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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

えっ!

2011年03月26日 | つれづれ

昨日の「復旧作業中の東電関連会社の作業員3人がタービン建屋内で被ばく」の報道には思わず「えっ!」と息をのみました。

3人はこの窮状を救うため危険を省みずタービン建屋に入り危険な作業をされていた方々です。

報道によると「3人は長靴ではなく普通の作業靴をはいていた。現場には深さ15センチの水がたまっていたが、暗いので気付くのが遅れてくるぶしまで水につかった」とのこと。私などの素人からみると、この事故は原始的な失敗に思えてなりません。東電は3人に足の指先を含む完全防護服を着用させるべきではなかったのでしょうか。

24日の「3号機制御室に点灯」との報道に、これから一歩一歩復旧が進んでいくのではとの私の見通しは甘かった様です。

地震津波による福島第一原子力発電所の事故により、国の原子力政策の見直しが行われると思います。地震大国の日本には原子力発電はふさわしくないとは思うものの、エネルギーの大半を海外に頼ってる日本としては、核燃料サイクルの確立、環境問題等を考えると簡単には原子力発電を手放せないのも現実なのではとも思います。いずれにしてもこの問題の見直しは、堂々巡りになる可能性のある難しい問題ですね。

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