masumiノート

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灯油販売終了@一部ホームセンター

2019年02月14日 | ガソリンスタンド4

2月13日14日燃料油脂新聞より

2/13 週間コスト50銭上昇
2/14 JXTG・出光1円値上げ 昭和シェルは50銭







ガソリンスタンド倒産@2018(東京商工リサーチ)
SS倒産35件 5年ぶり増加 「破産」8件増の30件
負債総額大幅増の63億円


帝国データバンク発表は、SS倒産件数38件 負債総額は78億8100万円
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/127f85fa1a0fb8dd777b8cf35ccd781f



先日久しぶりに「ガソリンスタンドは楽な商売」と言われました。

考えてみると楽な商売かも知れません。油を売っていれば良いのですから。
でもその油を売るための設備投資、維持管理費は半端ないのですけどね。






一部HC(ホームセンター)灯油販売終了
(HCの)担当者は今回の灯油販売終了の理由については明かさなかったものの
「今後、灯油を取り扱う店舗を増やす予定はない」と話した。
要因について、HCとSSの価格差が縮小したことで、集客商品としての価値が薄らいだことが推測される。
今後さらに需給改善が進み、価格差が縮小すればHCの灯油販売が減少することも考えられる。





当店のような系列3者店の仕入れ値と業転玉との価格差はリッターで10円以上という大きなものでした。
系列と業転の卸格差は縮小されたとはいえ、3者店レベルではまだ大きな卸格差があります。
それでも、今日現在ホームセンターと当店の灯油(店頭販売)の価格は、同じです。



燃料油はライフラインという意識で、本当の意味での供給責任という意識で、“赤字でも”“自己資産を食い潰しながらも”営業を続けてきた地場3者店。

集客目的の異業種。

いいえ、
異業種だけではなく、同業者の中にも「量販」或いは「利益は油外で」を目的に安値看板を掲出している業者が今も存在している。



恣意的な卸格差によりガソリンスタンドの数は半減しました。

卸格差によって人為的に淘汰されたガソリンスタンドの多くが、大手が不採算だとして切り捨てた小口配達を不採算を承知で担い続けた地場中小零細店でした。


消費者の皆さん、

思い出してください。

昔、電話1本で即日配達されていた灯油。


その灯油を配達してくれていたガソリンスタンドは、あなたの地域に、まだありますか?



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もう混載なんて出来ないのでは?


2 コメント

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Unknown (one life)
2019-02-14 16:13:29
お久しぶりです。

その灯油を配達してくれていたガソリンスタンドは、あなたの地域に、まだありますか?>そこに目をつけたのが、灯油のルート販売なんですよね。でも、必要な時に回って来ない(アララ

田舎の両親も困った上、LPガス販売店を、灯油を配達する会社にかえました。
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one lifeさん (masumi)
2019-02-14 17:54:48
お久しぶりです。

>LPガス販売店を、灯油を配達する会社にかえました。
かえられてしまったLPガス販売店が自店とかぶってしまうのですが....(汗&(苦笑

巡回業者も卸格差縮小と人手不足で先行き怪しいのでは?と思っており、やっぱり所謂ガソリンスタンド2万店計画は愚策だったと言いたいです。

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