中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

後継者を決定する上で重視した資質・能力とは??

2019年07月21日 06時17分11秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2019年版「中小企業白書」84ページ「第2-1-11図 後継者を決定する上で重視した資質・能力」を読みましたが、今日は85ページ「第2-1-12図 事業承継の形態別、後継者を決定する上で重視した資質・能力」を見ます。

下図から後継者を決定する上で重視した資質・能力を、事業承継の形態別に見ると、親族内承継では、「血縁関係」と回答した割合が高いが、それ以上に、「自社の事業に関する専門知識」、「自社の事業に関する実務経験」が高く、知識や経験がより重視されていることが分かります。

役員・従業員承継では、他の形態と比べ、「社内でのコミュニケーション能力(従業員からの信頼、リーダーシップ、統率力等)」と回答した割合が高い。役員・従業員から経営者となる場合、将来のビジョンを打ち出す力や、組織のマネジメント能力、信頼に足る人格を有するかどうかを重視していると考えられる。

社外への承継では、他の形態と比べ、「自社の事業に関する専門知識」や「自社の事業に関する実務経験」を回答する割合は低く、「経営に対する意欲・覚悟」を重視する傾向にあると考えられる。

後継者は本来誰であっても重視する能力は同じにしなければならないはずなのに、これができないから、血族への承継は難しくなってしまうのでしょうね。。。

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