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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

百合と俳句

2020年05月31日 | つれづれ

今年もユリが咲きました。

一、二日前までは、まだ蕾が硬かったのに、

今日のお昼に気が付くと2輪開いていて、


その他の蕾もかなり膨らみ、今にも咲だしそう。

まだ2輪しか咲いていないけれど、近づくと強い香りがして、

この香りをかぐと、もうすぐ梅雨だな~という気持ちになります。

咲くと、ちょっとうつむき加減になるのも風情があり、いいものですね。

美人に例えられる所以でしょう。

百合は多くの俳人に詠まれていますが、

正岡子規の、「うつむいて 何を思案の ユリの花」の

俳句はよく知られていますね。

杉田久女の、
「卓の百合 あまり香つよし つかれたり」という

俳句もありますよ。

俳人達がその特徴を的確に俳句にしているのに感心します。