マスク高額転売横行、消費者庁やメルカリが適正売買呼びかけ
2020/02/05 19:26
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200205-567-OYT1T50234
新型肺炎の感染拡大を受け、インターネットサイトなどでマスクが高額転売されている問題で、消費者庁は5日、サイト運営会社などに適切な対応を取るよう要請していることを明らかにした。伊藤明子長官は同日の記者会見で「転売目的での(マスク)購入は望ましくない」と述べた。
マスクを巡っては、ドラッグストアなどで品薄となり、通販サイトで定価の10倍で転売されるなどしている。同庁によると、全国の消費生活センターには「ぜんそくなのにマスクが買えず困っている」などの苦情が寄せられているという。
運営会社側も対応に乗り出しており、フリーマーケットアプリ「メルカリ」は4日、利用者に対し、常識的な範囲での出品や購入を求める通知を出した。
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商売人より消費者の方がよっぽどえげつないんじゃないの?
消費者が「ぼったくり」なんて思っているガソリンスタンドだけど、実際は消費税率にも満たない超低マージンで、それでも窓拭きゴミ捨てというサービスまで行って・・・
オイルショックの時だってうちの店は仕入れ値が上がった分だけ載せて(リッターマージンはそのままで)供給を続けた。
でももしかしたらそれも「ぼったくり」って誤解されていたかもね。
通販のサイトで「マスク」って検索してみた。
数百円のものが本当に何千円の値が付いていてビックリした。
商売人より消費者の方がえげつないね。
今日は雪が舞っていて、来店客の車の上が白くなっていて、冬らしいお天気です。
洗濯物を外干ししてきた私はバカですね~~~~(^^;
2月5日6日4燃料油脂新聞より
2/5 週間コスト3円超規模低下
2/6 JXTG・出光昭和シェル 全油種4円 値下げ幅、現行仕切りで最大
「社説」出光がHC石油事業を買収
>石油業界が販売市場において主導権を取り戻した
首を縦に振らない販売店は多いでしょう。
それに、(複数店舗運営の大手特約店は別として)
1SS運営の個人商店にとって18年は後継者を失くすのに十分な年月です。
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JASSの廉売で30%のSSが閉鎖した“現実” 2020年01月18日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/44149f13f49a15a054e5ff348c695907
コストコセルフSSが原因で(?)29SSが撤退 2020年01月07日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f7d5e4b0c702eae72cd6f21555634813
業転玉は30年も40年も前から横行している。2016年09月03日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/032ce7983ec4d717775a1ae9e7b48579
特約店から販売店への卸は「治外法権」 2020年01月25日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f6714236a9df3728996141ba8520a0a4
2月7日追記
2月5日ぜんせき「論説」消費税10%割れの給油手数料
>手厚い補助率によって費用面の自己負担は極めて少ないが、この資産管理8年の制約が中小SSの自家発設置の足かせになっている。
なぜそうなるのか。
簡略に言えば長年の間、SSの主力商品であるガソリンが非常に低粗利であったこと。
それによりSS経営者は業容の多角化が図れず設備の老朽化への対応が著しく滞った。
収益性の悪いSS業を引き継ぐ後継者は少なく、十分な労務条件も整備できないなか、人材不足も深刻さを増した。
そうした状況は短くみても特性法廃止の規制緩和以降、25年近くは続いてきたことになる。
※
ネット上などではガソリンスタンド減少の理由として、
潰れるのは「サービスが悪いから」「多角化をしないから」などという書き込みもあるけれど、この人たちは何も分かっていない。
商圏によって過当競争の始まりの時期やセルフ比率などの違いがあって、一概には言えないけれど、
事後調整や、或いは“勝手払い”など優遇されている大手特約店や、業転玉で薄めることで粗利を厚くできた販売店もあって、一概には言えないけれど、
>SSの主力商品であるガソリンが非常に低粗利であった。
人員を揃えてサービスを行ったり多角化が可能なのは、
資本力の違いと、粗利に因るところが大きい。
今回ジョイフル本田が石油事業から撤退した。
撤退して店舗が閉鎖されるのなら、周辺のガソリンスタンドは「勝ち残った」ことになるけれど、
店舗は出光が引き継ぐ。
JXTGは廃止したCA方式を、出光は廃止していない。
その昔、当店の近隣に出店してきた2者店(フル)が「赤字でこれ以上は無理」と撤退しようとしたものを、元売がCAセルフにした。
元売が地域最安値か2番手で売価を設定し運営費も出すというCA方式。
絶対に敗退することのない店舗の誕生。
ジョイフル本田のあとをどういう方式で運営するのかはまだ分かりませんが、もしCA方式なら、近隣の同系列店には理不尽この上ないことだろうと思います。