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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

スロベニア、クロアチアへ ~夢のドブログニク~

2018年05月30日 |    クロアチア、スロベニア

ボスニア・ヘルツェゴビナの町、ネウムを出発後、1時間半位経った頃でしょうか、ついにこの旅のハイライトであるドブログニク入口に到着しました。ドブログニクはドリア海に面した都市で城壁に囲まれた旧市街と西側の新市街からなっています。城壁に囲まれた旧市街には中世の面影が残り「アドリア海の真珠」と称えられています。

テレビなどに映ることはあまりありませんが、町の入り口にはこんなドブログニク大橋があり、この橋を渡ってドブログニクの町に入ります。橋の向こうの町はよく知られたドブログニク旧市街ではなくドブログニクの新市街です。写真の様に、この日も大型船が入港していました。
<ドブログニク大橋>

新市街からしばらく走行してドブログニク旧市街に入ります。旧市街西側にあるピレ門が見えてきました。
<ピレ門>

旧市街に入り、町の後ろにそびえるスルジ山にロープウェイで登りました。この日は最高のお天気で山頂からは思っていた通りの美しい景色が望めました。紺碧のアドリア海とオレンジ色の屋根瓦の対比は息をのむほどの美しさでした。
         

西側には新市街が続いています。
<新市街>

ロープウェイから降りて、世界中から訪れた観光客であふれる旧市街を自由に散策しました。旧市街は徒歩で充分歩き回れる広さで、歴史的な石造りの建物が続く石畳の道をのんびりと散策しました。堅牢な石造りの建物が続いています。

<大聖堂>
<総督邸>

下の写真の奥の建物はかっての税関、保税倉庫跡ですが、その後ろに一部写っているのが先程登ったスルジ山です。
<税関(スポンザ宮殿)>

下は世界中からの観光客がそぞろ歩く、メイン通りのプラツァ通りです。他の通りより道幅が広く、カフェのテラス席や土産物店が軒を連ねています。フランシスコ会修道院の鐘楼がずっと奥に小さく見えています。
<プラツァ通り>

フランシスコ会修道院の前辺りは広場になっていてオノフリオの噴水と呼ばれる15世紀からの噴水があります。何度も修復されて現在の姿になったそうですが、写真に写っている蛇口部分の四角い石の彫刻だけはオリジナルだそうです。大勢の人がこの広場に集まっていて賑やかな場所でした。
<オノフリオの噴水>

オノフリオの噴水の横で絵を描きながら売っている絵描きさんから、ドブログニクの思い出にこんな小さな絵を買いました。


非常にいいお天気の日で憧れの旧市街をそぞろ歩き、うっとりする様な一日を過ごしました。