おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の68ページ「図 122-8 「市場シェア」を高めるための取組」を見ましたが、今日は69ページ「図 122-9 「利益率」を高めるための取組」をみます。
下図により、GNT企業が利益率を高めるための取組として重視する事項を見ると、「優れた技術力を活かした高付加価値製品を提供することで、価格支配力を確保する」が73.0%と最も多くなっており、「製造コストを下げるための技術開発・改善活動をする」が52.0%、「特定の顧客に依存せず、独立性を高めることで収益性を上げる」が24.0%、既存顧客との共同開発や、VA・VE提案により製品の付加価値を高める」が22.0%となっていることが分かります。
白書によると、GNT企業の売上高営業利益率は平均10.7%であり、製造業全体の平均の2.9%と比較して、非常に高い収益力となっています。
この理由について、GNT企業は技術力に裏付けられた高付加価値製品の提供を高収益の基本としているが、これにとどまるものではない。
製造コスト低減のために製造方法などの改善を行うほか、共同開発や顧客への提案活動などを通じた、製品価格だけではない顧客への価値提供や、特定の顧客に依存していないがゆえの交渉優位性を保持することで、収益力の向上につなげているものと考えられる、とあります。
利益率が上がらなくて悩んでいる経営者は、上の文言の具体的な取り組みを考えていきましょうね!
昨日は2014年版ものづくり白書の68ページ「図 122-8 「市場シェア」を高めるための取組」を見ましたが、今日は69ページ「図 122-9 「利益率」を高めるための取組」をみます。
下図により、GNT企業が利益率を高めるための取組として重視する事項を見ると、「優れた技術力を活かした高付加価値製品を提供することで、価格支配力を確保する」が73.0%と最も多くなっており、「製造コストを下げるための技術開発・改善活動をする」が52.0%、「特定の顧客に依存せず、独立性を高めることで収益性を上げる」が24.0%、既存顧客との共同開発や、VA・VE提案により製品の付加価値を高める」が22.0%となっていることが分かります。
白書によると、GNT企業の売上高営業利益率は平均10.7%であり、製造業全体の平均の2.9%と比較して、非常に高い収益力となっています。
この理由について、GNT企業は技術力に裏付けられた高付加価値製品の提供を高収益の基本としているが、これにとどまるものではない。
製造コスト低減のために製造方法などの改善を行うほか、共同開発や顧客への提案活動などを通じた、製品価格だけではない顧客への価値提供や、特定の顧客に依存していないがゆえの交渉優位性を保持することで、収益力の向上につなげているものと考えられる、とあります。
利益率が上がらなくて悩んでいる経営者は、上の文言の具体的な取り組みを考えていきましょうね!