今年2月から始まった新型コロナウイルスのワクチン接種。これまでに350人以上が接種後に亡くなっているが、とうとう接種直後に急死する事態が起きてしまった。

■高知では直後に悲劇

 高知県南国市の集団接種会場で4日、60代の男性が接種直後に倒れ、搬送先の病院で死亡した。県内で接種後に死亡したのは5人目だが、接種当日の死亡は初めてだ。

 南国市の集団接種はファイザー製を使用。少しでも副反応を減らすため、他の会場同様、細心の注意を払っている。市民への説明書には接種不可や要注意の人について、詳細に例示している。接種者は当日、予診票を提出し、医師の予診を受け、接種する。接種終了後は15〜30分の経過観察で問題なければ、帰宅できる。男性は経過観察中に倒れてしまった。

 日刊ゲンダイの取材に対して、南国市は「公式には公表していません」(総務課)と答えた。

 6月23日の厚労省の専門部会の資料によると、今年2月17日から6月18日にワクチン接種後の死亡は355人に上る。接種が先行している65歳以上が9割を占め、心不全、出血性脳卒中、心肺停止が主な死因だ。

 驚くのがワクチン接種との因果関係だ。厚労省の専門家は6月13日までの277例を評価。ワクチンと症状名の因果関係について〈認められない〉が5件、〈情報不足などにより評価できない〉が275件、〈否定できない〉は、なんと0件だ(3症例は評価が分かれ、総数が一致しない)。

 厚労省は因果関係はないと判断しているようだが、本当なのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。

「ワクチン接種の翌日から数日後に死亡するケースが集中しています。もし、持病がある人がたまたま接種後のタイミングで亡くなっているのであれば、ここまで偏らないはずです。接種と死亡に何らかの因果関係がある可能性は否定できません。厚労省がすべきことは、実態を調べて、最新のリスク情報を公開し、ワクチン接種による死亡を極力少なくすることです。因果関係を一切認めずに、次の対策に生かそうとしない姿勢を貫けば、信頼が失われるだけです」

 国立精神・神経医療研究センターなどの調査によると、約11%がワクチン接種を受けたくないと考えている。原因があやふやなまま接種後の死亡が続けば、ワクチン離れが加速する可能性がある。ワクチンとうまく付き合うためにも、355人の死から学ぶことはたくさんあるはずだ。
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