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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

トルコ

2011年12月01日 |    トルコ

11月23日から30日まで夫とトルコに行って来ました。添乗員さん付きの旅行で、のんびりと皆に付いて旅しました。

今の時期のトルコは日本より少し寒いかな~という位の気温で、旅行のベストシーズンではない様ですが、お天気に恵まれて楽しく観光出来ました。

福岡市から成田経由でイスタンブール ⇒ トロイ ⇒ ベルガマ ⇒ エフェソス(セルチュク)     ⇒ パムッカレ ⇒ コンヤ ⇒ カッパドキア ⇒ イスタンブールの順に巡りました。

イスタンブールからマルマラ湾沿いの道をバス移動の後、ダータネルス海峡をフェリーで渡り、トルコのアジア側に入り、再び約1時間位のバス移動でトロイに着きました。

トロイはホメロスの伝承を信じ、トロイの実在を確信したシュリーマンが発掘した古代都市で、遺跡発掘のヒサルルクの丘の周りには、今は集落はなく、ただただ風が吹いているだけでした。

遺跡入り口には、トロイ戦争のエピソードにちなんで、現代の人々が想像して作った巨大な木馬があり、内部に登ることが出来る様になっています。

Photo <トロイの木馬>

Photo_2 <遺跡入り口の城壁>

下の写真は、シュリーマンがプリアモス王のものとされた財宝を発掘した場所だそうです(BC2800年頃~BC2200年頃の遺跡)。

Photo_3 <財宝発掘現場>

下はシュリーマンが発掘したプリアモス王の財宝の一部を身に着けた、シュリーマンの妻ソフィアの写真です(この写真はネットより拝借)。これらの財宝は戦後ベルリン博物館から消えて行方不明になっていたそうですが、現在はロシアのプーシキン博物館に保管されているとのことです。

<プリアモス王の財宝を着けたソフィア>

下の写真は、伝承によるとトロイ戦争時に、ギリシャが城門前に置いた木馬を、トロイが城門内に引き入れたとされている傾斜路です(BC1280年頃~BC1200年頃の遺跡)。

Photo_4 <城門前の傾斜路>

下はBC1200年頃~紀元前後頃の神殿の遺跡で、いけにえを捧げた台座や油を採ったとされる丸い穴が見えます。

Photo_5 <神殿跡>

途方もない長い期間に市が重なって出来上がったヒサルルクの丘の遺構は、学術的には時代ごとに9つの市に分けられるそうで、時代毎に区分の表示がしてありましたが、私達素人にはよくわかりませんね~。

Photo_6 <時代区分の表示>

今回のトルコ旅行を幾つかに分けて書こうと思いますので、お気が向いたら、又ご訪問下さい、よろしく~(^-^)

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