エーゲ海沿いのエフェソスから東に向かい、トルコ内陸部のパムッカレに行きました。ここには丘を流れる石灰を含んだ温泉水が、長い年月をかけて不思議な造形美を作り出している石灰棚があります。
石灰棚がある丘は、車窓からはこんな感じで見えてきました。
丘の上までバスで上がり、上から白い石灰棚を見ました。パムッカレとは「綿の城」という意味だそうですが、丘の斜面に温泉水を満たした幾重もの白い石灰棚がある風景を、実際に目の前に見た時は感動しました!
よく雑誌などで見かける写真は、斜面の白い石灰棚を横から撮ったものが多い様ですが、観光客はその様な場所には行けないので、少し迫力不足の写真ですが、下の様な感じです。
以前はこの斜面の白い石灰棚に人が入れたのだそうですが、現在は保護の為、入場禁止でした。そして一番上のごく一部の石灰棚にだけ、人が入れる様になっていました。私も入って見ましたが、温泉水なのでほんのり温かかったです。
丘の上から石灰棚越しに下の町がみえました!
パムッカレから更に東に進み、コンヤという街に行きました。ここには、テレビで見られた方も多いと思いますが、白くて長い裾が広がった衣装でゆるやかに踊る、施舞の儀式(セマ)で知られる、イスラム神秘主義のメヴレヴィ教団を創設したメヴラーナ・ルーミの霊廟があり、ここを見学しました。この霊廟は現在博物館になっています。
トルコ人のガイドさんによるとコンヤは保守的な宗教色の強い街だそうで、街を歩く女性達も、裾まである長いコートを着て、髪の毛をすっぽり覆うスカーフをしている人が、他の街よりずっと多かったです。しかし人口85.7万人の街には活気があり商都として繁栄している様でした。
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