心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書を~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

残暑お見舞い申し上げます

2016-08-22 | つれづれ
                         (はがき)


なんでもない一人一人の当たり前の日常が
穏やかで、かけがえのない時間でありますように。

久々の今日の1曲は~ やっぱり好き・・
Tom Waits - Take me home



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母と(父も)書を楽しむ

2016-08-21 | 

高次脳機能障害の母がいる老健で、
来月母も参加する「つなぐ展 母から娘へ」の作品制作現場 

父が、今を生きているという思いで「今」を書いてもらったら?というので。

小筆、細めの筆、中筆、太い筆、4本を並べて、
力強い調子で「今!」って思って書くとしたらどの筆で書く?と質問。

「そうねぇ、じゃぁこの筆で」と選んだのは、いつも愛用していた仿古堂の雅という中筆。
私としては太い筆を選んで欲しかったんだけどね

運動能力は気力にも影響するわけで、初めは何枚書いても小さく書く。

スパルタな私は何度も、「お母さん、今~!って強く思ってみて~」と。
さて、どんな「今」ができたか、9月の展覧会でお披露目します 

横で眺めていた父が、
「それともう一字書いてもらおう。 悔・・お父さんと結婚して後悔しているだろうから」。

「そんなことないと思うよ、お母さんに聞いてみたら?」
で、母に直接聞いてみた。

「そんなことないわよ、でも瞬間瞬間にはあるかもしれないけど  」

普段、頓珍漢な会話も多いのに、こういう質問にはいつも的確なのであ~る

「ね?お母さんは後悔してないよ、後悔があるのはお父さんじゃないの?」
というわけで、選手交代、父が「悔」の字を書く。



「やっぱりお母さんの線には敵わないな」

線だけではない。
私も父も、今も昔も、母には何もかにも、敵わないのでありましたとさ 




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つなぐ 展 ~色・糸・布・紙・人~

2016-08-20 | つなぐ展

昨夏、初めての個展をやらせていただいた地元相模原市にある
ギャラリースペース游で、9月7日~つなぐ展 を開催します  
個展の模様→ここクリック(画面ずずいと下まで続きます)

游のオーナー小林明子さん、帽子作家のいわもとけいこさんと
あれこれお話をしている中で、明子さんが一番大切にしているテーマは
「循環」だということを伺いました。

いわもとさんと私も同じようなテーマを持って今後の活動を模索しているところでしたので、
「つなぐ」を軸に初めの一歩を~と、6人が集いました。
6人の「循環」「つなぐ」に思いをこめた作品をご覧いただければと思います 

第1章は、高校からの友人と、それぞれの母との四人展。 
 
 ■会期: 2016年9月7日(水)~9月11日(日)
 11:00~17:00 最終日は16:00まで
 
 吉村 毬さんは、手仕事の達人。
 今回は布、ステンドガラスの作品を出品します。

 そしてその娘、おがわみかさんは、大学で染織を専攻、
 自宅には大きな機織り機もあり、現在は中学校で美術の講師をしながら
 染織家としても活動しています。

 そして坂本谿泉は、私の母。(故)中平南谿先生に師事。
 木筆会理事。日展、産経国際書展、毎日展にも出品していた書家。
 
 けれど、ご存じの方もいらはると思いますが、現在高次脳機能障害中 
 母の生きざまを感じるかつての書作品と、現在の母の作品を展示。

 でもってその娘、沙於里は墨の作品。

無意識に、けれど導かれるように気がつくと、互いに母と同じ道を歩んでいました。 

表現することの楽しさを共有することができるしあわせに、
感謝の気持ちを込めて・・つなぐ~母から娘へ。


第2章は、使っていないけれど捨てられないものに、
ちょっとした工夫や遊び心を加えた作品をご紹介します。

まだまだ知らない自分自身を再発見できたらと、
つなぐ~もったいない!から素敵!へ をテーマにしました。

 ■会期:2016年9月14日(水)~9月18日(日)
 11:00~17:00 最終日は16:00まで 

 
 帽子作家 いわもとけいこ
 詩作人  林 香 (はやしこう) ←彼女も高校からの同級生です
 染織家  おがわみか 
 墨遊人  坂本沙於里


期間中、日替わりでワークショップも開催します。
詳細は順次、こちらでご案内させていただきます

母と娘の「つなぐ」、同級生の「つなぐ」、
異なる創作分野での「つなぐ」、作り手と来場者としての「つなぐ」。
さまざまな「つなぐ」が新しい「つなぐ」へと広がっていけたらと願っています。

会場で、え? あっ! の瞬間をお愉しみ頂けましたら幸いです。

ギャラリースペース游 地図⇒
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日美展にお邪魔して

2016-08-20 | 書展・展覧会情報

8月4日にお邪魔した日美展の総合水墨画展。
レポートがかなり遅くなりましたが
Facebookの告知で拝見してお邪魔しました。

最初の画像は徳橋恭子さん の作品のアップ。
こちらが全体像。


入口入ってすぐ、大作もありました。






会場では、他種多様な墨表現に、目から鱗でした。

私が所属していた書の団体は、当時とにかく濃墨で粘っこい線を良しとするところがあり、
淡墨の世界を見ないようにしてきたような

宗教ではないけれど、所属する会の色に知らず知らずに染まるわけで。
けれど会をやめてからは、色々な書風を素直な気持ちで拝見できるようになり
書を楽しむ世界が広がったような気がします 

ただ私の場合、師が前衛作家ということもあり、
文字性、非文字性、両方を学ぶことができたことに感謝しています 

画像NGでしたらご一報くださいませ
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書展 グループ 墨花 レポート

2016-08-20 | 書展・展覧会情報

先日ご案内した 書展 グループ 墨花、最終日にお邪魔しました。

今年も涼しげな竹林と、鈴木鵬舟氏が書かれたポスターから。



最初の画像は、越智麗川氏の「興」。
このところ、少々心身磁気が弱り気味だった私に
ぱつーんと、スイッチを入れて頂いた気がします。

麗川氏の作品、今回も色々な書風、表具で楽しませて頂きました。

「自由」


「生きている ただそれだけでいい」


「生きている その幸福に気づかせてくれた」


「雨ニモマケズ」


「無」


「高野切第二種 臨書から創作へ」




鈴木鵬舟氏 山頭火句「歩歩到着」より


鈴木鵬舟氏「序破急」


榎本大城氏「通過点・・通り過ぎる風のように」
鈴木鵬舟氏「素心」


福嶋翡舟氏 「天慶」


向田湖蝶氏 「蜻蛉」


守谷秀翠氏「芭蕉 六句」



 麗川氏のブログからも→忘己利他


会場には、書を心から愛し、楽しんでいらっしゃる空気が溢れていて
初心に帰るという思いを得ることができました。

あれこれ迷わず、楽しい!を持続できるには、
書いて書いて書くことなのかな、と思いました。


さて。
私も次のこと、始めます

画像NGでしたらご一報くださいませ 
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現日展レポート その2

2016-08-16 | 書展・展覧会情報

8月4日にお邪魔した現日展の前回に続く作品のご紹介をば。

書TENでご一緒させて頂いていた方々の作品から。

最初の画像の作品は越智麗川氏の桂本万葉集。全体と部分はこちら↓






伊地知 星夏氏 水原秋桜子の句



木原光威氏 山本洋三詩 充満する残響



谷合双辰氏 紀貫之のうた 四首



中谷翠泉氏 泰楽安善



岡村雞守齋氏  



多田翠香氏 臨 灌頂記




そして、木原氏の作品となった詩を書かれた山本洋三氏の臨 書譜



全体はこちら↓ 






2010年に始まった十人十色の書TEN
TENは現日会の方が7名、無所属1名、
私ともうお一方が奎星会(私は退会していますが)。

皆さま、書にも人に対してもとても真摯で、お心深く、
現日会のスローガン、「燃える現日」の魂を感じます。

このブログがきっかけで越智氏にお誘い頂き、未熟ながら5年間、
私なりに毎回新しいことにチャレンジできたことや、
長年所属していた会とはまた違う書風、空気感は、新鮮で刺激的でした。

けれど昨夏以来、暮らしの中に父母の介護、介助の時間が多くなったことや
母と一文字一文字、拙い書を書く時間を重ねていくうちに、
今の自分にできる書とのかかわり方について焦り、迷い、悩みました。

TENが10年目を迎える年は東京オリンピックの年。
その節目を迎える前に、残念ながら私はTENを去ることになりました。

TENの皆さまにはご迷惑をおかけしてしまい、自責の念が強く迫ります。

そんなこんなの中、拝見した現日展。
お一人お一人のお人柄と、5年間一緒に書を楽しませて頂いた
充実した時間を思い出すと感慨深く、感謝と感激を心に刻んできました。

書TENは11月20日~23日、今年も池袋芸術劇場で開催です。
近くなりましたらまたご案内させていただきます


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第25回 書展 グループ 墨花 ご案内

2016-08-10 | 書展・展覧会情報

先日お邪魔した現日展と国立新美術館での日美展のレポートを、と思いながら
会期が12日からのこちらの書展のご案内を先に~

連日猛暑、炎暑、酷暑ですが、この季節になるとこの展覧会 
駅からのんびり歩いてちょうど暑い~って思う頃、涼しい会場に到着。
入口入ると、ガラス張りの向こうに竹藪があって、目にも涼やかです。

さて、今年のテーマは「通過点」とのこと。
賛助出品として、城所湖舟先生の作品も展示されます。

 ■出品者:榎本大城 越智麗川 守谷秀翠 
      福嶋翡舟 鈴木鵬舟 向田湖蝶 
      (鈴木氏の作品紹介は山本洋三先生のブログにリンクしています

 ■日 時:2016.8.12(金)-14(日) 10:00-18:00 12日は12:00より
 ■会 場:鎌倉芸術館ギャラリー2 JR大船駅より徒歩10分
    地図クリックで拡大⇒ 
 
これまでの墨花の展覧会の模様は⇒ここをクリック

先日お目にかかれなかったので、越智先生に会いに行きたいと思っています

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佐藤達也さんの個展レポート(1)

2016-08-05 | 書展・展覧会情報

昨日の書店巡りの続き。
現日展のレポートもまだ残っていますが、
今日は先に先日ご案内した佐藤達也さんの個展

取り急ぎ作品画像アップします。
ご本人よりご了承済です。

会場では佐藤さんの書作への思いを伺いました。
私なりに感じたことなどは、またのちほど追記します。


7日日曜日まで新橋駅そばの銀座アートホールで開催中ですので、
この週末、ぜひお出かけくださいませ~。
























地図クリックで拡大⇒ 



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現日展レポート その1

2016-08-04 | 書展・展覧会情報

午後からお邪魔した現日展レポート第一弾。
会期始まったばかりなので、ちょっとだけ〜。

書TENでご一緒させて頂いている方のは、
お名前見なくてもビビッときました。
好き〜って感じると、TENの方のだったり。

木原光威さんの作品は
今まで拝見した中で一番好き。
懐深く、開放的で、おおらかで、健康的で。
あぁ、こういう方なんだなぁって。

人の出会いは不思議なもの。
まだまだ知らないことばかり。

書は人なりと言うけれど、
私の書はどんな顔をしてるのかなって、ふと。

越智麗川さんのかな臨書は
ため息が出るような細字〜素敵でした。
会場でニアミスだったようで、お目にかかれず残念でした

さて、会場の模様と作品をいくつかご紹介。
お名前を控えていなくて作品だけですが




















植草凌花さん

書TENメンバーの方々のはまた次回。

現日展の次は、銀座アートホールでの
佐藤達也さんの個展会場へ。
しばしご本人とあれこれお話。
そのレポートはまた別途。

で、その足で国立新美術館へ。
徳橋さんの墨絵を拝見してきました〜。

ミラクルな午後、今新宿でひと休み。
小松菜りんごジュース飲んでちゅ。



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木簡の作品づくり

2016-08-04 | 木簡


今日午前中は書道教室。

Kさんが某書展にチャレンジしたい
という木簡を、
私なりに書いてみました。

サイズは60cm×170cm位かな。
俄かにだったので大きな下敷きがなくて
半切のをずらしながら。

12文字入れたいとのことだったので、
小さめに書いたら
盛り上がりに欠けたので、もう1枚。

4文字目と5文字目を、伸び伸びと
ダイナミックに書いてみたかったので
文字数を減らして。

なんか書道っぽくてつまらないなぁ

今日は午後から、久々の書展巡りがあるので、2枚書いたところで終わり。

これをどう作品にしていくか、
他人事なのに、私もチャレンジしてみたくなってちゅ〜

というわけで、ただ今上野に向かってまーす。



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第56回 自由と奔放 燃える現日 現日書展

2016-08-03 | 書展・展覧会情報

いよいよ夏本番、なかなかブログを更新できずにいますが
日々をまぁなんとか、元気に過ごしております 

あっという間に時が流れ過ぎ!で、
ブログ友達のところへも、ご無沙汰ばかり。。
皆さまお変わりありませんかえ~


さて、今日は書TENメンバー10名のうち、7名が所属されていている
現日会の展覧会のお知らせです。

毎年超大作が魅力のひとつでもある現日展、
今年はどんな作品を拝見できるのか楽しみです。

 ■会期 平成28年8月3日(水)~10日(水)9:30~17:30 最終日は14:00まで
 
■会場 東京都美術館 ロビー階第1・第2展示室  1階第1・第2・第3展示室

 8月6日(土)15:00より東京都美術館 講堂にて
 書写教育に関する講演会があります。
 どなたでも聴講できるそうです。

 講師 東京学芸大学名誉教授
    前文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官書道担当
    長野 竹軒 先生

 演題 「学校の役割 書塾の役割」



TENメンバーの方々のブログでも、作品等ご紹介されると思いますので
ぜひお立ち寄りくださいませ。

忘己利他

雪割草~木原光威のブログ

雪月花

TENのメンバーではないのですがこちらからも。
Yoz Art Space


拙ブログでの、これまでの現日展などの模様はこちらから⇒現日展

書TENブログ (なかなか更新できてませんが
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第2回 佐藤達也書展 のご案内

2016-07-26 | 書展・展覧会情報


御年26歳という若さで、銀座のど真ん中で個展をされるという佐藤達也さん

昨年の書TENに、桃太郎さんのお知り合いということでお越し下さり
そのまま一緒にいらしていた内野直弥さんと懇親会にも参加、
なんだか、久々に書について熱く語ったことを、今も鮮明に思い出します。

その内野さんも昨年地元栃木で、22歳という若さで初個展を開かれて。

お二人とも僕らの書展のメンバー、佐藤さんはリーダー。

若き書家のパッションとエネルギー、集中と解放、
そこに見える書の可能性を体感しに、ぜひ伺いたいと思います。

 ■2016年8月1日(月)~8月7日(日) 11:00~18:30
 ■銀座アートホール2F 

展覧会の情報はこちらからも

僕らの書展 Facebook

第2回 佐藤達也 書展

毎日書道会HP

展覧会情報 ユニカ



会場地図⇒クリックで拡大します 
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布に描く

2016-07-26 | 前衛・抽象


先月の蘭秀会書展の折、帽子作家のいわもとけいこさんが
白いシャツを持っていらして。

少々くたびれてきた白いシャツに、何か描いたら、
また着たくなるかもしれないから、ちょっと描いてみて~と。

ということで、その場で墨とアクリル絵の具で。

最初の画像のシャツは、割と厚地でカチッとしていたので墨は濃いめに。
肩にも描いて~、あ、腕にもちょっと~と。

こちらは、薄地で柔らかい印象だったので
墨を薄くして、淡墨の部分も入れてみました~。


墨は開明の帛書(布・リボン書用)。滲みが少なく、耐水性あり。

ワークショップではTシャツに描きました。

もちろん、文字を書いても~。
リメイクの楽しさ、再発見でした。


 ************************************************
  墨の出張ワークショップ、やっています。
  書、絵手紙、文字遊び、インテリアの書、等々。

  *相模原から車または電車で片道1.5時間以内の場所
  *5名~

  詳細はコメント欄からお気軽にお問合せください。
  コメントは非公開で受け取れます。ご連絡先をお忘れなく
 ************************************************




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沁みわたる~

2016-07-25 | 植物・畑・公園

先週末、何年ぶりだろう・・近所のお気に入りの道保川公園へ。




「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれたという公園で、
深い林の中にある沢には湧き水がつくるせせらぎの音や
虫や鳥達の声が心地よく。




最近流れている某缶チューハイのCM、
そこから流れてくる曲に心惹かれて検索~。

う~ん、いいなぁ。 今の気分にぴったりな感じ~

The Cinematic Orchestra - To Build a Home




ちなみに、回し者じゃないけどCMはこれ~。
映像と音楽から広がる解放感、爽快感、いいなぁ。

私にとっての木簡は、こんなイメージです 



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心が強ければ

2016-07-23 | 岡本太郎

「自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。」

久々に岡本太郎さんのことばから。 by 壁を破る言葉 イースト・プレス

人生の折々に現れる壁というのは、目の前にある時は高く感じていても
実は後になってみると、ただ一本に続く道なのかな、とふと。

思えば遠くへ来たもんだ、じゃないけれど、
思えば強くなったもんだ、って苦笑い。

若い頃は人の意見に流されたり、人の評価が気になったり。
でも、波乱万丈な生き方をしてきた父を見ていたら、
自分なりの真理さえ持っていたら恐れるものなど何もない、と思うようになり 

心が強くなれば、「許容」が生まれるような。

そんなことも、ありのままの日常は教えてくれるのであ~る 


今日の1曲は久々~Ed Sheeran の Photograph

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