日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

お彼岸

2011年03月21日 | つれづれ

今日はお彼岸の中日です。一日中冷たい雨が降っていますが、夫と私の実家のお墓へのお参りは昨日すませていました。

お寺から届いた「春の彼岸法要」の案内には【「彼岸」とはサンスクリット語「パーラミター」の訳で、彼岸に到るという意味です。迷いに満ちあふれたこの世(此岸)から悟りの世界(彼岸)へ到る事を願って行いを慎む期間とされています】とありました。

私達は欲や迷いにとらわれている心と、迷いに染まる事のない心の二つの心を持っています。今日のお彼岸という機会に迷いに染まることのない自分に目覚める事が大切だと思います(とはいえなかなか難しい事ですよね...)。

 

 

 

 

 


新JR博多駅ビル(JR博多シティ)

2011年03月19日 | お出かけ

ブログ開設準備中に東北関東大震災がおき、連日この世のものとは思えない光景が報道されています。ここ3、4日は原発事故も加わり、被災された方々には何とお見舞い申し上げたらよいのか言葉も見つかりません。

そんな中、東北地方から遠く離れた博多に新装開店した新博多駅ビル(愛称JR博多シティ)に行ってみました。震災報道前の新博多駅ビルには、多くの人々が訪れお祝いムードが漂っていると、連日地元テレビが報道していましたが、今日行ってみると、人の数が心なしか少なく、鹿児島方面への新幹線も空席が目立つなど、人の動きが震災前と較べて違ってきている様で、外出を控えている方が多いのでしょう。

新博多駅ビルは毎日の列車の動きを止めることなく、旧駅の博多井筒屋等が入っていた上階部分を壊し、同じ場所に床面積を拡げて新しい駅ビルを建てたのですが、どうやって建て替えたのか私には想像さえ出来ません(驚!)。工事中何回も旧博多駅を利用しましたが、確かに列車はいつもと変わる事なく動いていましたし、人の動線が少し変わるくらいで駅はキッチリ稼動していました。今でも狐につままれた感じがしています。

駅前広場から通じるコンコースは、柱に白地にブルーの模様の有田焼のタイルが貼ってあり明るくオシャレな空間に変貌していましたが、トイレなどは元の場所と同じで戸惑うことはありませんでした。最新の設備を取り入れ、元からある部分の基本的構造はある程度残して建て替えた様です。

9、10階は「くうてん」と呼ばれるレストラン街で、九州初上陸のお店も数多く、かなりの混雑ぶりでした。またこの階にはテラスが作られていて、博多口側の様子を高い所から見渡せるのもいいですね。

旧博多駅は47年前に建てられたので、次の建てかえは約50年後位になると考えられますが、それを見ることは出来ないなぁなどと思いながら真新しい駅をあとにしました。

P1050708_8<新JR博多駅ビル>