ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

2019年GW ~ 平成の終わりと令和の始まり~テン・フィンガー

2019年05月06日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

平成から令和にかけてのGWは10連休、

そんなGWのあれやこれやを。

( ↓ )GW初日の晩、隣の家から出火しましたが、初動良く、延焼を食い止めて消防隊へと繋ぎました。

(6/17追記)体調不良で早退した夕方に表彰式開催の連絡があったのですが、
平日開催とのことで、
家まで送り届けて頂きました。

 

( ↓ ) セキュリテイが大切なのは、情報に限った話でもない。

Googleプロジェクトで知られる”心理的安全性”も大切だ。

 

 

 

既に令和入りしましたが、

平成最後の日にはマギーズ東京へ。

Dirty Maggie Mae(マジカル“ ミラクル” ツアー 後編)ではなく、

麗しのMaggie May(五月)になりますように。

 

2017年マギーズ東京の活動紹介映像

 

 

( ↓ )そういえば、昨夏イギリス旅行したのは全英オープンの前週のことでした。

2018年全英オープン6位(最終日のバックナインで一時単独トップ)、全米プロ2位に続く

2019年マスターズでは、遂に2008年全米オープン以来11年ぶりのメジャー制覇

[2018年4月] 伊香保温泉、雪月花

 

どのみち飛距離は加齢と共に低下するものだと思いますが、

人より早めに年齢の壁に突き当ってしまいました。しかも、突然に。

( ↓ )練習することもなく、いきなり実戦でテンフィンガーグリップに変えてみた。

3ラウンドやって、136(65/71、含む2連続ギブアップ)、132(73/59)、124(56/69、含む最終ホールのバンカーでのギブアップ)と酷い内容です。

スプリット・ハンドみたくなって、ヘッドが走らないのか、飛距離は相変わらず落ちたままですが、

特にショートアイアンやアプローチの横の精度が進化している。格段に。

 

”ゴルフは年数と共に下手くなる人がおるでしょ。”

”習い事の世界で下手くなるのはおかしい。体に矛盾があるからなんです。”

(私の場合、ピアノもそんな感じですが...。)

 

時松隆光の師・たけひさ先生に聞く「テンフィンガーグリップの握り方」

右手をテンフィンガーグリップにするとドライバーのスライスが直る

 

 

( ↓ ) なんとツイスト打法に言及している。

  テンフィンガーは飛ばしと共存できる打法だったか。

  これを見て、テンフィンガー打法を信じて、ついて行こうという決心がつきました。   

 

ゴルフスイング ツイスト打法でドライバーの飛距離アップ

 

 

********以下は、予め仕込んでおいたものです。*******************************

 

ここ一年位の間に飛距離が落ちた。

青ティーからでも越えていた白ティーから230Yard地点の吹き流しに届かなくなっているのだ。

飛距離が出てると、不思議と飛距離へのこだわりは薄くなるが、

飛距離が落ちて、ティーショットでがっかりすると、セカンドショット以降の覇気にも悪影響が出たりする。

もっと飛距離が欲しくなる。

【DANGAN7】このドライバー、本当に飛ぶのか?

 

 

 

 

 

なんだか通販にありがちな誇大広告臭い匂いがするが、

ルール適合のマルマン製だ。(社名がマジェスティに変わっているようだ。)

シャフト長は現在主流の45.5インチではなく、1インチも短い44.5インチ。

(ミート率が良くなるということか。)

ヘッド体積も460ccが主流というかほぼ全てのドライバーがそうだが、445ccとやや小ぶりだ。

(これも、デカヘッドでフェース面が大きいドライバーはかえって打点がばらついて安定しないし、スイングの切れ味も鈍るような気がする。大きければいい、という訳ではないように思う。)

マルマンといえば、私はウェッジもマルマンだから、バッグの中に統一感も出てくる。

ショートゲーム革命へ(2ウェッジ体制コンプリート)

  

 

 

Her Majesty / Golden Slumbers / Carry That Weight - The Beatles [09/01/69]

永らく愛用してきたキャロウェイのゴルフ用ポーチだが、

持ち手部分がボロボロになって来てたので、新しいのを探してた。

収納力があって縦にも横にも収まりがよいジャストイン サイズな所が気に入った。

(普段使いのリュックサックの中に入れてバッグ イン バッグにもなる。)

 

エピックスター」の時は「明日に向かって撃て」でしたが、

今度は、”弾丸”、ダーティーハリーで。

 

(Dirty Maggie Mayでなく。麗しのMaggie May(五月)になりますように。)

 

Dirty Harry - Sudden Impact Theme Song

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[2018年4月] 伊香保温泉、雪月花

2018年04月20日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

 2018年、4月からの新年度の週末を伊香保で過ごす。

1月から3月まで皆既月食やら二度のブルームーンやらでLunaticな新春の中にあって、伊香保へと向かう車中では輝かしい夕陽にも迎えられる。 

 前回伊香保に行った際に、趣きある雰囲気に惹かれた横手館が今回の宿。

 そして、前回生涯最高のニラ玉を食した、居酒屋御免へと。
([2017年12月] 図らずも武田巡りの伊香保ラウンド)

( ↓ ) 前にも書きましたが、ゴルフ好きの御主人が振舞われるのは、Mastersのシンボルのようなニラ玉のイエロー&グリーン。

そういえば、ひと頃、美食家がこぞって絶賛していた山菜の女王「コシアブラ」をとんと見かけなくなりました。
東日本大震災の影響で収穫できなくなったのでしょうか。(旨いもの~ 山菜)

このブログを始めたのは2009年4月なのですが、
時を同じくするように、故障やスキャンダルで
2008年全米オープン以来メジャータイトルから遠ざかっているタイガー ウッズ。

そんなタイガーが好調な復帰ぶりが伝えられるなか、久しぶりにマスターズに帰ってきました。
(that was me ~ ストーリーテラー風に遊んでみる。)

カットラインぎりぎりで予選を通過したタイガーは結局通算+1で32位、
前年活躍した松山英樹選手は-3で19位でしたが、
この店で過ごす晩にマスターズを観れるとは。

 

 

朝、温泉に行こうと起き出したのですが、タオルと着替えを部屋に忘れたままオートロックに締め出されてしまいました。
茶褐色の伊香保の湯を堪能してから、ぶるぶるっと自然乾燥させたりして、旅館の人が起き出してくる頃合いを見計らうように長湯。

部屋の鍵を開けていただいた後は
石段街へと早朝散歩。

  

 伊香保の朝日のパノラマ。

 

朝日を浴びながらの早朝散歩でしたが、
冒頭書いた通り、今年は新春から月の影響が大きいようです。

伊香保温泉の石段を登る頭上に掛かっていたのは、
今年二度目のブルームーン(月内に二度目の満月)を経たばかりの下弦の半月。

石段から見渡す遠い山は榛名山。

 

少し横道にそれましょう。

( ↓ ) これは蒔絵師、一瓢斉の作になる遠山の大棗(おおなつめ)。
漆下地の上に高蒔絵と呼ばれる技法で、遠い山並みを描き、
金粉の蒔きぼかしを施して山の重なりを表現されているそうです。

表千家家元、即中斎の花押。

 

このような、茫洋としたぼかしや霧のようなものに対する審美眼が、現代には少し欠けているようにも感じます。

茶道具の棗(なつめ)を持つ形にも喩えられる半月の形。(淀みない"半月"の動き)

肌理細かく割れてふるえ、切っ先鋭く誠(まこと)を突く、日本の美。
(大切なのは、まず「身体を割る」ことなのだ。
(ドラゴンへの道

もののけ姫 

 

 

 

 ( ↓ ) iPhoneカメラのLive機能で、静止画だけでなく音声の付いた動画も残っていたので、繋げてみました。
    一瞬を切り取ってみせる静止画もいいが、音声が少し入るだけで瞬間の息遣いのようなものが蘇る。

2018年4月 伊香保 雪月花

遠山に茫洋と谷川岳を臨む。

ゴルフもぼけらっと茫洋と。

調子は悪くはなかったのですが、
出だしINコース3番で2つ続けてバンカーにつかまり、各々脱出に2打ずつを要す。

ゴルフを18ホールではなく、12ホールのゲームにすればよいというムーブメントがあるが、
(たしかジャック ニクラウスも賛同していたと思う。)
私もそのほうがいいと思う。
人間の集中力はそんなに続かないからだ。私なんかは特にそうだ。

12ホール(ハーフ6ホール)なら大叩きが減るような気がする。

そして、Parすらロクに取れもしないのに、
この日も、最終18番は気持ちよくフィニッシュしようと、またバーディーを狙いに行った。
1mのバーディーパットがカップの淵でくるりと廻って嫌われたが、パーフィニッシュ。
いい加減なゴルフをしてるから流れを呼び込めず、パットも決まらないのだと思います。

それにしても、新しく投入したパワートルネードU E-Spec2.0の33(太くてシッカリ感のあるRシャフト)、頼りになります。

でも、イギリス旅行もあるし、
入院を経て、再び高額医療のお世話になることもあって、少し自重していこうと思います。

 

( ↓ ) ”一流の選手ほど大きな変化を嫌う”、” 一流の選手ほど徐々に交感神経を上げていく”

精神論でも運動論でもない、自律神経の整え方を主眼に据えて書かれた本。

血管新生阻害剤の治療を開始して、高血圧の副作用に悩まされている私にとってタイムリーな本だ。

自律神経に寄り添いながらコントロールしていく。

”「ため息をつくと幸せは逃げる」はウソ。”

 なら、ため息をつきながらでも徐々に上げていくべし。

 

 

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[2018年2月]壁にぶつかった = 扉が見つかった。

2018年02月19日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

壁にぶつかった、と感じる時には、開ける扉を見つけたと考えよう。

笑うカドには福来たる、のつもりで神楽坂で快気祝いを催したのですが・・

私は曲がりカド、を迎えたのでしょうか・・・。

観る映画のタイトルにまで、諦観が漂っていますが、つらい時期は誰にだって来るのです。

後ろ向きに思えるような話でも、臭いものに蓋では、息が詰まります。

壁にぶつかったら、開ける扉が見つかったとも言えるし、
祈りの幕も上げっぱなしでなくて、たまには下ろして、休ませた方がいいかもしれない。

もうちょっと今の気持ちを並べてみましょう。

挫折、失敗、拒絶、屈辱、あぁ。

 

 久しぶりに月例に出ました。
スタートホールからティーショットが真っ直ぐ過ぎて、
フェアウェイど真ん中にある200ヤード先の木に当たって正面に跳ね返されたり、アンラッキーがあって、ボギーを3つ続けましたが、
同伴者の方から、"すぐにSクラスに行く人だ" と言われるような、冴えた滑り出し。

ですが、4ホール目のアプローチで、球が滑ってシャンクすると、そのまま滑り続けて止まらなくなりました。
その後、アイアンはほぼ全て、右へ滑るような球しか打てなくなり、
ついにはドライバーでのティーショットまで空振り。
(正確にはファウルチップのような球がティーグランドの外にこぼれました。)

ラウンドしてるというよりも、スルー・ザ・グリーンを前進するのが精一杯、
クラブ担いで、グリーンまで、ウォーキングしてるみたいな感じでございました。

同伴者の方からは、"パットが上手い"と。
(どこまでも気を遣っていただき、かたじけないです。)

( ↓ ) Parすら取れぬまま終了・・

そして、ラウンド後に気づいたのですが、
アルバトロスを達成した名器パワートルネードのシャフトが負傷しておりました。
シャフトを覆っているカーボンが剥がれてしまってるのです。
これでは振り回すには危険です。

スーパーハイテンというキャスコ独自のフェース面の素材のせいか、
シャキーン! という感じの独特の鋭くも柔らかい打感が好きで、
旧いモデルですが、同じやつがないかと中古で買い求めることにしました。
なんせ、ウッド系のクラブはドライバー以外はこれだけで間に合ってしまう、という信頼の一本なのですから。

( ↓ ) 初代E-Specが見つからず、E-Spec2.0に。
   このシャフトはRでも確りしたしなり戻りが感じられて気に入っていたのですが、
   Rも見つからず、Sシャフトに。

( ↓ ) 月例後のラウンドでも、シャンクを怖がりながらで、ゴルフになりませんでした。

競技だと、相手のスコアをつけるのに忙しくなるので、
自分のショットをショットごとに記録するのをやめて、
シンプルに正の字でつけてみて
― の書き方に工夫をしてみようと試みてみました。
―の横に〇をつけたり、×をつけたり、
うまくショットをつなげてゲームメイクできたホールはそのまま正の字を続けて書き、
ショットをミスしたら、ホール途中でも正の字を続けずに一画目から再び書いたり。

でも、そんなことをしてると、いつもの調子やリズムを失くしてしまうことが分かりました。
ゴルフって、そういうルーティーン的なリズムが大事です。

 

( ↓ ) 
ラウンドのさなかに、手首のコックが緩んで、右手もダフるような緩んだ動きになっていることを
いしこに指摘されました。

スイングのスピードを効果的に速めて、強く正確に球を捉えるには縦のコックをキープして使った方がいい

 タメを作る方法とは?→身体の「横溜め」ではなく、「前溜め」


( ↓ ) ついこないだ、掴んだポイントはここだったのに、
   『イーグル・ヒデキ』とかメンタルばかりに気が行ってました。
   頼れるのは、確かな技術。

[2017年10月] ゴルフ肘が教えてくれた、新しいゴルフのパラダイム

これまで、アドレスの都度、こんなに丁寧にグリップしたことはありませんでした。

左手親指を伸ばしたロングサムにして、フェース面をスクエアにします。

左手首を縦にコックすることで、インパクトの時に必ずトゥダウンを生じさせる遠心力を反力のようにも使えます。

 

ここをきっちり改めていく。

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[2018年正月] 二度目の正月、納得すると心に決めてラウンド!

2018年01月07日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

長男が年末年始を過ごしたバイト先の湯沢スキー場から戻り、
1月6日からの三連休は、再びのお雑煮や初詣やらで再びのお正月。

正月が2度やって来たようで、なんだか得をした気分です。

2日に行った初詣では、地元神社で出店のラーメンを食しましたが、
この日は近所なのになぜか皆揃って行ったことのなかった「とんとんシップ」へ。

神社は、御嶽山(といっても標高30m少々ですが。)という近所で一番小高いところにあって、
筑波山や赤城山、榛名山を遠くに見渡すことが出来ます。

( ↓ ) 今年は暦通りの年末休み、初日の12/30はiPhone8に機種変更して、設定作業を慌ただしく。

  初撮りは「三秒ハツ」を、のつもりが残念。
  (この日まで充実の3連続年末呑みだったせいか、ツィートの日本語が少々酔っ払い。)

( ↓ ) 元旦のお雑煮は関西風の丸餅でしたが、
  長男が戻ってきて再びのお雑煮は角餅。
  近頃は角餅の方が美味しいかも、と思うようになってきた。

食べてばかりの正月でしたが、3日に初打ちに行ってきました。

年明け最初のホールでバーディー発進するも、
またまた思うようには行かず、流し始めます。

後半、気を取り直すべくスコアカードを新調し、またも序盤にバーディーを奪取しますが、
初打ちとしては残念な、気持ちの入らないラウンドをしてしまいました。
年末年始食べてばかりいたせいか、もはや牛と化しています。
キレも締まりもありません。もー。

今年は戌年、もっと機敏に楽しくゴルフしないと。

( ↓ ) 干支の挿絵だけだったりするような、簡素な年賀状の枯れ具合が恰好良く思えてきて、
   今年は家族写真とか入れずにこんなのにしてみました。

図らずもウルトラギガ・キャンペーンやみんな家族割を使って、
コストを増やすことなく機種も通信量(5GB⇒50GB)もグレードアップできたスマホ、
年賀状はまるでSotBankの回し者みたいです。

 

 今年は正月早々にスーパームーンを拝むこともできました。

埼玉県人でありながら、ちゃんと行ったことのない氷川神社詣にも行って参りました。
折しも天皇陛下が来年平成31年4月30日に退位され、平成が幕を閉じることが決まったばかり。
ここ氷川神社は、150年前の明治元年に、
明治天皇が京都から東京城(江戸城)に入城された半月後に行幸された場所でもあります。


そして、2回目のお正月をやったように、七草の日に2回目の正月ラウンドにも行って参りました。

( ↓ ) アウト8番ティーグラウンドから富士山が見えました。
(ほんとはスーパームーンよろしく、もっと大きく見えたのですが。)

この日は新たな新年の誓いを立ててのラウンドでした。

昨年初の賞金王に輝いた宮里優作選手ですが、
大器と目されながら2013年の初優勝までにプロ入り後11年を要しました。
なかなか初優勝ができずにスランプに陥った頃に、スコアをカウントせずにラウンドすることで、
ゴルフを面白いと感じる気持ちや本来のショットを取り戻していったというエピソードがあります。

イメージにそぐわずに叩いてしまうホールがあると、
往々にして途中からスコア無視の流しラウンドをしてしまう私は、
そんな解決法をとらざるを得ないほど、
実はスコアに囚われているのです。

しかし、スコアがイメージ通りに作れなくとも、
一打一打に納得して、出来上がったスコアもきちんと受け止めていくことに決めました。

INコース12番スタートのこの日、
2打目をOBして7での発進となりましたが、納得できるショットを打つことに専心します。
なかなかParも取れないまま、18番では、3打目の7番アイアンを連続OBにして10を叩くという、
どうでもいいや的なラウンドをしてしまう流れです。

でも、先日来、飛距離の戻ってきたドライバーを始め、
アプやパッティングの際にも、ポイントを決めてから納得して打ち出すことが出来ていました。
すると、流しラウンドをしている時よりも、ゴルフの時間が濃くなっているような充実感を感じるように。

後半OUTコース2番492Yardのロングでは、上手く風に乗ったロングドライブも飛び出します。
このホールでセカンドショットをアイアンで狙っていくのは初めてでしたが、
残り187Yardから5番アイアンで撃った球は、ピンに向かって真っすぐに伸びていきました。
(かつてアルバトロスやホールインワンをやった時と同じような、
球がキレイに辿るべき軌道をなぞるように空に吸い込まれていく感覚。
ひょっとしたら入ってしまってるかも(またアルバトロスかも)、というショットはピン横1mでした。)

これを確り決めて、
半年ぶりにまたイーグル奪取です

[2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。

4番では、早くも今年4つ目のバーディーも。



納得する一打を撃つと決めて、出来上がった結果は結果として受け止めていく。

そういうゴルフを今年はしていきます。無駄な、気のない一打を打つことを戒めていく。

Moody Blues The Voice with lyrics

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[2017年12月] 図らずも武田巡りの伊香保ラウンド

2017年12月28日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

今年は夏場に確かな手応えのようなものを感じながら、
掴みかけたものは、秋口から肘痛やら長雨に紛れて、何処かへ消えてしまったかのようです。

ヒデキを取り戻しに向かったのは伊香保温泉。
([2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。)

山梨同様、何故か土地勘が湧いてこない群馬県です。

11月に行った甲府への武田巡りの旅が、何かに導かれているかのように、図らずも12月になっても続きます。

前週誘われて山行に行った岩殿城跡もそうでしたが、宿泊ラウンドに訪れた伊香保温泉も武田ゆかりの場所。
有名な石段もまた、長篠の戦の負傷者のために整備されたものです。

 

 

伊香保温泉を整備した、真田昌幸(真田幸村の父)は、武田郡代として仕え、
武田勝頼が敗走する際には、山梨を捨てて上野国(群馬県)に逃げるように進言したが、
勝頼は岩殿城へと向かい、天目山で自刃することになったと云う。

( ↓ ) 前週行ったばかりの岩殿城へとつながる物語の偶然に少し驚く。

何はともあれ、伊香保温泉の思い出から。

デコボコした妙義山に沈んでいく夕陽を追いかけるように上毛から伊香保へと。

 

 

温泉街のバスターミナルそばに在る、居酒屋御免。
生涯最高のニラ玉に遭遇した。
20年近く前に白馬にあった(今はもうない)、長野オリンピックの日本選手団も通ったという居酒屋で食べた明石焼きが、
いまだに生涯最高の明石焼きなのだが、その時のことを思い出した。

ニラ玉って、こんなに感動的に旨いものだっけ
なんだか、店の壁に飾ってある2016年Mastersのお土産(ご主人は入院されていて一緒に行けなかったそうだ。)に色合いが似てる。

写真って、そんなにいつもいつも鮮明でなくともよい。
夜霧っぽい、ぼけらっとしてるやつの方がこの時の感覚にも近いし。

さてさて、本題のラウンド。

ゴルフとは関係ないですが、
谷川岳の岩場はギネスに認定される程、遭難事故死の多いところ。
(1960年に自衛隊の一斉狙撃によって、ザイルを切断して遺体を収容するという事件があったことも最近になって知りました。)

雪崩の山・谷川岳 -選んだ者と選ばれた日- Tanigawa-dake movie Trailer

当初は赤城に比べてフェアウェイが狭いように感じていた上毛コースでしたが、
今年になって、それほどトリッキーに感じずに愉しめるように変わってきました。

肘を痛めて、身体を静かに使うようになって、
徐々に可動域を拡げながら、スピードに乗っていけるようになってきてます。
今年になってから、飛距離が落ちているのを感じることが多かったのですが、戻って来つつあります。
この日は白ティーからのラウンド、
最終18番(498yard/par5)では、
ティーショット230yard地点の吹き流しのある辺りは完全な上り斜面でランが出ない状況ながら、
行ってみるとGreenまで残り203yard、単純計算だと295Yard飛んだことになります。

打ち下ろしだし、キャリーでそんなに飛ぶはずもないですが、
吹き流しのK点越えを悠々と達成できていると、それだけで気持ちがいいです。
100切りにはバーディーが必要だったので、2打目はGreenを狙いすまして撃っていきましたが、僅かに届かず手前のバンカーへ。
しかし、ナイス・アウトして、カラーからパターでねじ込んでのバーディー奪取です。

狙ってバーディーを取るなんてまるでプロみたいぢゃないか。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

(ところが、前の17番で、快心のティーショットが僅かに白杭越えのOB、
暫定の3球目からも
キレイなゴルフで4つであがったので、横はちゃんとダボでカウントしながら、
完ぺきなゴルフをした感があって、縦のスコアはPar勘定で18番に臨んでいました。
バーディー取って99のつもりが実際は101でした...。)

タムも初バーディーです!

 朝の伊香保を散歩。

この写真を撮った直後、暁光が得も言われぬ輝きで朝もやの空気を満たす瞬間が訪れました。
スマホで写真に収めようとしたその時に電話が鳴って、写真には残せませんでしたが、それは美しい朝焼けだった。

 

電話は、ゴルフ場のクローズを知らせる電話でした。
埼玉へ引き返して代わりのラウンドをしようというアイデアが出て、
Jeepにはキャディバッグを積むスペースがないので、
キャディバッグは向こうで借りればいいから、

キャディバッグはそのまま宅急便で送り返して
クラブだけ積み直して向かうことにしました。

ゲリラみたいな道中。
本当にゴルフばっかだ。

 

 

埼玉に戻ると冬の風物詩、ゆりかもめがお出迎えです。
なんだか、お互いに渡り鳥同士みたいだ。

ホームに戻ってきましたが、統制のとれないゲリラ戦みたいなゴルフをする癖が出た。
スタートホールの12番でナイスショットを続けるもボールを見失ってロストの8、
14番では50cmのバーディーパットを外すと3パットしてボギー。
気持ちがゲリラ化した15番では、残り60yardのセカンドショットから、
スタイミーになっている木の間を通そうとして結局11も叩いた。
得意のインコースのはずが、あまりに酷いので、
後半はスコアカードを新調して、気分転換。

 

気分転換後のハーフは47。

これが年納めラウンド。

太平の宵の空に、太平の世の幸せを感ず。

太平洋、ハワイ土産。

今年引退した宮里藍選手も2012年コオリナ・ゴルフクラブでのLPGA ロッテチャンピオンシップで優勝した。
(兄の宮里優作選手も初の賞金王&年間最多勝です!)

私も、じっくり静筋を太く育てていきたい。
上手く行くかどうかに関わらず安定している太平。

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[2017年11月]トランプの空の下で。

2017年12月07日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

肘を痛めた後、再び80台をマークして復活と相成りましたが、([2017年10月] ゴルフ肘が教えてくれた、新しいゴルフのパラダイム
10月は例年にない長雨やら台風やらで、なかなかラウンドもままならず。(でもアイシングしながらの復活だったので、この悪天候続きは肘を治すには恵みの雨だったような気もします。)

 

80台固めのフェーズにこのまま入っていくのかと思いきや、
久しぶりとなった11月初めのラウンドは、まともに球に当たらず。

スコアカードに「イーグル・ヒデキ」と書き込んで、
18ホールの間は別人に変わってみる、ということを試し始めていたのですが、
([2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。)
この日はヒデキをトランプ大統領と安倍総理に取られてしまいました。

松山英樹プロは、初来日したトランプ大統領と安倍総理のゴルフに駆り出され、
東京オリンピックのゴルフ競技開催会場となる埼玉 霞ヶ関カンツリー倶楽部でプレーしていたようです。

( ↓ ) 同じ日に同じ埼玉の空の下でゴルフしてました。

一緒にプレーしているメンバーに軍事評論家のような人がいて、上空を飛ぶ大統領専用ヘリ、マリンワンを目ざとく発見。
ラウンドを終えて帰っていくところだったのでしょうか。
慌ててスマホで写真を撮った頃には上空を飛ぶ3機は粒々のように小さくなっていました。

さらには、アメリカ空軍機、C17-A グローブマスターⅢの姿も。
どして、そんな軍用機の名前をそらで言えるの!?

 ↓ ほんとだ!

ヒデキがいないせいで、初心者に戻ったかのようなゴルフ。
INコース12番からのスタートでしたが、ざっくり連発。
2ホール目の13番では残り1mから4パットして10を叩いて調整ラウンド化。

ざっくりどころか、なんと、パターでダフる。

 夏も長雨だったし、あまりラウンドできていないのですが、
今年は年初から、飛距離が落ちたのを感じています。
飛距離には自信があったのですが、白ティーから230Yard地点の吹き流し、
青ティーからでも数十ヤード越えていくのが当たり前だったのに、届かないことが多い。



( ↓ ) この日も、ゴルフ勘を失ったかのよな出だし。
12番スタートだったが、parがなかなか取れず。
ようやくのpar奪取となったのは、15ホール目の8番。
しかしその後の9番では、OB込みとはいえ、10を叩く。
でも、アガリ4ホール(8,9,10,11)で3つのpar奪取、ゴルフ勘が戻って来たかも。

ボーっと生きてんじゃねーよ

( ↓ ) 12月になって最初のラウンドは、ミスも沢山だったが、まずまず。




この日の白眉は、日没間際のラストホール、11番。
飛ばしたくて左に引っかけた後のセカンドショットは残り175Yard。
ショット地点に持って行ったのは6番アイアンだったので、Greenに届かない状況ではありましたが、
目の前の木の右側の枝先から狙い通りのドローで球を廻してGreen手前へ。
Green両サイドはバンカーなのでこれが奏功し Par奪取で締めることができました。


スコアを競うスポーツではありますが、美技に酔ってしまいがち。
瞬間的な刹那や自己満足であっても、酔える時間を持てるならそれもまた良いと思うのです。
他人に自分の力を証明することがそんな重要なこととも思えないし。


行ってらっしゃい~、のハワイアン・ソングを。

Beach Boys "Hawaii"

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[2017年8月] 夏の終わりの晴れ上がり

2017年09月03日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

エピック・スターを手にして、今夏は新しいスタート! のはずでした。

7月終わり、エピック・スターでの初ラウンドは、余力を残しながらの80台フィニッシュ。
(エピックスター)

ホームコースで定期開催されているプロのレッスンも初めて受け、一段高い所を目指そうとしていました。

レッスンで指摘されたのは、

 トップでフェースが開き、手元がインパクトで浮いた状態になっている。
    もっとボールとの距離を詰めたアドレスで、身体なりに手元を垂らした状態でスイングすること。
    ハンドファーストに構えずに、ハンドレイトで構えて、インパクトでフェースが開かないようにすること。

 もっとインパクト以降で左にバーンと体重を乗せていくこと、
     その時、左ひざは動かさずにガマンして、左腰の股関節だけを切っていくこと。
     "出球の方向性を決める"両肩のラインをスクエアのままガマンすること。


 グリップがウィークになっているので、ストロンググリップにすること。

全体的に、スイングからよい意味で自由度をなくすことによって、
再現性の高いスイングを身につけるレッスンだと感じました。   

しかし、グリップを変えるのは難儀です。
別の球技をやっているのではないか、というくらいに感覚が変わってしまうからです。
感覚のほうを矯正しないことには馴染めそうにない、と思って、練習場で打ち込んでみたのですが、
その結果、肘を痛めてしまいました。

 

 

グリップはウィーク・グリップのままでいこうと思います。
(ロング・アイアンに限っては、掴まりを良くするために、少しストロングにするのは良いかもしれない。
  ストロングまでいくと極端にフィーリングが変わるから、ニュートラル気味くらいのつもりがいいのかもしれない。)

右プッシュの出やすいウィーク・グリップであること、
トップでフェースが既に開いていることに、自覚的になれれば、他にもカイゼンの方法はあります。
無理にフェース面を返そうとするから、チーピンが出る。

ハンドレートに構えて、インパクトでフェースがスクエアに戻るイメージを持つ。
フェース面が開かないように、シャットにテークバックする。

 

 ( ↓ ) ウィークグリップにもメリットはある。
     左手の甲の角度がそのままフェース面になるという、分かりやすい自然な方向感覚。
     この自然な感覚を手放すことが本当に正しいのか。
     常識ですら、数十年経つと変わることがある。
     ゴルフ理論の何が正しいかなんて、断じることは難しいはずだ。
    

 

 ( ↓ ) 打ち込み練習で痛めた肘を、テーピングとサポーターで固めて、ラウンドに出かけたら、
    途中から痛くてまともに打てなくなってしまった。
    (15番からはスコアをつけるのを止めてしまった。)
    左肘に負担がかからないように、左肘を抜くようにして打ったりしたが、ちゃんと打てない。
    片山晋呉プロが練習でするように、右手だけでアプローチをしてみたら、ふんわりしたいいアプローチになったりはした。

 

 ( ↓ ) その前週、約20年ぶりという同期とのラウンド。最終ホールのバーディーだけ。
     既にスイングに冴えは無かったように思う。

    (ティーショットを曲げないように気をつけないといけない、2番、7番での打ち方、
    左軸体重でクラブを短めに持ってしっかり振る、は良い作戦だ。)

 

 ( ↓ ) ラクに80台が出た次のラウンドだったが、後半、インで人が変わったように雑なゴルフをしてしまった。反省。

再々検査を8/30に控えて、夏休みもとらずにいた私に併走してくれていたかのような、
夏らしくない8月でした。

 

 

まともにラウンドは出来ませんでしたが、朝方まで降っていた雨が出かける頃には止んで、
あっという間に晴れ上がり。

 

IF YOU ARE PASSING BY THAT WAY

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[2017年7月]ゴルフダイジェスト・ダブルス選手権での教訓 ~ 静けさを大切に~

2017年07月20日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

 

ピアノ発表会の翌週、今度は「ゴルフダイジェスト・ダブルス選手権」予選へと。
(ちゃんと練習してからいけ。)

松山英樹選手にあやかろうと、黄色いウェアを買い求めたのだが、それっぽくない。
どこか中途半端な気持ちが出てしまっている。

  


フォアボール方式なので、ピックアップもあるし、自分のスコアをつけることにはあまり意味がない。
(試合中は相手のスコアをつけなくてはいけないので、試合慣れしていないと、どうもリズムに乗っていきにくい。)
スタートホール、インコース10番のティーショットは当たり損ねのチーピンというか、ダグフック。
17番207yardをほぼワンオンするなど、アイアンはキレていたが、
グローレFに替えてから、めっきり飛ばなくなったドライバーがこの日も不調。

ご一緒させていただいたのは、昨年の全国大会にも出たというツワモノ K崎さんとS尾さんのチーム。
ティーショットの安定性の差が歴然としていた。負け惜しみでもなく勉強になった。
やはり強いゴルファーになるには、そこが大事。

( ↓ ) 最下位は脱出したが、フォアボール方式でシミュレーションした前回ラウンドの78には遠く及ばず。



トップで一瞬止まるようなタメがあって、打ち急ぐことなく、それでいて正確に緩みなく、
切り返しの後、ダウンスイングでスピードを乗せて振ってくる対戦相手のティーショットぶりを見倣いたい。

( ↓ ) 近ごろ、ドライバーを気持ちよく振れていないのです。

 

グローレFは、方向性に優れるも、自分には合っていないのか飛距離が思うように出ず、エース・ドライバーとしては物足りない。

(シニアになっても飛ばせるクラブというのが売りなのですが、最新モデルのF2を使い始めたいしこも、やはり飛距離が落ちています。)

キャディバッグに2本差しにしながら、しばらく使っていないキャロウェイのXR16ドライバー、
左に球が行くのがイヤなのですが、調整しながら、使ってみようと思い直しました。

 鉛をシャフトの手元側に貼ってみるとよいのだった。

 

打ち急ぎやチーピンを防ぐにはシャフトの手元側に鉛を貼るといいのだという。
手元の挙動が重さのせいで静かに安定するのだという。

と思って、シャフトに鉛を貼ろうとしたら、既に貼ってあった。(o_o)
ならば、ヘッドが返り過ぎるのを防止するためにヘッドのトゥ側に鉛を、と思ったら、こちらも既に貼ってある。(O_O)(O_O)

忘れてるだけで、いろいろ試しているのです。

しかし、ゴルフというのは、そんなに単純でもない。

物理実験のように、チーピンが出る要因となる他の条件は同一で、鉛の効果だけがダイレクトに現れるというわけでもない。
ひとり一人、スイング軌道や、体格、足つきや手つき、重心の使い方のような身体使いまでみんな其々に違っている。
其々に体のクセのようなものもあるので、チーピンひとつ取っても、大小様々な要因がそこには絡み合ってるはずなのです。

私の場合、10.5°にしていたロフトを立てて、9.5°にしてみたら、
かえって左方向に行きづらくなって、中弾道の強い球が出るようになった。
ふつう、ロフトを立てたら、方向性のコントロールはしにくくなると考えがちだが、
純正シャフトに10.5°のロフトの組合せだと、逆に飛距離性能が落ちるような気がして、
ついついチカラが入ってダグフックを打ってしまうのかもしれない。
9.5°だと、クラブの性能を引き出そうとして、力みの無いスイングが出来るのかもしれない。

得意なユーティリティのように、力むことなく、ドライバーも振れるように、スイングを変えていこう。

( ↓ ) スコアはモンダイではない。 久々にXR16ドライバーでラウンドして、飛距離のあるいいショットをいくつか打てた。

 

 

 トップで一瞬止まるような動きをマネしてみようと思ったが、私の場合そうすると、余計なチカラが入ってしまう。

『ファースト・メッセージ=すべてのミスは肩に力が入るから起こる。』

まずこのことを忘れない。





私のゴルフスイングに欠けているのは「静けさ」だ。

「ゆっくり振る」というと、我慢する感じがあって、叩きに行きたい気持ちを迎えきれない場面が出てくるが、
「体は静かに、ヘッドを速く振ろう」なら、上達するスイングを作ることができそうだ。

手元の挙動も静かに安定させる。

 (GOLF TODAY 2017年8月号より)

 

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[2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。

2017年06月27日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

はじめまして。『イーグル・ヒデキ』です!

 ”自分がどんなゴルファーなのか、というアイデンティティのランクが上がれば、
ゴルフのスコアは必ず良くなるということを、よ~く頭に入れておいてください。”ということだそうです。

” なりたいゴルファーになれるのは、なれると信じた人だけ。"なので、
 松山英樹選手になってみることにしました。

プレーをしている18ホールの間は『 ヒデキ 』になって過ごすのです。

何と言われようと、そうやって変身する術を知っていると、何事につけ愉しいのではないでしょうか。
たった一つのアイデンティティを生きるしかないと考えるのは、世界を偏狭なものにすることだと思うのです。
世界を変えていくのは、いつだって” 馬鹿じゃないの ” って人が思うようなところから始まる。

” ハシゴってのは、何がなんでも二階に昇りたいって人が発明したんだ” と松下幸之助さんは言ったそうですが、
思いこそが大切。

 そうしたら、この日、久しぶりに納得のいく快心のゴルフができました。
(久しぶりに、いしこにも勝利。)

何だか2週間ぶりにしては、間が空いたような感じがあったのですが、
イン12番スタートから連続Par奪取。

つづく14番Par3でパーパットがカップをかすめて、4パットしてしまったのは、これまでにもよくあるパターンでしたが、ダボはあってもParで挽回したりと、大叩きには至らない「防波堤」でとどまるラウンド。

そうして迎えた18番ロング、青ティーから463Yardを綺麗に2オンしたら、上り3mのパッティングをジャストタッチで真ん中から沈めました。
 まるで、松山プロのようなゴルフっぷりで、久々のイーグルを達成 

 

後半は、なかなかParパットを決めれず、
6番では第2打を奥まで打ち込んでロストボール2ペナで9を叩いてしまいましたが、91でフィニッシュ。

 最近、ドライバーをグローレFに変えて、飛距離が随分落ちていました。
以前は青ティーからでも悠々と越えていた白ティーから230Y地点の吹き流しに届かないのです。
体感的には30Yard以上、急激に飛距離が落ちたような気がするほど。

しかし、グローレFにしてから、しつこかったチーピンが治まり、
逆にスライス系の球が時々出るようにもなって、方向性は安定してきました。

いつかシャフトを交換してチューンアップしようか、などと考えて、
前のXRドライバーをキャディバッグに差しっぱなしにしていたのですが、
この日のラウンドでは、時々ここは飛ばしたいなという場面で使ってみました。
すると、伸びのある弾道と飛距離が戻ってきたのです。

ゴルフダイジェストに、ドライバーの「飛ばす打ち方」と「曲げない打ち方」の使い分けについての特集記事がありましたが、
スイング幅や打ち方で調整するだけでなく、ツインドライバー体制で打ち分けるのもいいのではないか、と思います。
ウッド系のクラブも、ロフトを変えてセッティングするのが普通なのでしょうが、
Utility一本で200-220Yを打ててしまう得意技があるので、私はウッド系はドライバーとUtilityだけで足りてしまう強みがある。
だから、グローレFは3番ウッド代わりだと割り切って使うのもあり、だと思います。
2打目にチャンスをつなげるゴルフをするために、グローレFの安定感は頼りになる。

( ↓ ) 足腰がしっかりしてるんだから松山の打ち方を真似たらいいのに、と言われて嬉しかった。

    たしかに、しっかり体重を乗せた右サイドの安定感から、体の中心で球を捉える松山選手の打ち方は目指す理想に近いし、
    イメージが湧きやすい。

先日の全米オープンでは、青木プロに並ぶ日本人史上最高の2位。
しかも、2日目と4日目は全選手中トップのスコア(65、66)をマーク。
世界ランキングも2位、フロックではなく、正々堂々たる実力で、メジャーチャンピオンを狙う位置にいる。

【全米OP】ヒデキ・チャージをもう一度!松山英樹の全米オープン4日間

 

 ( ↓ ) 佐久間氏の本を読んで、前回のラウンドもスタートからバーディーを含む3連続Par発進。
    しかし、後半になって、お約束になっている大叩きが出始め、Out9番では堪えがきかなくなって13を叩く大失速。

    そういう大叩きを防止する防波堤的なメソッドとしても、
    ”18ホールを『 ヒデキ 』になって過ごすゴルフ ”は有効に思えるのです。
     自分ひとりのバイオリズムに押し流されるのではなく、
    『 ヒデキ 』 というもうひとつの自分の気持ちを分けて持っていけるから、混濁しにくくなる。

 

 

 ( ↓ ) さらにその前のラウンド。やはり13の大叩きホールがひとつ。これを無くすメソッドが機能し始めたら、
        今度こそかなりの成長が見込めるかもしれません。

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[2017年 GW] 赤城 ⇒ 上毛 (いつか もっと うっとりを。)

2017年05月18日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

「正直なミス」に向き合うゴルフへの意識改革、一朝一夕にはならず。

私の場合、大叩きするホールが必ず現れるので、他でいくら良いショットが打てていてもスコアを台無しにしてしまうケースがあまりに多い。

それもまた、向き合わなくては直らない「正直なミス」なのです。

 

さて、GWのお泊りゴルフ初日は赤城の南⇒北コース。

4月29日、30日とポールデンウィークのクライマックスを満喫した後、
5月1日、2日を挟んでの5月3日、関越上り朝7時は渋滞ピークだったので、高速に乗らず、下道を走って順調にコースに到着。

スタートホールでバタバタしてトリを叩くも、続く2番はきっちりしたショットとパットを並べてPar奪取。
3番でまたもバタバタしたが、5番できっちりPar奪取。

この日魔のホールとなったのは、南の8番。長めのショートホールで、左がバンカーと崖。
左に行かないように右手首を固めて右目に打ったら、右へふけ球が出て、そこから木にぶつけたり、バンカーToバンカーがあったりで10の大叩きで崩壊。
昼食を挟んでからの北コース2番では、左方向へ同じような高いフックボールで4発連続OB、
9打目のティーショットからダボで15、崩壊。

 

( ↓ ) ここなんて、絶対左へ打ってはいけない、右ぎりぎりでも傾斜で左の池方面に転がるホールなのだが、
    巻き球を抑えて、右目にストレートボールを打ってFWキープ。飛距離も出ている。

 集中力がうまく乗っていく所とそうでない所の落差が、我ながら激しすぎる。

曜日並びが良くて大型連休になるGWだったので、宿を赤城や伊香保にとれずに前橋泊り。

夜は「歓喜の肉盛り」のキャッチフレーズに惹かれて上州牛と上州麦豚を。
(締めのボロネーゼが美味しかった、かつてない味。)

2日目は上毛へ。

アップダウンや打ち下ろしが多い印象があったのですが、あらためてラウンドしてみるとよいコースでした。

赤城・上毛はまだ桜と冠雪の涼しげな風景をとどめていました。(左は少しルノワール風で。)

 

調子は決して悪くなく、この日もOutスタート1番からPar、ボギー、ボギー。
ところが4番で、” 何年もゴルフをやってきて、まだそんなことやる” 、
の殆ど空振り、ファウルチップ気味のティーショット。

そこから徐々に崩壊。

調子が悪くないのに、これではねぇ。。

ゴルフのやり方が分かったはずでしたが、私には何かが大きく欠落していることを認めざるを得ません。
(ほんとに、普通の人と、たぶんどこかが違っていると思います。)

ところで、もうすぐスティングがやって来ます!
ポール マッカートニーがインタビューの中で、” これは自分が書きたかった、と思うような曲がありますか”と聞かれて、
ビリー ジョエルの「素顔のままで」やスティングの「フィールズ オブ ゴールド」を挙げている。

スティングがこの曲についてこんなことを言っています。

”僕達のイギリスにある家は、大麦畑に囲まれているんだ。
夏になるとね、黄金の海の波のように揺らめいてきらめく表面を、風がそよいで渡るんだ。
それを見るとうっとりする。
この景色はまるで、風が大麦に愛の行為を行っているように見えて、
元からある何か性的なもの、何か原始的なものだ。
恋人達は、ここで約束を交わしてきたんだよ。
きっと、心地よい四季の移り変わりが彼らの絆をより強くしたんだろうね。”

『風が男性を象徴し、大麦(barley)が女性を象徴している』らしい。( 出典はこちら ⇒訳詞の世界~Fields of Gold – Sting(和訳) )

こじつけっぽいが、barleyはballに似ているじゃないか。
フィールドを渡っていくballを大切にしろ。

男なら、風としなやかな身体とクラブ使いで、女を、ボールを、うっとりさせろ。
コースを共に同伴してくれる彼女に失礼なことはするな。

風を読み、ボールと戯れるゴルフには、どこか原始的な、プリミティブな部分がある。
スコアとかそんなのばかりが、ゴルフじゃない。(と、開き直る。)
うっとりするような原始的なものを感じていたい。
18ホール通してうっとり出来たらすごいスコアになるが、
18ホールすべてでは無理でも、時折たしかに、うっとりするような瞬間を感じることがある。

言い訳っぽくなるが、私が、ほんとうに求めているのは、
人間が作ったルールに則った、人工的なスコアゲームとかではなく、
一瞬の刹那であり、断片であり、うっとりするようなプリミティヴな瞬間なのかもしれないと思ったりもする。

Fields Of Gold - Sting (lyrics)

You'll remember me when the west wind moves 君は僕を思い出すだろう
Upon the fields of barley                 大麦畑を西の風がそよぐとき
You'll forget the sun in his jealous sky        嫉妬する空とそれを支配する太陽のことなど忘れてしまえ
As we walk in fields of gold                 僕たちは黄金色に輝く世界を生きたのだ

I never made promises lightly            僕は軽々しい約束など決してしなかった
And there have been some that I've broken    なのに何度か約束を破った
But I swear in the days still left             だけどまだ残された日々の中で僕は誓う
We'll walk in fields of gold                  二人で黄金色に輝く世界を生きていくことを


久しぶりに江戸川ラインのショートコースに行った。
なぜ、これがコースで続けられない と思うほど、私は上手だった。

足元にはアザミと草藤(くさフジ)の紫、
      そして別の日、うっとりするほどだった万世橋の紫。

紫の宵に

また約束したような結果は出せなかったけど、
だけどまだ残された日々の中で、僕は誓う、
共に黄金色に輝く世界を生きていくことを。

 

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[2017年 4月] 流星ラウンド

2017年04月22日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

今日はゴルフと、ピアノ弾き歌いのコラボ= 流星ラウンドです。

( ↓ ) 冬にこんな記事を書いて、いつか自分で弾き歌ってみようと思っていたのが、吉田拓郎さんの「流星」。( ↓ )

勇ましいのもいいが、つまづいてばかりの、彷徨うゴルファーの心根に刺さるこの歌。
幸せなスコアなんて滅多になくても、不幸がることはない。そんなのはゴルフに限った話でもない。

吉田拓郎「流星」wowow

さりげない日々につまづいた僕は
星を数える男になったよ
おぅおぅおぉ、流れてゆく

遠い人からの誘いは艶やかで
だけど、訪ねさまよう風にも乗り遅れ
おぅおぅおぉ、流れてゆく 

おぉ、私のことみたいじゃないか。
北風にはばまれ、いつものゴルフにもつまづいた時、
艶やかな理想やスコアの代わりに、綺麗だなぁと空の星を数える。
いろいろと乗り遅れてしまったようだが
そうして忘れかけた大らかさを取り戻す。
僕の欲しかったものは何ですか。
(スコアばかりというわけでもない。)

いつもはYouTubeを見て弾き歌いの練習をすることが多いのですが、
今回は、楽譜を元にして、コードの転回形の音をピアノで拾いながら確認していくアプローチをとってみました。
(「ぷりんと楽譜」で入手したものは7ページにも及ぶので、
弾きやすいように五線紙ノートの見開き2ページに収まるように書き出して、
同じような構成音のコードに○や△をつけるなどして、シンプルにパターン化していきました。)

(「12ヶ月で12の調を (12キーのスケールを弾く& 12キーの主要な3コード進行を弾く)」 もいい意味で方針を改めました。

弾きたい曲のキー(「流星」の場合はEmajor)のスケールを書き出してみて、
それを弾いてみるほうが実践的で退屈でないスケール練習になることに気づいたのです。
 弾きたい曲の音(コードの構成音も)は、だいたいその曲のキーのスケールで出来ているから、
 スケール練習がそのまんま 弾き歌いのウォーミングアップになるのです。)

流星 (吉田拓郎)カバー

 さて今日は、久しぶりにSさんとラウンドすることになり、
バーディーを2つ奪取する強さを見せては、堪えどころをちゃんと堪えてのナイス・ラウンドでした。
「正直なミス」を正していくように考え方を改めたら、ゴルフのやり方が本当に分かってきたようです。


ところが、この日14番目のホールとなったOut7番で、なんと驚愕の15を叩く。
(ティーショットで2発OB、5打目となったティーショットに続く6打目の7番アイアンで左OB、
8打目の打ち直しでロストの2ペナ、11打目でGreenに乗せれず、12打目で乗せるも3パット。)

 

ゴルフのやり方が分かってしまったので、ラウンド後に「流星」を弾き歌うチャンスも無くなってしまうなぁ、などと思ったら、
7番ホールの魔物にひっかかってしまいました。そんな心の隙間もまた、「正直なミス」なのであります。
(でもその後、9番でバーディー、10番でパーと盛り返している。
 ラストの11番は残り60Yardから奥に打ち込んで9も叩いたけどねぇ。)

上級者のSさんは、どこかしら青木功プロにも似た、日焼けした風貌や体つきをされていて
70歳だというのにそのような年齢には見えません。
なんでも今日の77は自己ベストだそうです。
人のベストに立ち会える、そのようなラウンドの同伴者になれるというのは光栄なことだと思います。

七夕ではありませんが、7というのはどこか流れ星的な感じがあります。

別に、つまづき、彷徨いながら、星のようなスコアを数える男のことを歌わんが為に大叩きしたわけでもないのですが、

今宵は流星ラウンドの余韻に浸りましょう。

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[2017年4月] ようやくラウンドの仕方が分かった気がします。(「正直なミス」を消していくゴルフへと)

2017年04月16日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

これまでの私にとって、ミスは目を向けるべきものではなかった。
良いイメージを定着化するためには、ポジティブ思考こそが善であって、ミスを直視することはマイナス思考だと思っていたのです。

自分の中でショットにはすべからくナイス・ショットを要求しているようなところがあったので、
そのイメージ通りに事が運ばず、ゲームプランが崩壊してしまうと、そのまま流してラウンドを終えてしまうような悪いクセがあった。

そこで、今さらではありますが、ミスをちゃんと見つけて改善していくことは楽しいことだと思うように、意識改革を始めました。
ポジティブを最良の結果だけを求めることだと勘違いしないこと、
そんな当たり前のことが実は分かっていなかった。
当たり前過ぎることだけど、私は長い間 ずっとそこを勘違いしていたような気がします。
ようやく、ゴルフのやり方が分かったような気がするほどです。

([2017年 覚醒する早春 ] 「正直なミス」を消していく ~ 踏ん張るゴルフのインナースキルとアウタースキル )

 

理屈や言い逃ればかりで成長の伴わない「不注意なミス」という、
ミスへの怠慢な対処の仕方をあらため、
それでも起きてしまう「正直なミス」を正していく。
ちょっとした習慣や意識の持ち方で、時間の経過を味方にできるかどうか、が変わってゆく。

私はたぶん、ミスをうやむやにする傾向があるのだと思う。
ポジティブもいいが、それは往々にしてミスに対する自覚の無さや対処をしない怠慢となり、
改善の手立てとして利用する機会を失ってしまう。
だから、いつまでたっても変わり映えしない。

たとえば、スコアカードにショット記録をつける時、「正直なミス」ショットに印をつける。
(これまでは、刹那的なグッドショットに印をつけていた。)
その「正直なミス」に向き合い、ミスを消していく努力をする。
(ゴルフは一発の華美さを求めるのではなく、ミスを最小化してスコアを作っていくスポーツなのだから、
ミスを消していくというのが正しく効果的な努力の仕方だ。)


ミスは起きるものだから、いちいち苛立っていては精神衛生上も良くない。
貴重な改善のタネを見つけたと思えれば、ミスへの受け止め方も変わるので、精神衛生上も良い。

急に治るものでもないが、ミスを改善していく喜びを求めるゴルフへ。
そうすると、ぱっとしないラウンドでも、早々に大叩きしても、一日愉しくゴルフが出来る。

早速、明らかにゴルフが変わってきました。

 3/26 いわゆる「ラスベガス方式」でのペア・マッチに勝利。  ( ゴルフの賭けアラカルト )

変則マッチと悪天候のなか、後半失速しましたが、出だしで貢献。
特にOutスタート2番でのバーディーがラスベガス・マッチでは効果的。

 

( ↓ ) その前の3月のラウンドでは、インコース12番スタートから好調に発進するも徐々に失速。

しかし、永らく苦手にしていた7番でParを奪取。これは今後の収穫になります。
最終ホールとなる11番をきっちりParでホールアウト。

 ( ↓ ) 4月になり、期も変わっての再スタート。

連敗中のいしことシーソーゲームでしたが、得意の12番で崩れる。
13番以降で4つParを奪う一方で、この日はパッティングをよく外したのが残念。

「ミスショット」に△をつけることで、
△は当たり前に出るものだということをより自覚できるから、あまりがっかりすることがない。

△を消そう・減らそう、と思うから、
無茶なグッドショットやリカバリーばかりに賭けることもなくなる。
結果、いつもならもっと叩くところが、90台で治まる。

 

 

 ( ↓ ) シーズンが変わって4月の2戦目、ようやく連敗地獄から脱することが出来ました。
最高気温が25℃を超える夏日となったこの日、久しぶりのさくら草は南風が強いコンディションでしたが、
よくコントロールしたゴルフが出来ました。
もっとパットを決めることができれば、とも思いますが、12番でバーディーチャンスを1個決めれた。

後半、接戦になってから、ショットが冴えだします。

近頃、飛距離が落ちてきたかなと感じていましたが、
15番385Yard Par4では、残り84Yardの位置まで運ぶ。

最終18番はセカンドのUtilityがグリーン手前左サイドの池に入ったと思い、ワンペナで打ち直したら、
最初の球が池を越えてグリーン手前まで飛んでくれていてびっくり。
(連敗脱出を目の前にしながら痛恨の水難、
一時はヴァンデベルデのカーヌスティの悲劇さながらに思えたのですが助かりました。)

ライが悪くて3打目がピンをオーバーして2パットのParになってしまったのがやや残念。



「正直なミスを消していく」意識の持ち方とか、
「今ある身体の状態を尾骨中心に再構成する(身体への意識として尾骨を9割、残りの1割で手足を動かす)」意識の持ち方とか、
他分野から援用していくこともゴルフには有効に思えます。

 

尾骨9割の身体意識は、緩みを排除することにもつながる、と思う。

 ( ↓ )  最近長い距離のアイアンが安定しているのはこれのおかげで楽に振れているからだと思う。

 

今年のマスターズでは、アマチュア時代から神の子と呼ばれながらも
無冠の帝王だったガルシアが、メジャー通算74試合目でようやく初優勝。

そういう風な遅咲きもあるのだなぁ、と感慨深く。

Masters Tournament :Watch Sergio Garcia's final round in under three minutes.

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[2017年 眠れる早春] ゴルフは醸造するが如く (インナースキルを発酵させてゆく)

2017年03月18日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

睡眠は単なる休息とか、お休みではなく、ひと晩寝かせてカレーを美味しくするような行為なのだと思う。

醸造工程を経てこそ美酒が出来上がるように、
時間の経過によって、発酵現象が起きるのだと思う。

ピアノでも、まるで弾けなかったフレーズを前の晩に繰り返し練習しておくと、次の日にあらあら弾けた!みたいなことが起こる。
前の日の練習が酵母のような働きをして、ひと晩の間にもスキルの熟成が進んでいるのだ。

「春眠 暁を覚えず」という通りで春は眠い。
ロングスリーパーでいることは、時間の使いみちとしては勿体無いことのように思えるのだが、
単なる休息ではなく、何かを育み熟成させるための時間だと捉えると、勿体無いどころか大切な時間になる。

休むが勝ち、なのだ。

さて、次男の受験がひと息つくまで控え気味にしていたゴルフだが、
この日はパッティングぼろぼろ。

( ↓ ) 最終18番ロングホールがこの日を象徴している。ショットは悪くないが、集中力を欠いたパッティング。
ふざけている訳ではないのだが、どこかで、もういいや、ってなってしまう心の性のようなもの。

70cmのバーディーパットを外すと、あらあらの5パットで、ありえない8叩き。


その前、ゴルフを解禁した日の芝刈はわるくなかった。
(序盤戦の3番ショートでティーショットを2度の池ポチャ。ここは苦手意識のないホールなので予想外のつまずき。
パッティングが悪くてダボだらけだが、ショットは悪くない。)




ピアノの本だが、物事を習得するにはアウタースキルとインナースキルがある、ということに励まされる。

表には顕れにくいが、内部で熟成され、育まれているインナースキル。

ゴルフだってピアノだって、それほど自分に向いているとは思えない。
ひょっとしたら、もっとモノになりそうなことがあるのに、わざわざ遠回りばかりしているのかもしれない。
(それを言い出すと、どれもこれも向いてなくて、ついには人間失格になってしまうかもしれないですが。)

でも、インナースキルをつける、という面では、良い趣味だと思う。
何にだって共通する部分があると思うし、向いていないからこそ、足しになる余地も大きい。

私たちは体の動き、グループ経験を通して、もっと意識的に、もっと確実に、
インナースキルを成長させることができる。
そして、インナースキルとアウタースキルを一体化させることができる。

だが音楽の世界では、毎年数えきれないほどのアマチュアが、行き詰まりを感じ、
どうせ自分には才能が足りない、あるいは本来備わっている音楽的な生命力を養う前に、
レッスンをやめてしまう。

練習でうまく問題を解決できる人になれば、それだけで元気になる。
音楽だけではなく人生のあらゆることを学ぶには、自分だけの「正直なミス」を利用するのが最良の方法になる。
私たちはみんな、それぞれ自分のやり方で学ぶので、
ひとりひとり必要となるミスには、それぞれ異なるパターンがある。

練習時間を最も効率的に使う方法として、「正直なミス」をできるだけたくさん、意図的に生み出すことがあげられる。
(「正直なミス」は不注意では起きない。十分な注意を払っていたのにミスが起きてしまったなら、それはたぶん「正直なミス」だ。
「正直なミス」は、きちんと正しいものに直したいと感じるものだ。
注意を払わず、まじめに受け止めず、対応するのを怠ったなら、それは「不注意なミス」だ。

「正直なミス」は、とても役に立つ。
真実を映し出し、純粋で、具体的な情報を多く含んでいる。
今この瞬間に自分がどこにいるか、次に何が必要かを、その場ではっきり示してくれる。
正直なミスには、たいていの場合、特定の問題の具体的で隠れた理由 ― 意識的には思いつかないような理由 ―
を明らかにする高度な才覚がある。
「正直なミス」が実証しているのは、身体が、意図をもった気持ちとは異なる意味で賢い、という点だ。
何が正しいかを理解するには、何が悪いかを完全に経験しなければならないことがあり、
「正直なミス」はそのための唯一の方法になる。
「正直なミス」は、学習という行為に質感(テクスチャー)を加える。

ほとんどの大人にとって、「正直なミス」のアプローチを受け入れるのは、それほど簡単なことではない。
起きる出来事をなんとかコントロールして戸惑わないようにしたいという、強い感情に押し流されてしまう。

少し長くなるが、引用を続けよう。すごく思い当たる部分があるからだ。
少なくとも、まずは「不注意なミス」を肯定してしまうことを、やめにしたい。

「不注意なミス」は、理屈をつけ、言い逃れて終わってしまうミスだ。
それは、どのようにミスをして、どのように対処するかの怠慢だ。
集中力に欠けていて、弾き終えた後の評価も漠然としているなら(” たった二週間前に始めたにしては悪くなかった・・")
その後の混乱の土台を築いたようなものだ。
意図がはっきりしないから、ミスの一部には気づきさえしない。
気づいたミスも、そのまま放置して処理しないので、何の情報ももたらさない。
なおすチャンスを逸したミスは、後になって残念な癖になってしまうだろう。

・ ただ集中力が欠けていただけだ
・人間だからミスするのは仕方がないと、不用意に片付けてしまう
・ 全体としてはまずまずだ
・ 完ぺきに出来ているのに、なぜあんなに緊張したのかわからない

これらの考え方が、どれだけ自己陶酔に陥っているかに気づいてほしい。
どれも自我に囚われ、自分を良く見せたいために言い訳ばかりし、
目の前に在る有用で客観的な証拠を無視している。

突き詰めるなら、コントロールできるという自意識過剰な錯覚を捨てることで、
もっと深い、もっと穏やかなコントロールを手にする。
そうすればより深く学習できるようになる。
はじめは矛盾しているように見えるかもしれないが、これが実り豊かな練習に関する最も重要な洞察だ。
そしてこの原則は、音楽の領域をはるかに超えた意味を持っている。

 そうか、私は「不注意なミス」だらけで、そのミスへの対処を怠っているのかもしれない。
ミスに対して十分な注意を払い、それでも起きてしまう「正直なミス」を正していく、というプロセスに乗らずにいるから、伸び悩み、同じような所をぐるぐる回っているのだ。


たとえば、きちんと最後の1mまで、十分な注意を払って、そのホールを終える。
ティーショットの時だけ、気持ちを新たにするのではない。
思うように行かなかった後こそ、バカまじめに、気持ちを正して、決して気持ちを切らさない。
敬意を忘れず、熟達しない自分に謙虚でいる。

しかし、私は、残念ながらそれほどまじめに出来ていない。
どこか問題を抱えた、好ましくない性(サガ)を抱えている。
人生は、人に、いろいろな問題を投げかける。

ポールですら、ありとあらゆるクソを投げつけられた気持ちは分かると言っている。
([ピアノ弾きおじさんへの道] 断片的弾き歌い ~ フォー ノー ワン)

( ↓ )咆哮する声に共鳴し共振するバイブレーション。
    しかし、性(サガ)は不変の法則ではない。変えられるはずだ。

TWIST (世良公則) 『性(サガ)』

( ↓ )飲む時ばかりではなく洗い物をする時に、野菜の効果を思い知る。
スロージューサーに残っている野菜の繊維質などの残滓が、僅かばかり混ざるだけで、食器の油汚れがサラリと落ちる。
なるほど、身体の中をキレイにしてくれるはずだ。

水の冷たさも緩み、日に日に朝の陽射しが明るくなってくる早春を、毎朝のスロージューサー習慣で感じます。
咆哮の夜が明けて目覚めの春、となるのかは分からないが、
アウタースキルを急ぐことなく、インナースキルを発酵させながら。

(亡くなった渡瀬恒彦さんが出ていたのは、たしか愛情物語のほうでした。)

 原田知世 早春物語

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[2016年12月] 祝 自己ベスト (あなたにもっとプーチンを。)

2016年12月30日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

グローレFに変えて、チーピン癖は消えた。

しかし、年末決戦は冴えなく100を叩き、

その後のラウンドでも、
スタートからパーを続けて逃して迎えた3番Par3でティーショットをめずらしく引っかけて7の大叩き。

(ここはいつも、きっちり右目狙いなのでこんなことはないはずのホールなのだ。)
続く4番はいいティーショットだったが、残り90ヤードをG奥の植込みに打ち込んだうえに70cmから3パットという散漫さで8を叩き、
その次の5番では4発続けて、同じような右プッシュOBを連発し、4連続OBの後の9打目から5つ、13であがる。

終了。

他にしようがなくて、やり場のない気持ちをつぶやく。

今年の新年の誓い(祈り)は、”切れる気持ちをやめる” だった。(2016/ 新年~「切れてしまう気持ち、をやめる」~)

一年の経つのはほんとうに速い。

 

自分に足りない要素をこの人に感じて、

後半は、自分のことをプーチンと名付けてみたら、20打改善して46、トランプと互角になった。

(しかし、このところのトランプは強力だ。この日もハーフ38だ。)

そして年末の最終ラウンドは、ホームの会員になる前によく通った古河ゴルフリンクス。

男はスーツ姿で現れた。

出だしバタバタして、3番では左に引っかけOBまで打ってしまったが、徐々に調子は上がってきた。
前半をなんとか40台で留めると、後半は強いプーチンが戻ってきた。
後半はいい勝負になった(あらためて見ると5番以降はほぼ併走している)が、14、15番でパットが決まらず、ラッシュにつなげられなかったのが残念。
(入れごろ外しごろの1.5mを淡々と入れ続けていたのに、、50cmをポロポロと外してしまった。)

 

 

 Congratulations

初の70台のかかるなか、17番でダボを喫しながら、
最終18番ロングホールで見事なティーショットを放ち、バーディーで自己ベストの80をマークしたのだ。(私ではない。)

自己ベストのラウンドに同伴できるというのは光栄なことだ。
気持ちよくプレイできたことの証しはご褒美みたいなものだと思うから。

Traveling Wilburys - Congratulations - Lyrics

ノーベル文学賞をボブ ディランが受賞し、

今年の大統領選挙では大方の予想を裏切ってトランプが勝利したが、

私に足りないのはプーチン的な要素だと思う。

ゴルフは力まかせに打つような競技ではない。

求められるアスリート的な力は別のところにあるにちがいない。

ゴルフは、ハンティングや釣りのようなスポーツなのだと思う。

打撃のゲームというよりは、流れや状況に応じて、道具を使い、自然に対峙する。決して力まかせの競技ではない。

 

あなたにもっとプーチンを。

 

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[2016年11月] フックとトップをボール位置左で修正する (そして流れてゆくゴルファーの歌)

2016年11月27日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

理想やイメージを高く掲げ、現実とのギャップにもがく。
そんなダンディズムこそが、ほんとうに求めるべきゴルファーの姿なのだろうか。

理想と現実の差にもがきながら決してそれを顔には出さず、ホールアウトするまでボールを追いかける。
ゴルファーにはそんな身の処し方もあると思うのです。(篠田正浩)

(回すのではなく、右肩を後ろに引くドライバー(重力使いの名手へと)

理想が高すぎる、とよく言われる。だから、いつも現実との差にもがいている。

然し50代ともなれば、現実的な目標に軌道修正しながら、柔らかに軽やかに、ゴルフを愉しむ術を知るのも良いのではなかろうか。

勇ましいのもいいが、つまづいてばかりの、彷徨うゴルファーの心根に刺さるこの歌。
幸せなスコアなんて滅多になくても、不幸がることはない。そんなのはゴルフに限った話でもない。

” 幸せだとは言わないが、不幸がるのはガラじゃない。
君の欲しいものはなんですか。”

吉田拓郎「流星」wowow

さりげない日々につまづいた僕は
星を数える男になったよ

おぅおぅおぉ、流れてゆく

遠い人からの誘いは艶やかで
だけど、訪ねさまよう風にも乗り遅れ

おぅおぅおぉ、流れてゆく 

おぉ、私のことみたいじゃないか。

北風にはばまれ、いつものゴルフにもつまづいた時、
艶やかな理想やスコアの代わりに、綺麗だなぁと空の星を数える。
いろいろと乗り遅れてしまったようだが
そうして忘れかけた大らかさを取り戻す。
僕の欲しかったものは何ですか。
(スコアばかりというわけでもない。)

これ、いつか弾き歌いのレパートリーにしたい  無骨だがピュアな感じが、どこかトム ウェイツに似ているようにも思う。

 忘れかけていたゴルフの楽しさを思い出した。

今日は、シニアや女子プロ向けのクラブぢゃないか、と敢えて試そうともしなかった、グローレF2をコースで借りて試し打ちしながらのラウンド。

驚いた。

素直に振れば、真っ直ぐに飛んでいく。
チーピンやフックに悩まされていたのは、右軸とか右サイドへの意識とか、だんだんと過剰な動きや癖がついてしまっているからだった。
右サイドでインパクトしたいから、アドレスでのボール位置が右寄りになってきて、クラブがインサイドから寝て入るようになってしまう。
スイングは生き物だから、良かれと思ってやっていたことが、いつしかやり過ぎになる。

(  ↓  ) チーピンやフックは、右寄りに置いたボールを強く叩きに行って、過剰な動きが入ってしまうからだと気づきました。

 ボールは左足寄りにセットする。

煽り打ちが無くなり、右サイドも長く使えるし、振りがスムースになった。、

  ボール位置を左に寄せるのと併せて、アドレスを丁寧にしよう。

『ライ角なりにきっちりと構える。』

これを今までは軽視して、手先でトゥ側でインパクトしたり、わざわざ難しくしていました。

今使ってるキャロウェイのXR16ドライバーのライ角を、ガチャガチャってレンチでアップライトに調整したら、
縦振りになって、フックが治まるのではないかとも思ったが、
そんなことをすれば、アップライトになった分、ハンドダウンに構えることになるから、
トゥ側が浮いて、左に行きやすくなるようです。

(  ↓  ) ライ角の理屈や重要性を誤解していた。

 

(  ↓  ) ソールがラウンドしているウッドはまだしも、
特にアイアンはソールの仕方をライ角なりにセットしないと安定しなくなる。

 

この日、ボールを左寄りにセットして、ライ角通り丁寧にアドレスするようにしたら、スコアが大幅に改善した。
43/47の90.
(最終18番でParを取ったら80台だと勘違いしていたのが勿体なかった。)
ティーショットが真っ直ぐ飛ぶと、2打目以降のリズムも良くなる。

 

 

試打したグローレF2(思った以上にGL6000という純正のフジクラのシャフトは挙動が安定していた)のせいで巻き球が治まったのか、
上に書いた気づきの効果が大きかったのか、が分かりづらいところもありますが、長らくのスランプを脱出できました。

さっきも書きましたが、スイングは生き物だから、いつしか身心の習慣(クセ)が蓄積されていく。

身心のわだかまりや障害になっているクセを正して、
抑制の効いた、正しい方向感をもった動きを旨とする、
アレクサンダー・テクニークのような技法に学ぶべきところは多いように思えます。

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