masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

「まいど!」がなくなる

2011年06月09日 | こうちゃんの独り言

元売にはもう地域密着なんて発想はないねんで
家電量販店や大型スーパーと同じや

大型テレビを何十万出して買ったって、次にその店に買い物に行った時には
「毎度、おおきに」じゃなくて
「いらっしゃいませ」や

その他大勢の、初めてのお客様扱いや

顔では無く、ポイントカードの履歴で識別

それでも良いと思うけど・・・

ガソリンスタンドがみんなそうなったら

味気ないなぁ、と思うお客さんも居るやろな

 



こっちもね、↓ ポチッと宜しく。

人気ブログランキングへ



業界の行き着く先は?

2011年06月09日 | ガソリンスタンド

業界用語は読むのがしんどいと思われたら、
一番下のmasumiさんの考えだけでも読んで下さいねm(_ _)m



<6月9日8日の燃料油脂新聞より抜粋>

1、元売の行き過ぎ削減策へ警鐘

「元売は数減らしを進めている。他社系列だけでなく自系列SSの減少も念頭に入れ、拠点整備を行っている」

業転価格に4、5円のブランド料を加えて決める仕切り方式は
「この仕切りでやれない系列特約店、販売店は、なくなっても仕方がないと考えている節がある。
業転、仕切りの価格差が拡大すれば、多くの系列マークを掲げる業者はやれなくなる」(特約店主)の指摘も出ている。

需要が減少する中、こうした数減らし策はSS過剰を解消する方法ではあるが、行き過ぎると弊害も出てくる。

SS過疎地といわれる地域では、SSが営利企業として存続する事が難しくなり、国や自治体が支援に乗り出すケースも出ている。


元売が今の政策を続ける限り、地方のSSは減少し消費者への生活にも不便が生じる。
過疎地でなくても何キロも車で走らなければ給油できないという事態が起きるのは避けられないし、その兆しが出ている。

また、配達業者がいなくなり、高齢者などはますます生活しにくくなる。

大都市圏の過密地域のSSは減ってもいいが、地方では元売の数減らし政策で犠牲になるSSが増えるのは防ぐ必要がある。


東日本大震災でもインフラとしてSSが大きな役割を果たしたことを考えれば、SS数の減少が深刻になる前に対策を講じておく必要がありそうだ。


2、追い込まれる系列SS 仕切価格硬直化でPB化に動く

千葉市の激戦地域では、系列SSのPB化を進める動きが出ている。

ホームセンター併設セルフSSなど異業種PB店の影響などで構造的にガソリン、軽油市況が陥没している地域では
「現行の硬直した仕切価格では元売マークのもとでは経営が成り立たない」
という指摘が以前からあった。

しかし、系列仕切価格の見直しが進む見通しがないため、PB化を進める動きが表面化している。

千葉県ではホームセンター併設SSのほか、超量販を目指すJA系セルフの台頭などから、
ハンデキャップが大き過ぎて勝負にならないという声が強まっている。

地域市況の実情を加味した系列仕切価格を考える必要があるなどという見方が強まっているように、
市況陥没地域では系列SSが厳しい状況に追い込まれている。


3、PBマークが178ヶ所
(青森県内で最多勢力 元売トップはJX系152ヶ所)

青森県内のSS数は一年間で35箇所減り、632箇所に減少した。
PB系は28.2%を占める。

最近数年、PB勢力は拡大の一途をたどり一躍最大勢力に躍り出て県内の勢力図を塗り替えた。


4、30円マージン体制確立

東日本大震災を機に青森県内郡部の販売店はリットル当たり30円マージンが出る販売体制を確立している。

震災後は130円の業転をリットル当たり10円の運賃をかけて新潟から運んだ。
140円で仕入れたガソリンは地元で180円で売れた。
同じ仕入れのガソリンを客の一部には200円でも売ったが、3,4月の混乱期は
「モノがなく儲からなかった」と振り返る。

5月以降は業転が潤沢に流れ始め、値下がりする傾向も強まった。

仕入れ環境は大きく変化し、現状は120-125円程度の業転を仕入れることができる。

元売マークを掲げているが、
「系列モノは月に1-2台しか入れていない」と販売店主は仕入れの大半を業転で賄っていることを明かす。

当該SSは売値を158円(2日現在)に設定しているが、周辺SSよりも10円程高い。


系列玉より仕入れコストの安い業転を他のSSと同値で販売するのでなく、さらに売値を10円高く販売する。

震災直後の経験を生かした仕組みを自ら考案した。

隣の看板価格や周辺の安値店に翻弄され続け、同値あるいは1円でも安く販売しようとする経営者が未だに多い業界のなかで、
当該店の店主は周辺市況より3-5円高く販売してきた経緯があるが今回は一層強めマージン至上主義ともいえる販売体制を実践し始めた。

震災の混乱期を経て、大きく変化しつつある仕入れ環境をうまく捉えて、マージンの確保を最優先に考えた経営方針を貫いている。

30円マージンの確保について、当該店主は
「数量は大して出ないが、今の方が安定していて、はるかに儲かる」と語っている。


・・・・・・・・・・
業転との格差は、特約店マージンと運賃等で、常に8-10円程の格差がある。

嗜好品ではなく消耗品としてのガソリンはどうしても、消費者は安値に流れる。

元売は、ブランド料4円を仕切りに乗せてくる。
当然、それは売値に反映される。
と云う事は、
消費者が元売のブランド料を負担させられているってことになるよね。

私が消費者なら、「はぁ?」ですよ(笑)
「ブランド料って何よ?何でこっちが負担しなきゃいけないのサ?!」
ってなりますよ。

元売くんにはそれが分かっていない(苦笑)


そして、三者店を切り捨てるような今のやり方は、
三者店を頼りにしてくれている消費者をも切り捨てることになる。

・・・って、ことも元売くんには分かっていない。

いや、分かっていてやってるのかもね。

何てったって非情な元売くんだもの。


2の、
>地域市況の実情を加味した系列仕切価格を考える必要がある

うん?それって新仕切りが始まる前に戻るだけじゃないの???(汗)

PB化も、「仕切りが安い」ってことだけで飛びついたら大火傷すると思うよ。
周辺の競合店や自社の客層等々、よく勘案して決めないとね。

4の販売店には唸ったね(~~;

でも、確かに一番、賢いやり方かもね。
(頭に“ワル”とか“ズル”が付くかどうかは別として)

こうちゃんが昔よく言ってたんだけど、
「他所の販売店が業転で薄めようがそれは構わん。値段さえ合わせてくれたら」って。

何でって言うと、
「他所がズルして儲けるのは別に構わない。ただ、お客さんに対して値段の説明が付かなくなるのが困る」

PBにしても、安値で対抗されるわけではないから、「ま、いいか」って思ってもらえるんじゃないかな。

ただ、消費者がどう思うかは知らないけどね。

ふーーーーーーーっ(溜息)
本当に、こんないい加減な業界って他に無いんじゃないのかな?

 


確実なのは
SQマークも元売マークも全く意味が無い
って事だけだね。




あっ!忘れてた!!
今からでも遅くないよ、↓ ポチッと宜しくね。

人気ブログランキングへ