からっと晴れた昨日、床の間の掛け軸の架け替えをしました。
これまで架けていたのは、季節を選ばない南画風のものでしたが、
それを架けたのは昨年の秋だったので、
何と半年以上も架けっぱなしだったんですね~。
お正月も架け替えをしなかったとは、自分でも驚いています。
これまで架けていた掛け軸に羽根バタキを丁寧にかけ、箱に仕舞い、
今回はこの掛け軸にしました。
これは、大徳寺派大仙院の尾関桃林和尚の一行書「日々是好日」。
この掛け軸は銀婚式の記念にと、
当時住んでいた小倉のデパートで買い求めたもので、
もうあれから二十数年の歳月が流れたのだと思うと感無量です。
我が家にある掛け軸で一行書はこれ一つで、
何故か、今の時期にはこれがいいのではと思ったのです。
いろいろなこだわりをさっぱり捨てて、
その日、その日をただありのままに生きる、
そんな清々しい境地になりたいという思いを込めて、
この掛け軸にしました。
風鎮も表装の色に合わせてこんな感じにしました。
如何でしょうかね~?