されていたようです。
「地下タンク改修の金が出ぇーへん言うて、店畳んでしまいよったんや。せやからポリ容器積んでここまで買いに来なアカンようになってしもた。めんどくさいわ~」
それを聞いた瞬間、
「そら、こんなカード使ったるから店閉めなアカンようになってしもたんや」、とキツイ口調で言ってしまったmasumiさんなのでした。
その会社の従業員の方は、それ以上何も言わずキョトンとして帰っていかれました。
(このおばはん、何を怒ってんねやろ???)って感じだったでしょうね(^^;
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当店も昔、掛け取引をしていた企業が本社の意向でFCカードに切り替わり、当初は店頭給油だけでなく配達分も次に給油に来られたときにFCカードでPOSを通すということを先様の要望に従い行っていたのです。
途中で気が付き配達分は以前の掛け取引に戻してくれるように頼んで、何とか聞いてもらえたので良かったのですが、あのまま続けていたらと思うと・・・(汗)怖っ!
で、どうして今頃になって1年前のことをブログに書くかというと、
「景気回復の機運のなか、現実には業種によって業況が悪化しているところもあり、コスト削減策として一般の掛け売りに比べて割安感がある法人カードに関心を示す需要家が目立っている」、という、22日の燃料油脂新聞、「東京都内で法人カードに関心高まる」という記事を読んだからです。
この大手特約店幹部は法人カード比率を一気に高めたい...だそうで・・・(==;;;
都内は地価も高く、このカードの代行給油手数料に対しての不満は特に高いと聞きます。
“給油拒否運動”を真剣に考えた方が良いのではないでしょうか?