ロンドン郊外にあるフライヤーパーク。
ジョージハリスンが1970年1月、取り壊される寸前に買い取り、終生住み続けた所。
(現在もオリビア夫人が住んでいる模様)。
George Harrison's Friar Park. Amazing New Book!
1919年に亡くなった元オーナーのサー・フランキー・クリスプのことをジョージは歌にまでしている。
(プロデューサーのフィル・スペクターが、もっとポピュラーな歌詞をつけたらヒットする、って、
歌詞の変更をすすめたが、ジョージは応じなかった、というエピソードの残る曲です。)
George Harrison - Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll) - Lyrics
( ↓ ) こちらは、シタール奏者でジョージと親交の深かったラヴィ・シャンカールがフィーチャーされた映像。
(娘のアニューシュカもまたシタールの名手。(十二音階の狭間に在る音))
庭の造園を愛したジョージのフライヤーパークでの暮らしぶりもよく分かる素晴らしい映像だ。
Friar Park by Ravi Shankar
( ↓ ) 内部を見学したりはできず、門までしか行けないようですが、
ジョージ自らが中を案内してくれるのがこの曲。
まさしく「イギリスはスピリチュアルだ」を地でいくようなジョージ。
霊(スピリット)を邪悪な呪いの象徴ではなく、ある日突然私たちの心に触れては、人を覚醒し、
これまでにない世界を感じさせてくれるものと捉える。
そのような何かが、心を横切るのを待つ。
George Harrison - Crackerbox Palace
<以前に取り上げたジョージの記事>
断片の煌き 其の壱 ~ 中途半端を恥じるのがみみっちいことかもしれない
断片のキラメキとはそういうことだったか ~ 断片にある真実と祈りについて
ロンドン中心部のパディントン駅からオックスフォード行きに乗り、トゥワイフォードで乗り換えてヘンリー・オン・テムズまで
一時間程度で行けるみたいだ。
ウィンザー城を挟んで、南側にはアスコットがある。(ロンドン郊外のアスコット、ケンウッド)
前の記事にも書いたが(ロンドン郊外のアスコット、ケンウッド)、
ロンドン郊外まで足を延ばせる時間があるとして、
ヒースロー空港を中心に整理・一望しながら、
数あるオプションの選択に迷う。
ウォータ―フォールズ撮影地のクレアモント・ガーデンズか(スッカン沢 (Waterfalls)、
アスコットか、
フライヤーパークか。
それともウィンザー城か。
どのみち、オプションだと考えて、汲々せずに旅を愉しみたい。