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建値の弊害

2016年01月21日 | メモ(GS業界紙より)

建値化弊害が表出 フルで法人客離れ招く


系列仕切り建値化の弊害はまず大口のインタンク物や入札物、系列販売店の引き取りで現れた。
スポット価格の影響を色濃く受けるこうした分野の価格に「建値では対抗できない」と早々に白旗が上がった。
また「系列販売店も生きて行かなければならない。系列仕切りと業転価格が大幅に違えば買うなとは言えない」と、業転仕入れを黙認せざるを得ない状況となっている(特約店)

そして影響はとうとうフルを支えてきたガソリン法人客にもおよんできた。

調整後の見込みで価格提示できないため「高値と知りつつ提示せざるを得ない」のが実情で、大口客離れという打撃を受けた業者や、共納先への流出を余儀なくされた業者が現れている。

業者の一人は
「これまでに値段で動く個人のお客さまはいなくなった。フルで残っているのは価格で動かないお客さまばかり。そうしたお客さまの信用をも失ってしまった。二度と戻ることは無い」と悲痛の声をあげる。

「戻しを前提に価格表示して、なにもなければ当社が資金ショートしてしまう」と、系列仕切りの建値化がガソリン販売でも手詰まり感を販売業者に強いているのが実態だ。


灯油仕切り価格差広がる 最大15円

別の業者は「中値、高値系列元売から値引き調整があるだろうが、安値系列並の仕切りになるとは思えない」として
建値仕切りの不公平、不透明さにあらためて不満を募らせている。


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