ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

ポールの新作、そして栄光の11月がやって来る

2013年10月27日 | 日記

 いよいよ その日が近づきつつあります、ポール来日公演。

季節外れの2度目の台風が、今度は関東を直撃することなく通り過ぎ、
10月に入っても夏日が続く異様な天候だったのが、一気に冷え込んで秋めいてきました。

Out thereツアーと銘打たれた今回のツアー、
″そこに行くよ″って意味合いと、″ぶっ飛んでる″って意味とのダブル・ミーニング。

New !でも採り上げたポールの新曲をもう一度。

ライブへの期待感がワクワクと高まるような映像です。

70歳にもなるポール、若い頃とはまた違った格好良さがあります。
エラぶるわけではないのにどこか矜持を持った佇まいというのでしょうか、
ただの年寄りと分けるものは何か、そのようなことまでポールは教えてくれるような気がします。

10/14にはニューアルバム「NEW」も発売になりました。

今のポールのバンド、ステージでの演奏は前回のDriving Tour然り、凄まじく素晴らしいバンドだと思いますが、
レコーディング・バンドとしては正直言って、、ポールの「らしさ」を引き出すバンドではないのかも、と感じたりもしました。

バンド・レコーディングによる2000年代になってからのアルバム2作(Driving rain, Memories almost full)が、いずれもあまり好きでないからです。
いつものアルバムに入っていたポールらしい甘美なメロディを持った曲はどこかへ置き忘れてしまったかのように、
時としてインスピレーションを得ないままにバンド演奏を楽しむがままに録ったようにも聴こえるサウンド。

間に発表されたポールのソロ(Chaos and creation)の秀逸さや、Fireman名義のアルバムに溢れる豊かなアイデアを聴いてしまうと、力のあるバンドなのにどうしてなのか残念にも聴こえる。。

″ヒップでエッジのある傑作を作りたがってるポール″が3人の若手プロデューサーと組んだ本作、も最初一聴した印象は、

・・・ あ、またあのバンド・サウンドだ。

( ↓ ) イコライザーで好きなサウンドのエッジを立たせたりして、自分の好みの曲順に仕立て直す。
前作の定番ソングを入れて、秋冬向けの一枚にしようとしています。

傑曲はないかもしれないけど、随所にきらめく断片やフレーズやアイデアが聴こえてきておもしろい。

昔から、曲の中に数小節ほどの小唄を添えたりする時のポールの曲は、断片がとてもきらめいていたりする。
(Driving rain でもHeatherの最後についてる小唄はとてもスイートだったし、I doという曲の断片に感じた煌めきを今作のLooking at herに感じたりもする。)

ヒップに、エッジを持って刺さってくるフレーズの数々、、

 

( ↓ ) 同じような曲調のナンバーとしてはAlligatorが気に入ってるのですが、これはイギリスの子供の遊び歌に出てくる"Queenie eye"っていうフレーズを使ったヒップな曲。

人々のシャウトを聞け、Yeah, hey ,  yeah , hey

Paul McCartney - Queenie Eye (Official Video)

歌詞カードをスキャンして、気になったところを切り抜いて、コラージュ風に貼り付けるというのは、我ながらおもしろいアイデア、

そして、意識の変性が始まるようなスローモーションへと変わる、ビデオの後半部分、
″Let's shout, Hear the people shout, Yeah! Hey! yeah,hey! " の部分の訳を一行入れる一作業が面白い効果を生むことに気づきました。

不思議なことに、映像のフレームが強化されて、シーンが意識の上にクリアに浮かび上がって来たのです。
映像を感じる意識のセンサーが強化されたような感じです。
これまでもあったことですが、わざわざブログに起こす面白さはこういうところにあるのかもしれません。

ポール・マッカートニー 「QueenieEye」新曲MV 豪華ハリウッドスター勢ぞろい!ZIP

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

She's got a way ~ 弾語りの道は遠く

2013年10月19日 | ツールとしての音楽

8月初旬にピアノを購入してから、もう3ヶ月になろうとしていますが、なかなかモノになりません。

レット イット ビーはまだまだイメージに遠い仕上がりなのですが、いつまでも立ち止まっていても面白くないので、ビリー ジョエルのshe's got a wayを2曲目に選びました。

黒鍵コードも多数、Aメロの終わりの2つのコード、E♭maj7 と Fsus(add2)とかになると、弾いている音や鍵盤の押さえ方がはたして正しいのだろか、って感じで自信が持てません。

しかし、スポットで見ていただける先生のおかげで、なんとか曲に聞こえるようにはなってきました。

初心者なのに左手が初めからちゃんと動いてる、とお褒めいただいたのがせめてもの救いです。。

ほんとはこういう曲なんです。キレイな曲なんです。。ヽ(;▽;)ノ

 

ビリー・ジョエルはスタローンに似ている。

(この映画「ラインストーン」、スタローンの歌声が聞けます、声もどこかしらガラスのニューヨークの頃のビリーに似ていると思う。)


 

初心を忘れてはいけません、上手く弾いてやろうとか そういうことよりも、瞑想するように、音楽を通して、意識を磨いてゆこうとしていたのでした。

でも、いつか弾語りがアップできますように。☆彡

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[2013年10月] ようやくのニューメンバーズコンペ ~ ゲット・イット

2013年10月14日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

先日、午後スルーでのラウンド復帰を果たしました。

そして今日は、以前鹿沼の大地でご一緒したセンパイ諸氏2名もマイホームの会員になるとのことで、コース主催のニューメンバーズコンペに急遽参戦とあいなりました。

申込ラウンド([2013年1月 ホームコース申込ラウンド] ☆彡 アルバトロス達成 ☆彡)の後、がんのアクシデントに見舞われて、ホームコースから届く案内DMを横目に長らく悔しい思いをしていましたが、ようやくメンバーらしいイベントへの参加です。

しかし、乗り越えるべき不安のタネがひとつありました。

毎朝タルセバを服用して7サイクル(3W×7サイクル=21W)を終えようとしているのですが、
ここのところ、分子標的薬といいながらも上皮組織にアタックするタルセバの副作用、ぐりゅぐりゅとしたお腹への攻撃がきびしくなっているのです。

タルセバは服用後1時間は食事不可という制約があり、私の場合、
毎朝5時過ぎに服用したあと、1時間程間を空けてから、野菜ジュースや食事を摂るのが日課になっています。

そして、ちょうどその頃、お腹への攻撃が始まります。

なので、午後スルーはともかく、朝からのゴルフには慎重にならざるを得ません。
5時半集合に向けて、4時半過ぎに家を出るために、これまでなら4時に起きれば良かったのですが
3時過ぎには起きだしてまずはタルセバを服用し、1時間様子を見てからの出発です。
副作用の現れ方は日によって強弱があるので、その日の様子が分かってからの午後スルーラウンドへの抵抗感はあまりないのですが、
早朝からのラウンドは、それなりに勇気というか、思いきり、を必要とすることだったのです。

さくら草INからのスタート、

例によって大叩きのホールがあったりして、参加50名中35位という、さえない結果でしたが、
最後まで無事ホールアウト出来たことを素直に喜びたいと思います。

新しくメンバーになられるというセンパイ諸氏2名も同組で、緊張感をもって楽しくプレイできたので、
お腹の具合も忘れてゴルフを楽しめたのだと思います。
今日は昼食時にビールを控えることも考えていたのですが、結構飲みましたし、
後半アウトの3ホール連続parのあたりでは、一番いい時のフィーリングも蘇ってました。

(クリークや池のある6、7番でやってしまって、スコアはさえないですが。)
7mくらいのパットも決まるし、アプもいいし、なんで100叩きしてるのかわからないくらい。

 もっとも、帰り、友人を送って一人になってから、やっぱりアタックが来ていることに自覚が及んで、休憩を入れながらの帰宅となりましたが。。

ふぅ、まずはやれやれ。 You've got to get it ,  Get it が下痢に聞こえる。

You've got to get it, mm mm, you've got to get it   おまえ、ゲリなんだって, mm mm, おまえはゲリなんだよ
Don't forget , it doesn't come around again            忘れんなよ、 二度とは来ないから安心しろ
You've got to get it mm mm, you've got to get it  ははは、またゲリだ , Mm mm , ゲリだよ
And you've got to get it good           まぁ、せいぜい上手くやりなよ。

I wanna get it, mm mm, I wanna get it                    おれもゲリになりたいぜ、mm mm , ゲリになりたいよ
and I wanna get it good              ゲリは最高だぜ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノ・デモとブロウ・アウト ~ ジョン・レノン

2013年10月13日 | お気に入り♪(ビートリー_見つけもの)

Rea loveのデモはよく耳にするが、こいつはちょっと違う。

1:50過ぎ辺り、ピアノのトーンが一段と郷愁を増し、I'm stepping outのフレーズに繋がり、

2:50過ぎ辺りから、ふたつの曲が渾然となったままに 繊細なピアノのメロディがふたたび立ち上がる。

口笛で覚えのあるフレーズをなぞりながら、やがて言葉を探るようにハミングしながら、謡うべきフレーズを探し始める。

こういう遊びができたらいいのに。

いまだ歌にならないピアノですが、弾きやすい転回形を探りながらなので、クラシックなんかと違ってあんまりカッチリした形にとらわれることがない。

その代わり、原曲のニュアンスすら感じられないほどにハーモニーもテンポも崩れてしまったりもする。

演奏の基本やヒントは音符の中にあるが、YouTubeを見ていても、弾き方や鍵盤の押さえ方はさまざま。

Let it beは、どうもオリジナルの雰囲気が出ないけど、気を長く持って、じっくり磨いていくつもりでいこうと思います。

二曲目に選んだShe's got a way は、コードが複雑になって、パートのあいだのつながりもまだまだ。

(一曲のつながりに至らず、曲の断片や切れ端で遊んでるみたいな風ですが、必ずしも曲に仕上がらなくても愉しめるかもと思い始めた。)

( ↓ ) 映像は映画用にメイキングされたものなのだが、一瞬あれれ、ほんもの!?って思うほど。

    ブロウしまくるジャズ・テナー、みたいなフォーマットにもハマる、すごいわ、ジョン レノン。 
       この頃のジョンレノンは、ハロウィンに出てくる魔女の出で立ちに似ている。まるでギターが箒にみえる。
    裏拍の引っかかりにジョン レノンの特徴があるってのを読んだけど、ブレーキングの効いた踏込みが、くいくいっって食い込んでゆくのだ。 

どんな風だって愉しめればいいのだ、
曲になっていようが、一曲未満でもね。 Listen, listen !

Whatever gets you through the night
It's alright, alright
It's your money or your life
It's alright, alright

Don't need a sword to cut through flowers
Oh no, oh no

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生に付き添って、共にそぞろ逍遥する

2013年10月05日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

何でもまとめればよいというものでもない。

纏まりへの道程途中にあって、纏められたら失くなってしまいそうなところが面白かったりもする。

もっと時制をもじったゲームに興じるべきなのだ。 
始めから終わりへと一方向に流れる時制、

時制に沿って残された結果だけにとらわれがちだが、
総括された結論だけでよいのなら、そこに至る過程を描く物語というものに存在意義はあるのか。
しかし、物語られる、そのふくよかな煌めきこそがすばらしい。
ラストシーンから撮り始める映画があるように、逆の流れを立ててみてもよい。
時制の制限を免れたフレームワーク。

私の老年前夜
長塚 京三
筑摩書房

俳優 長塚京三さんの書く文章がユニーク。
表現者として磨いてこられた感性に裏打ちされた文章とでもいったらいいのでしょうか。ちょっとした物言いに、芝居のような、丁寧な仕草のようなものを感じます。

この二、三日、私は台本を手に歩きながら、新しいセリフに目を通している。もうじき芝居の稽古に入るのだ。

行を目で追いながら、時おり口をもぐもぐさせたりするが、セリフを覚えるのが主眼ではない。
これから生き始める新しい人生に付き添って、共にそぞろ逍遥する気分だ
まだ書かれたなりで無愛想な台本上の人生を、やがてしみじみとしたノスタルジーに変えるべく、今やコースとスピードの調整に余念がない。
何くれと甲斐甲斐しく、二流なりに。

ああでもありえたかもしれない、こうもできたはずだという取り返しのつかない悔恨、慙愧の念は、
私が私自身の人生に抱くものも、劇中人物が台本上の人生に抱くものも、さほど変わりはないはずだ。
ひとつの人生を選び取るとは、選び取らなかったすべての人生において、あらかじめ挫折者であることの裏返しの結果に過ぎないのかもしれない。
しかし、どんな人生だって、いずれ未整理、未完結のままではないのか。
自己憐憫や見果てぬ夢に至るまで、現世の煩悩をいかにサラリと振るい落とせるか。

役づくりという行為は、実に瞑想的でもある。

微かな機微を際立たせる瞑目の技。

いつどこにいようと、世界が看過してはならぬ一瞬一瞬の機微に満ちている限り
そこが役者の、不断の創造の源泉でなくて何なのだ。役者としての覚悟は、むしろ演技の場以外で培われることのほうが多いのだ。
ひとの営みの、ほんの一瞬の機微を素早くすくい取り、それを腕一本で、世界観の高みにまで押し上げる力量が創造者の真骨頂ではないだろうか。

瞑目すれば、どこか遠くから微かな声が聞こえてくるようだ。
稽古しよう、とその声は言っている。若い声だ。私の声のようである。
「稽古をすれば、
君のモンダイは私のモンダイとなる。僕の問題は君の問題となる。」 

John Lennon - Instant Karma英語日本語歌詞

インスタントな、眼前のカルマに負けるな、、 時制からの独立記念的な歌だ。

君は四十年も五十年も前のことを、まるで昨日のことのように話すね、と私を嗤う知人がいる。確かにそのようである。でも仕方がないではないか。
理屈なら永い年月のうちには曲げることもあろう。主張なら翻しもしよう。しかし、「イメージ」に限って、そうはいかないのだ。
千差万別、ひとそれぞれのイメージの、差異や優劣を言うのではない。ひとが生きる上での旗印ともなる、凛と屹立した、奉じるに足るイメージのことを言っている。
その種のイメージは、おそらく一生を通じて不変なのだ。つまり、或る揺るぎないイメージを奉じる者に、昨日も一昨日も、十年先も二十年先もないのである。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする