ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

ケルトは美味しい ~ べルティナの祭

2018年05月26日 | いいことも起きるにきまってる旅行記

すっかりイギリス前奏曲のような、新緑の候。

カルチェラタンによる「ベルティナの祭 ~ ケルト暦の5月、愛と作物の豊穣を祈る火の祭り」です。

ケルト音楽は昔から好き!
Greensleeves/ギターおじさん)

ウェストミンスター寺院にはヘンデルの墓があるが、
イギリスにはブルッフや、エルガー、ホルストもいる。

ブルッフのヴァイオリン曲
巨大イシナギと、冬の木枯らしに似つかわしいブルッフを。
あわい ~ エルガーの弦楽セレナーデ
図書館戦争 " 歪んでいるのは世界なのか "


七月に行く予定のリバプール、ビートルズ所縁のキャバーンクラブ傍にあるパブの名前が、The Grapes。
ビートルズのメンバーもよく訪れた英国パブで、メンバーがよく座っていた席が、ビートルズ・シートとして今も残っている。
(写真はネットから。)

そしてこちらは、ベルティナの祭の会場となった、北参道(代々木)にあるGrapes.

  

足元の5月と、少し先の7月の間を取り持つ6月のような、紫陽花色のGrapes。

 

Canon EOS M100でちゃんと撮影した記念すべき初動画になりました。

前半(1st Stage)は標準ズームレンズ「EF-M 15-45mm   F3.5-6.3 IS STM」で撮影。

カルチェラタン ~ 2018年5月 ベルティナの祭り (1st Stage)

 

後半(2nd Stage)は、望遠ズームレンズ「EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM」に付け替えて撮影。
やはり、ビデオカメラのように、滑らかなズームアップなどはしづらくて、カクカクする。

 カルチェラタン ~ 2018 年5月ベルティナの祭り (2nd Stage)

  ケルトは美味しい。

 

少し早めに風邪を引いておいた。かえって安心だ。

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ヘンリー王子結婚の日に寄せて ~ウェストミンスター寺院

2018年05月19日 | いいことも起きるにきまってる旅行記

ウェストミンスター寺院の内部は撮影禁止なので、行った後に撮影した写真をアップすることが出来ない。
(目に焼き付けて、絵葉書などで思い起こすしかない。)

それに、私のように歴史に疎い者であれば、少しばかり予備知識を仕込んでおいた方が良い。
行ってから見るべきポイントも分からずにいると、
甲斐善光寺のお戒壇巡りの時のように、
途中鍵に触れることで御本尊と縁結びをするという趣向を知らずに、
慌てて廻ってしまうようなことになってしまうから。

 

  

( ↑ ) 戴冠式の椅子。
(上の図の⑤。尚、①は聖域(Santuary)、②は主祭壇(High Alter)。
 1301年に作られたこの椅子の下には代々スコットランド王が戴冠する時に使ったとされる
 「運命の石」が置かれていたが、1996年になって、ようやくスコットランドのエジンバラ城
 に返還されたという。)

生涯独身を通して国の統治に力を注いだエリザベス1世(現在の女王はエリザベス2世)が
1559年にここで戴冠式を挙げて以来、多くの君主の戴冠式が行なわれた。
一方でエリザベス1世即位後も、正当なイングランドの世継ぎだと主張する人が絶えなかったのが
スコットランドの女王、メアリー スチュアート。
1603年にエリザベス1世崩御の後、
彼女の息子でスコットランド王のジェームズ1世がイングランドの王座につき、
長い確執を経て、ようやく二つの国がひとつになったと云う。
(この頃に書かれた物語に、イギリス人なら誰もが知っているという「時の旅人(アリソン アトリー著)」がある。
ポールの代表曲のひとつにスコットランドのことを歌った「夢の旅人」という曲があるが、
 スコットランドとイングランドの歴史的背景を知る人による邦題のネーミングなのでしょう。)

( ↓ ) この二人が同じウェストミンスター寺院に埋葬されている。
   まるで戦国時代の武将が、敵味方の分け隔てなく一堂に会する高野山 奥の院みたいだ。
   (高野山 /奥の院 ~ 史上最大のお墓参り )

シェイクスピアやルイス キャロル、ディケンズ{私はなぜかデイビー クロケットと混同する)やヘンデル、ニュートンの墓所もあるという。

 エリザベス1世

 スコットランド女王 メアリー スチュアート

左)イギリスの国章は、
イングランドの象徴であるライオンと、
スコットランドの象徴であるユニコーンが盾を支えている。
盾の中に2組配された金色の獅子3頭はイングランド王室紋章、
金の地に赤い獅子はスコットランドの紋章、
竪琴はアイルランドの紋章とのこと。

(右)イギリスのパブには「レッドライオン」が多く、チェーン店と勘違いするが、さにあらず。
ジェームズ1世が自分の統治を広く知らしめる為に公共の場所に赤い獅子(スコットランドの象徴)
の絵を表するように命じて広まったんだとか。

今晩はダイアナ元妃の次男ハリー王子の結婚式がウインザー城で執り行われていますが、
ウィリアム王子とキャサリン妃は2011年にウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。

墓所のある場所で結婚式を挙げる、という死生観はどこか日本人にはない感覚だと思う。

それに母であるダイアナ元妃の葬儀が執り行われた場所でもある。

イギリス人は、ゴーストツアーが好きだったり、
霊的なものを、意識的に生の中に採り入れているようにすら思える。

Elton John - Candle in the Wind/Goodbye England's Rose (Live at Princess Diana's Funeral - 1997)

 前に「 八重の桜 ~ 2013年の磔刑(たっけい)」という記事を書きましたが、
キリストの磔刑像のように、日常的に「目に見える形」として死者と接しているかどうか、
が、死生観に対する感覚の違いの原因なのかもしれません。

磔刑に処せられたキリストを敗者だなんて言う人はいないでしょう。

むしろ、自分の生命を犠牲として捧げたという、ものすごい贈与を行ったことが、
磔刑像として、誰もが「見れば分かる」共通の正義や大義のシンボルになっている。

 

④レッド・ライオンのパブでひと休みして、
⑤バンケティング・ハウスに行くプランが本の中で紹介されていました。

フランダースの犬の最終回では、ネロが亡くなる前に、
ベルギーの「アントワープ聖母大聖堂」にあるルーベンスの絵画が出てきます。
「キリスト昇架」、「キリスト降架」、そして、聖母マリアが亡くなる様子を描いた「聖母被昇天」。

フランダースの犬【最終回】後悔するハンスとコゼツの旦那

 

『 フランダースの犬』のネロが命尽きた教会と亡くなる前に見た絵

 

バンケティング・ハウスには、そのルーベンスによる、
ジェームズ1世の統治を称えた天井画があります。
ここはエリザベス1世の父、ヘンリー8世が住居としていたホワイトホール宮殿の一部。
(かつてロンドンで最も大きく壮麗な建物だったホワイトホール宮殿が17世紀の火事で焼け、
唯一残ったのがこの大広間だという。)

 

ウェストミンスター寺院(オープンは9:30)を観てから、
セント・ジェームズ・パークを通って
11:30から始まるバッキンガム宮殿の衛兵の交代式を見に行けばよさそうだ。
(場所確保のためには30分前の11:00頃には到着しておいた方が良いらしい。)

やっぱり、それではちょっと強行軍になってしまいそうだから、現地でアレンジしよう。

因みに、ポールの「プレス」(これは映像には無いシングル・バージョンが圧倒的にカッコいいのですが。)
の地下鉄シーンは サウス・ケンジントン ~ ピカデリー・サーカス間で撮られたようです。



Paul McCartney "Press" 1986- Set in South Kensington, Baker Street, Piccadilly Circus, London


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メリルボーン駅とアッシャーの記憶(旅行用に図鑑づくり)

2018年05月13日 | いいことも起きるにきまってる旅行記

観光ガイドブックの類では、
ハリーポッターで有名なスコットランドへと続くキングズ・クロス駅ばかりが採り上げられているが
9と3/4番線から、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが列車に乗って物語が始まる。)
私はメリルボーン駅に行ってみたい。


地図には普通、道路を書いてあるので、Marylebone RoadとEuston Roadはひと続きの場所に見えるのだが、
地下鉄(underground、tube)を交通手段にするなら、
メリルボーンはリージェンツパーク、ピカデリーサーカスやソーホー方面とセットにしたほうがよいかもしれない。

映画「ハード・デイズ・ナイト」のオープニング・シーンは
メリルボーン駅のボストン・プレイスと呼ばれる場所がロケ地だ。

 

ートルズが乗り込むのは、キングズ・クロス駅の9と3/4番線ではなく、
メリルボーン駅の1番線ホーム。

オイスターカードは着いてから買えばよい。
チャージのことを、top-upというのか。 ⇒(ロンドン観光に欠かせない!オイスターカードの買い方&ダブルデッカーの乗り方)

 

メリルボーン登記所(Marylebone Register Office)
はポールやリンゴが結婚した場所でもある。

Paul McCartney marries Linda Eastman, 1969

 

 

先にリバプールや湖水地方を巡った後に、ロンドンのユーストン駅方面に南下してくる予定。

ユーストン駅の傍には大英図書館(The British Library)がある。
”大英博物館からマグナカルタ等と共に分離展示されている”とあったので、
大英博物館の敷地とつながった所にあるのかと思ったら、近くではあるが、ユーストン駅の傍だった。
ビートルズ時代当時の手書きの原稿が残されているそうだ。

An exhibit of Beatle manuscripts, including the handwritten lyrics of
"In My Life," "Help," "Yesterday," "Here There and Everywhere" and several other songs,
is featured prominently on the Manuscripts Room of the British Museum in Bloomsbury.
The collection was donated to England by Beatle biographer Hunter Davies.

(⇒ 今日は何の日イエスタデイ 

  Beatle Studios & Clubs (& misc.)

 

ジョージ ハリスンの手書き原稿なら、先日渋谷ヒカリエで観た。(アビイ・ロード(旅行用に図鑑づくり))

(⇒ ビートルズ ロンドンゆかりの地 ) 

もし、中に入れるなら訪れてみたい場所がある。
ポールが、かつての婚約者ジェーン アッシャーと過ごした家(The Asher House) だ。
Yesterdayや、Here,There,and everywhere をはじめ、ビートルズ時代の名曲の多くはこの場所から生まれた。

 

 

最寄駅はリージェンツ・パークのようだ。

Room where Paul McCartney wrote his megahit yesterday.mp4

♫ Paul McCartney photo-session in Jane Asher home at 57 Wimpole Street, 1965

 アッシャーハウスからは、赤番・青番のジャケットを撮影したEMI House(今も残っているのだろうか)も近い。

 

 赤盤・青盤の中ジャケットに使われていたのは、
冒頭に掲げた地図の北東部にある、セント・パンクラス・オールド教会で撮影された写真。

この鉄柵は1990年頃まで在ったが、その後取り払われたらしい。

 The Beatles - You Won't See Me Jane Asher & Paul McCartney

( ↓ ) Canon EOS M100、小さいが故に取り回しにちょっとコツがいる。

設定情報画面で『Q』(Quick設定)ボタンをアクティブにしてやると
ササっと設定を決めて撮れることにようやく気づく。

国内線第2ターミナル、第1ターミナル、そして国際線ターミナルの展望台を順に撮影練習と称して訪問。
フライト予定時間の同じ便まで見つけて、
なんだかイギリス旅行のシミュレーションのようでもある。

 

 

 

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ペニーレインとストロベリーフィールズと。(旅行用に図鑑づくり)

2018年05月05日 | いいことも起きるにきまってる旅行記

ビートルズのメンバーが少年期までを過ごした、ペニーレインやストロベリーフィールズ方面は
リバプールの中心街ではなく郊外にある。

 

ストロベリーフィールズは兎も角、
ペニーレインのプロモーション・ビデオは実はこれまで、それほどじっくり観たという訳でもなく、
今回予習をする中でいくつか発見があった。

The Beatles - Penny Lane

ペニーレインを紹介する観光ビデオの中には、ペニーレインの標識を撮ったものが多いが、
実際にプロモ・ビデオに出てくるのは1:12あたりに登場する「18と記された標識」だ。
行ったら、これを探してみよう。

リバプールを出発して湖水地方に向かうのにレンタカーを利用する予定なので、
生涯初めて車で走るラウンドアバウトが、ここになるかもしれない。

 

歌に出てくるのは、散髪屋さんや、ラウンドアバウト、雨の日にイギリス人が着るMaC(外套)。

「18と記された標識」もラウンドアバウト近くの映像だと思われます。

きっとこのラウンドアバウトを中心に通りを見渡すと
プロモビデオから伝わってくる街のイメージが掴めるのでしょう。

 

ところが、掘り下げて調べ出したら、事情は少し違っていました。
プロモ・ビデオの撮影地はリバプールだけではない。

( ↓ ) リバプール編はなく、ロンドン編だけしかありませんが、この本はビートルズ所縁のスポット巡りの為の情報が満載です。

ロンドンの郵便区画図の表記にならったという、
EC(East Central、中央東)、WC(West Central、中央西)、
SW(South West,南東)...という区分けの仕方が分かり易い。
区分け表記の後の数字は都心部から順に1,2,3、となっている。
(ビートルズゆかりのスポットはW1,SW1に多いので、
W1地区は、本の中ではさらに、ソーホー、メイフェア、メリルボーン、ポートランド・プレイスの4つに、
SW1地区は、セント・ジェイムズとベルグレイビア/ナイツブリッジの2つに分割されている。)
表記の下の四角の中の数字は本のページ番号。

てE15にあるのが、ストラトフォードと呼ばれる地域。
ペニーレインのビデオ冒頭、4人はシアター・ロイヤル前でおちあって歩き出す。
ジョンが歩いているシーンも、ペニーレインを歩いている訳ではない。
乗馬を始めるシーンもここから、この後のノール・パークへと続く。

しかし、右図にあるように、現在街並みはその姿をとどめてはいない。


さらに、公園での乗馬シーンはこちら、ケント州セブンオークスにある
ナショナル トラスト管理のノール・パーク。

 

  

燭台のシーンの池や、乗馬のシーンの崩れた壁は残っているようですが、
夏に行くと、厳かな冬の映像のイメージとは、まるで違ってそうだ。

 

 

 

Knole Park 1 - Beatles Penny Lane / Strawberry Fields

 

ストロベリーフィールズ・フォーエバーが撮影された樫の木は、
切り株だけしか残っていないらしい。

(ストロベリー・フィールズ)

 Strawberry Fields Forever - Restored HD Video

 

DJI Osmo Mobile 2 Test | Filmic Pro | Strawberry Fields Liverpool (2018)

 

リバプールでは、マジカル・ミステリー・ツアーに申し込んで
ひと通り所縁の地をさらうことにした。
ある意味、観るべきところをひと通りさらっておいた方がじっくり過ごすためにはいい。

 

ジョンやポールが少年時代に住んでいた家の中まで案内してくれるのはナショナルトラストのツアーだというので、
そちらも考えたのだが、リバプールで過ごす一日のコア時間帯を使ってしまう。
それにツアーの時間帯によっては、発着する場所が少々遠いので、
同程度の値段なら、とマジカル・ミステリー・ツアーにした、というわけ。
(基本バス・ツアーなのだが、左側の座席を確保できると良いらしい。)

 

マジカル・ミステリー・ツアーはそれなりの人数で廻るので、
こんな写真は撮れないと思うが、
ジョン レノンが一緒に写っているのをはじめて見た。

 

ある意味、ポールの追っかけもどきをやった時以上に、予習のし甲斐がある。
(2017年4月 ポールデン・ウィーク始まる

 

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東京の川上り(隅田川)かロンドンの川下り(テムズ河)か。

2018年05月02日 | いいことも起きるにきまってる旅行記

浜離宮から、東京タワーを背にして、東京スカイツリーのある浅草まで東京水辺ライン(水上バス)に乗船。

生憎バッテリー切れで、新しいミラーレス一眼カメラでの撮影練習にはなりませんでしたが、
イギリス旅行 テムズ河下りのシミュレーションのつもり。
iPhoneカメラのLIVE機能を活かして撮影するのも悪くないかもしれない。
(本稿の一番下に貼付けてるのがLIVE機能での撮影シーンを繋げて作ったもの。)

(「地球の歩き方」より「テムズ河のリバーボート」。
ロンドン塔近くのタワー・ミレニアム・ピアから出発してウェスト・ミンスター・ミレニアム・ピアまで約40-50分。
旧天文台で名高いグリニッジまでの便もある。
経度ゼロ線で地球の西半球と東半球を跨いでみたいが、それにどれほどの意味があるのだろう。)

LONDON TOWN ( Paul Mc Cartney & Wings - 1978 ) HD


「春のうららの隅田川」の時季は過ぎましたが、GWの新緑や陽射しの中、
東京タワーから東京スカイツリー迄の間を、まるでパワースポット沐浴のような水上巡り。


入院期間を挟んで、再び二天門へと戻ってきました。
(花咲く春に会う。(2018年3月 / 2度目の入院へ))

今日、5月2日は通院デーだったのですが、血管新生阻害剤が効いているようで、
腫瘍マーカーCEA値は3週間前よりさらに下がって3.4でした。すごい。
 

 

奇しくも前日にも東京湾のウォーターフロント、羽田空港で撮影練習をしていました。

20180429 東京水辺ライン

元々は日本橋クルーズにでも一度行ってみようか、というアイデアだったのですが、
(⇒ 日本橋舟運案内
動画を作りながら、通った橋の名前を確かめていると、勉強になりました。
(タモリさんが東京の坂道通だったりするので、東京の坂道巡りみたいな本はあったりするが、
東京の橋のことって、まとまったものをあまり見ないような気がする。
神田川、隅田川、荒川の位置関係も、どこか頭の中ではねじれているように思える。)

 

 

(追記)2018.6.2 NIKKEI プラス1より「永代橋」。


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