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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

てくてく歩きのパリ ~エッフェル塔~

2020年02月06日 |    パリ(2019)

世界中から親しまれ、その名を知らない人はいないパリのモニュメント、エッフェル塔に上りました。15年程前に娘と来た時に一回上ったことがありますが、その時は3月末頃だったので、今回と違い待ち時間も少なく割合楽に上れた気がします。今回は9時ちょっと前にエッフェル塔の真下に行ってみるとチケット売り場に既にぐるぐると長蛇の列が出来ていて、これは半日仕事だなという感じでした。
 

第3展望台までのチケットを買って、辛抱強く待っていると1時間半位で順番が来て、エレベーターでまず第1展望台に上りました。真夏の明るいパリの景色が目に入ってきた時は、嬉しくてちょっと興奮しましたね(^-^)

下の写真は第1展望台から撮ったもので、エッフェル塔斜め下辺りにあるセーヌ川真ん中に浮かぶ「白鳥の小径」が写っています。「白鳥の小径」には3つの橋が架かっていますが、一番手前の橋は2層式のビル・アケム橋で上部は地上に出たメトロ6号線が走り、下部は人と車が通れるようになっています。この時は6号線は閉鎖中でしたが、写真にも線路に工事用の車が写っていてそれがわかりますね。「白鳥の小径」の先端にはニューヨークの7分の1の大きさの自由の女神(11.5m)が立っていて、この写真にも小さく写っています。これはフランスがアメリカに贈った自由の女神のお返しに、在仏アメリカ人より贈られたものだそうです。

<「白鳥の小径」>

 
<シャイヨ宮>                    <シャン・ド・マルス公園>

上の写真は第1展望台から見たシャイヨ宮やエッフェル塔真下のシャン・ド・マルス公園ですが、第一展望台は低いところから見るので、見たいものがはっきり見えていいですね。

第1展望台をひと回りした後、エレベーターで第2展望台に上がりました。第2展望台も塔の周りを廻れるようになっていて、下の写真ではセーヌ川をはさんで右岸、左岸が写っています。


セーヌ右岸のこんもりした木立の中に、5日前に観光したプチパレやグランパレが写り、アレクサンドル3世橋で左岸につながっています。写真の真ん中辺りにコンコルド広場が写っていますが、コンコルド広場北側一帯は
パリの中心部です。


見にくいですが写真のほぼ真ん中に、これから行くつもりのアンバリッドが写っています。右側に小さく写っている黒い高層ビルは209mのモンパルナスタワーで、
写っているのはセーヌ左岸一帯です。


エレベーターで第3展望台にも上がりましたが、第3展望台は屋内だけで屋外に出られず、とても狭く、窓も曇っていて写真を撮る気になれず、すぐに下りて来ました。

以前娘と上った15年前は、展望台では日本語が時々耳に入ってきましたが、今回は全くといっていい程日本語は聞こえて来ませんでした。夫と二人で慣れない自撮りで写真を撮っていたら、ロバート・レッドホード似の中年のハンサム氏が近づいて来て撮ってあげましょうと言われ、私達の写真を撮ってくれました。二人で写っている写真が少ない今回の旅行で、貴重な思い出の一枚になりました。