4月22日から29日まで、夫とスロベニア、クロアチアに行って参りました。旅行から帰って2、3日後に風邪をひいてしまい、咳がひどく今もまだハッキリしない健康状態で、いつもの日常が取り戻せていません。少し元気が出て来たので旅行のブログに取り掛かってみました。
現在日本からスロベニア、クロアチアには直行便がなく、私達のツアーは羽田からフランクフルト経由でスロベニアに入りました。そしてオーストリアとの国境に近い場所にあるブレッド湖から観光が始まりました。
ブレッド湖畔のホテルに到着したのは夜で、翌朝一人でホテルの周りを散策しました。この辺りは湖畔のリゾートらしくホテルが沢山建っていて、それを縫う様に個人の別荘や、もともとここに住んでいらっしゃる方々の家が点在している、そんな場所でしたが、散策の途中にこんなものを見つけました。
日本でいうお地蔵様のようなものでしょうか、この場合はマリア様とイエス様のようですが、この地の人々の信仰心をかいま見たように思いました。日本のお地蔵さまと違って、ガラス窓になっていてキッチリ鍵がかかっていました。
ブレッド湖はスロベニアを代表する景勝地らしく、周りの山々と鏡の様に澄み切った湖からなる美しい風景は「アルプスの瞳」と称えられているそうです。今はホテルになっていましたが、以前この国を統治していたチトー大統領の別荘もここにありました。
湖に浮かぶブレッド島へ、30人乗り位の手漕ぎボートで渡りました。ホントに静かな所で私達船に乗っている人達の話声以外は、何も音のない世界でした。
この島にある17世紀に建てられたバロック様式の「聖母被昇天教会」を見学しました。内部は修復中の様でしたが、下の写真のように天井からロープが下がって来ていて、これを引っ張って鐘を鳴らすのが人気らしく私も並んで鳴らして来ました。かなりの力がいりましたね~
<「聖母被昇天教会」>
この教会の鐘楼には観光客も登れるようで、木の階段はそこまで急ではなく幅も割合広く登りやすかったです。上はこんな感じになっていました。
<鐘楼内部>
教会見学後、先程のボート乗り場から対岸を見ると、深い森と湖の調和が美しく、森の中に今はホテルになったチトー大統領の別荘だった建物が見えました。帰りに近づくとこんな感じでした。
フレッド湖を後にする時に、この辺りのビュウポイントに案内してくれました。2000m以上のユリアンアルプスと、湖やブレッド島、教会が織りなす雄大で美しい心癒される風景でした。