[期日不明(室内の時計によれば)21:15.天候:晴 洋館3F・スイートルーム 井辺翔太]
「う……」
井辺はベッドの上で目が覚めた。
スイートルームというだけあって、確かにベッドは大きく柔らかかったが、とても今はゆっくり寝られたものではなかった。
ベタな法則で上空は雷雲というイメージなのだが、ちゃんと晴れていて月がきれいなくらいだ。
これで状況が把握できれば良いのだが……。
井辺は起き上がった。
スーツの上着は脱がされ、ネクタイも緩められていた。
椅子に掛けられたスーツを着込み、ネクタイも締め直す。
靴はベッドの下に揃えられていた。
その靴も、自分がそれまで履いていたものではない。
だが、サイズはスーツと同じくピッタリなものだった。
(せめて、ここに電話でもあればいいんですが……)
その時、ライティングデスクの上に何かが置かれているのに気づいた。
机の上のスタンドを点けると、それは拳銃とダガーナイフだった。
そしてその下に、井辺に宛てた手紙が置かれていた。
『井辺翔太君へ。
突然こんなことになってしまって申し訳無い。全てはエリオットの謀略である。恐らく今のエリオットは執事を名乗り、いかにもホテルマンといった態度を取っていると思う。だが、それに騙されてはいけない。今、キミはとても危険な状況に置かれている。助かりたければ、すぐにこの屋敷から脱出しなければならない。だが、私は老齢の身、自由に体を動かすことができない。手紙と武器で不躾ながら、取り急ぎそれを第一の支援とさせて頂く。もう既に気づいたかと思うが、この屋敷には色々な仕掛けが施されている。この仕掛けを解かなくては、屋敷から出ることは叶わない。まずはその武器を手に、その部屋を脱出しなさい。正門へ通じる外廊下の扉を開けておいた。恐らく既に封じられていると思うが、まずは正門の封鎖状況を確認し、それからエントランスに入りなさい。それと、そこにある武器だが、当然本物だ。屋敷には人ならぬ者が徘徊している。あいにくとその多くが、キミの味方ではない。もしそやつらを見たら、躊躇なく攻撃しなさい。幸運を祈る。
スペンサー邸家主、ケイン・ローズウェル』
「これは……。(スペンサーという人の屋敷なのに、家主がケイン・ローズウェル?何だこりゃ?)」
井辺は首を傾げた。
拳銃はそんなに特徴は無い。
強いて言うなら、レーザーポインターが付いているくらい。
これならズブの素人の井辺も、照射力が身に付くか?
ズッシリと重く、確かに本物っぽい。
刑事ドラマとかでよく見るタイプに近いので、そんなに強力な銃ではないのかもしれない。
(人ならぬ者……。あのバージョン3.0、46号機とかに効くのか……?)
エリオットが一喝したことで、もう井辺には襲ってこないと思われたが、もしこの手紙が真実だとすると分からない。
シンディが敵対する4.0とかは、ライフルで頭部を1発撃ち抜いたりしているが……。
無論、ライフルより威力が弱いと思われる。
井辺は折り畳み式のダガーナイフをスーツのポケットに入れ、拳銃の安全装置を外した。
「助けてーっ!誰かーっ!!」
「!?」
外から叫び声が聞こえた。
井辺が窓から外を見るが、外廊下には誰もいない。
外廊下に出るドアを開けて外に出、外廊下から今度は中庭を見た。
すると!
「ああっ!」
何度か通った中庭は誰がやっているのか、一応手入れされた庭木が立っている。
そこに、巨大な蜘蛛の巣が出来ていた。
直径は5メートルくらい。
月明かりと、申し訳程度に点灯している外灯の明かりに反射する糸は太い。
何しろ、3階の外廊下から蜘蛛の巣の網目が見えるくらいだ。
その蜘蛛の巣に引っ掛かっている者がいた。
「何だあれは!?」
一瞬、小さい子供が引っ掛かってしまったように見えたが、それにしても小さ過ぎる。
蜘蛛の巣がデカいから小さく見えるからかもしれないが、少なくとも獲物が引っ掛かってそれに近づく黒い蜘蛛よりも小さかった。
黒い蜘蛛は1メートルくらいの大きさ……って、暢気に測っている場合ではない!
「くっ!」
井辺は銃を構え、蜘蛛に向かって発砲した。
ポインターが無かったら、ズブの素人の井辺は外しまくっていただろう。
或いは、助けを求めている少女……あ、いや、少年か?よく分からないが、とにかくそれに当たるかもしれなかった。
何とか蜘蛛を倒した時、既に銃の中身は半分以上、弾が無くなっていた。
「社長……よくこんなもの当てられるなぁ……。今のだって、ちゃんと蜘蛛の腹部とか胸部に当てられていれば、ほんの2〜3発で倒せたかもしれないのに……」
しっかし、あんな化け物みたいな蜘蛛がいるとは……。
本当にここは日本なのだろうか?
さっきの手紙は一応、書き主は外国人のようだが、流暢な日本語で書かれていたし、エリオットもダニエラも日本語を話していた。
「んっ!?」
階段を下りて庭に出る。
蜘蛛の巣から落ちて地面に仰向けになった蜘蛛は、生物ではなかった。
バチバチと火花を飛び散らせ、穴の開いた体からはドロドロとした体液……ではなく、オイルが漏れ出している。
「何だこれは!?ロボット!?」
「蜘蛛型のロボットだよ、お兄さん」
蜘蛛の巣に引っ掛かっているのは、中性的な声を出す少女なのか少年なのか分からなかった。
しかし1つ言えることはその身長は30cm程度しか無く、しかも背中には蝶だかトンボのような羽を生やしている。
「あとはこの気持ち悪い網から助けてよ」
「ああ……あっと!」
その蜘蛛の巣の糸は鉛筆ほどの太さがあり、見た目にとても粘着力があるようだった。
「ちょっと待っててくれ!」
井辺は近くの厨房に入った。
既にもう夕食の時間が終わっているせいか、厨房には誰もいなかった。
「確か、こういう所に……」
厨房の中を探すと、果たしてそこにサラダオイルがあった。
これをダガーナイフに塗りたくる。
乾いた状態ではナイフも網に引っ掛かるだろうが、蜘蛛がどうして自分の網に自分で引っ掛からないかというと、蜘蛛自身が油にまみれているからである。
それを思い出した井辺は、ナイフに油を塗ることを思いついた。
果たして、それでナイフは蜘蛛の糸にくっつくことは無かった。
蜘蛛ロボットが人工的に出した糸であるならば、本当の蜘蛛の糸とは成分が違うのかもしれない。
とにかくそれで糸を切り、妖精によく似た少女……?を助け出した。
「ありがとう!食われるかと思ったよー!」
「蜘蛛ロボットが食べるんですか?」
「さすがに人間は食べないけどねー!」
「はあ……」
「ロボットを捕まえて食べて、それを自分の部品にしちゃうヤツなんだよー。まさか、こんな所に網を張ってるなんてさー。脱走したって聞いてはいたけどー」
「……あっ、あなた!もしかして、地下牢の時計から出て来た……?」
「あっ、もしかして、時計を開けてくれたのもお兄さんなの!?2回も助けてくれてありがとう!」
「あ、いや……。地下牢に関しては、私も助かりました。えーと……私は井辺翔太と申します。せめて、名刺だけでも……失礼。名刺も取られてしまったようです」
「ボクはまだ名前が無いんだ。妖精型として作られたんだけど、作られてからすぐに封印されちゃって……」
「えっ?……あの、もしかして、この建物って……」
「そう。研究所だよ。ロボットの」
「やはり……!」
「うん。お兄さんは何も知らずに迷い込んできた人間なんだね。何人かそういう人間がいて、46さんが殺していたなぁ……」
「あのバージョン3.0、46号機!?」
「でもお兄さん、いい人だから殺されてほしくない。もしあいつが来たら、ボクも何とかするよ」
「あ、ありがとう……って、あの……」
「なに?」
「ボクって……女の子じゃないんですか?」
「ボクは不良品だから、性別の設定も無いんだ。一応、年齢設定だけは12〜13歳ってことになってるけど」
「不良品!?ちゃんと空を飛んでますよ!?」
そう。妖精らしく、ちゃんと飛んでいる。
どういう力学で飛んでいるかまでは、井辺には分からない。
「ボクだって知らないよー。このままここにいても、処分されるだけだし」
「処分!?勿体ない!是非、私と一緒に脱出しましょう!少なくとも私の知っている研究者の人達は、そんなことしないと思います!」
「脱出かぁ……。できるかなぁ?」
「えっ?」
「そうして何人もの人間が脱出に失敗して、悉く死んでいったんだ。だけど、もうそれを見るのも嫌だな」
「努力します。一緒に来て下さい」
「うん、分かったよ。お兄さん……いや、翔太さん」
「よろしくお願いします。後々、あなたの名前を決めましょう。取りあえず、シー君で」
「シー?」
「妖精のことですよ。『ケット・シー』とか『リャナン・シー』とかです」
「……まあ、仮の名前だもんね。後でいい名前、考えてね」
「ええ、まずは部屋に戻りましょう。探せば色々なものがありそうだ」
「うん」
井辺はスイートルームに上がる外階段を登った。
後ろや上空をスーッとシーが舞う。
服装はいかにも妖精という恰好ではなく、上は背中の大きく空いたタンクトップにデニムのジーンズと、とても妖精らしくない恰好だ。
それでも、一緒に行動できる仲間がいるというのは心強い。
幸いシーはこの建物のことについて知っているようだし。
「ああっ!?」
「!!!」
スイートルームに戻ると、2人(?)を待つ者がいた。
それは……。
「う……」
井辺はベッドの上で目が覚めた。
スイートルームというだけあって、確かにベッドは大きく柔らかかったが、とても今はゆっくり寝られたものではなかった。
ベタな法則で上空は雷雲というイメージなのだが、ちゃんと晴れていて月がきれいなくらいだ。
これで状況が把握できれば良いのだが……。
井辺は起き上がった。
スーツの上着は脱がされ、ネクタイも緩められていた。
椅子に掛けられたスーツを着込み、ネクタイも締め直す。
靴はベッドの下に揃えられていた。
その靴も、自分がそれまで履いていたものではない。
だが、サイズはスーツと同じくピッタリなものだった。
(せめて、ここに電話でもあればいいんですが……)
その時、ライティングデスクの上に何かが置かれているのに気づいた。
机の上のスタンドを点けると、それは拳銃とダガーナイフだった。
そしてその下に、井辺に宛てた手紙が置かれていた。
『井辺翔太君へ。
突然こんなことになってしまって申し訳無い。全てはエリオットの謀略である。恐らく今のエリオットは執事を名乗り、いかにもホテルマンといった態度を取っていると思う。だが、それに騙されてはいけない。今、キミはとても危険な状況に置かれている。助かりたければ、すぐにこの屋敷から脱出しなければならない。だが、私は老齢の身、自由に体を動かすことができない。手紙と武器で不躾ながら、取り急ぎそれを第一の支援とさせて頂く。もう既に気づいたかと思うが、この屋敷には色々な仕掛けが施されている。この仕掛けを解かなくては、屋敷から出ることは叶わない。まずはその武器を手に、その部屋を脱出しなさい。正門へ通じる外廊下の扉を開けておいた。恐らく既に封じられていると思うが、まずは正門の封鎖状況を確認し、それからエントランスに入りなさい。それと、そこにある武器だが、当然本物だ。屋敷には人ならぬ者が徘徊している。あいにくとその多くが、キミの味方ではない。もしそやつらを見たら、躊躇なく攻撃しなさい。幸運を祈る。
スペンサー邸家主、ケイン・ローズウェル』
「これは……。(スペンサーという人の屋敷なのに、家主がケイン・ローズウェル?何だこりゃ?)」
井辺は首を傾げた。
拳銃はそんなに特徴は無い。
強いて言うなら、レーザーポインターが付いているくらい。
これならズブの素人の井辺も、照射力が身に付くか?
ズッシリと重く、確かに本物っぽい。
刑事ドラマとかでよく見るタイプに近いので、そんなに強力な銃ではないのかもしれない。
(人ならぬ者……。あのバージョン3.0、46号機とかに効くのか……?)
エリオットが一喝したことで、もう井辺には襲ってこないと思われたが、もしこの手紙が真実だとすると分からない。
シンディが敵対する4.0とかは、ライフルで頭部を1発撃ち抜いたりしているが……。
無論、ライフルより威力が弱いと思われる。
井辺は折り畳み式のダガーナイフをスーツのポケットに入れ、拳銃の安全装置を外した。
「助けてーっ!誰かーっ!!」
「!?」
外から叫び声が聞こえた。
井辺が窓から外を見るが、外廊下には誰もいない。
外廊下に出るドアを開けて外に出、外廊下から今度は中庭を見た。
すると!
「ああっ!」
何度か通った中庭は誰がやっているのか、一応手入れされた庭木が立っている。
そこに、巨大な蜘蛛の巣が出来ていた。
直径は5メートルくらい。
月明かりと、申し訳程度に点灯している外灯の明かりに反射する糸は太い。
何しろ、3階の外廊下から蜘蛛の巣の網目が見えるくらいだ。
その蜘蛛の巣に引っ掛かっている者がいた。
「何だあれは!?」
一瞬、小さい子供が引っ掛かってしまったように見えたが、それにしても小さ過ぎる。
蜘蛛の巣がデカいから小さく見えるからかもしれないが、少なくとも獲物が引っ掛かってそれに近づく黒い蜘蛛よりも小さかった。
黒い蜘蛛は1メートルくらいの大きさ……って、暢気に測っている場合ではない!
「くっ!」
井辺は銃を構え、蜘蛛に向かって発砲した。
ポインターが無かったら、ズブの素人の井辺は外しまくっていただろう。
或いは、助けを求めている少女……あ、いや、少年か?よく分からないが、とにかくそれに当たるかもしれなかった。
何とか蜘蛛を倒した時、既に銃の中身は半分以上、弾が無くなっていた。
「社長……よくこんなもの当てられるなぁ……。今のだって、ちゃんと蜘蛛の腹部とか胸部に当てられていれば、ほんの2〜3発で倒せたかもしれないのに……」
しっかし、あんな化け物みたいな蜘蛛がいるとは……。
本当にここは日本なのだろうか?
さっきの手紙は一応、書き主は外国人のようだが、流暢な日本語で書かれていたし、エリオットもダニエラも日本語を話していた。
「んっ!?」
階段を下りて庭に出る。
蜘蛛の巣から落ちて地面に仰向けになった蜘蛛は、生物ではなかった。
バチバチと火花を飛び散らせ、穴の開いた体からはドロドロとした体液……ではなく、オイルが漏れ出している。
「何だこれは!?ロボット!?」
「蜘蛛型のロボットだよ、お兄さん」
蜘蛛の巣に引っ掛かっているのは、中性的な声を出す少女なのか少年なのか分からなかった。
しかし1つ言えることはその身長は30cm程度しか無く、しかも背中には蝶だかトンボのような羽を生やしている。
「あとはこの気持ち悪い網から助けてよ」
「ああ……あっと!」
その蜘蛛の巣の糸は鉛筆ほどの太さがあり、見た目にとても粘着力があるようだった。
「ちょっと待っててくれ!」
井辺は近くの厨房に入った。
既にもう夕食の時間が終わっているせいか、厨房には誰もいなかった。
「確か、こういう所に……」
厨房の中を探すと、果たしてそこにサラダオイルがあった。
これをダガーナイフに塗りたくる。
乾いた状態ではナイフも網に引っ掛かるだろうが、蜘蛛がどうして自分の網に自分で引っ掛からないかというと、蜘蛛自身が油にまみれているからである。
それを思い出した井辺は、ナイフに油を塗ることを思いついた。
果たして、それでナイフは蜘蛛の糸にくっつくことは無かった。
蜘蛛ロボットが人工的に出した糸であるならば、本当の蜘蛛の糸とは成分が違うのかもしれない。
とにかくそれで糸を切り、妖精によく似た少女……?を助け出した。
「ありがとう!食われるかと思ったよー!」
「蜘蛛ロボットが食べるんですか?」
「さすがに人間は食べないけどねー!」
「はあ……」
「ロボットを捕まえて食べて、それを自分の部品にしちゃうヤツなんだよー。まさか、こんな所に網を張ってるなんてさー。脱走したって聞いてはいたけどー」
「……あっ、あなた!もしかして、地下牢の時計から出て来た……?」
「あっ、もしかして、時計を開けてくれたのもお兄さんなの!?2回も助けてくれてありがとう!」
「あ、いや……。地下牢に関しては、私も助かりました。えーと……私は井辺翔太と申します。せめて、名刺だけでも……失礼。名刺も取られてしまったようです」
「ボクはまだ名前が無いんだ。妖精型として作られたんだけど、作られてからすぐに封印されちゃって……」
「えっ?……あの、もしかして、この建物って……」
「そう。研究所だよ。ロボットの」
「やはり……!」
「うん。お兄さんは何も知らずに迷い込んできた人間なんだね。何人かそういう人間がいて、46さんが殺していたなぁ……」
「あのバージョン3.0、46号機!?」
「でもお兄さん、いい人だから殺されてほしくない。もしあいつが来たら、ボクも何とかするよ」
「あ、ありがとう……って、あの……」
「なに?」
「ボクって……女の子じゃないんですか?」
「ボクは不良品だから、性別の設定も無いんだ。一応、年齢設定だけは12〜13歳ってことになってるけど」
「不良品!?ちゃんと空を飛んでますよ!?」
そう。妖精らしく、ちゃんと飛んでいる。
どういう力学で飛んでいるかまでは、井辺には分からない。
「ボクだって知らないよー。このままここにいても、処分されるだけだし」
「処分!?勿体ない!是非、私と一緒に脱出しましょう!少なくとも私の知っている研究者の人達は、そんなことしないと思います!」
「脱出かぁ……。できるかなぁ?」
「えっ?」
「そうして何人もの人間が脱出に失敗して、悉く死んでいったんだ。だけど、もうそれを見るのも嫌だな」
「努力します。一緒に来て下さい」
「うん、分かったよ。お兄さん……いや、翔太さん」
「よろしくお願いします。後々、あなたの名前を決めましょう。取りあえず、シー君で」
「シー?」
「妖精のことですよ。『ケット・シー』とか『リャナン・シー』とかです」
「……まあ、仮の名前だもんね。後でいい名前、考えてね」
「ええ、まずは部屋に戻りましょう。探せば色々なものがありそうだ」
「うん」
井辺はスイートルームに上がる外階段を登った。
後ろや上空をスーッとシーが舞う。
服装はいかにも妖精という恰好ではなく、上は背中の大きく空いたタンクトップにデニムのジーンズと、とても妖精らしくない恰好だ。
それでも、一緒に行動できる仲間がいるというのは心強い。
幸いシーはこの建物のことについて知っているようだし。
「ああっ!?」
「!!!」
スイートルームに戻ると、2人(?)を待つ者がいた。
それは……。
グリスタ=駅から果てしない距離
わかさ=駅から徒歩5分
アクセスの大ハンデがあってもJ2にさえ勝てない女子野球w
もしかして、J3にも負けてしまうかもしれない。今日はJ3底辺バトル藤枝vs盛岡が行われるが、まさかそれ以上に女子日シリ最終戦は過疎るんじゃね~だろうなw
なぜ第2戦が最終戦なのかは説明すんのダリ~から省くが、女子野球集大成がJ3ザコバトルに負けてしまったら、人気アップを俺は真剣に考えてみたいと思うw
あ、ユニフォームをセクシーにってのはキモヲタが真似すっから駄目なw
先に釘を刺されてしまいましたなぁ……(笑)
後で公式サイトを確認してみますわ。
いや、何か女性の官帽が似合わないのと同じように、何かユニフォームが似合わないような気がするんですよ。