ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

[2017年12月] 図らずも武田巡りの伊香保ラウンド

2017年12月28日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

今年は夏場に確かな手応えのようなものを感じながら、
掴みかけたものは、秋口から肘痛やら長雨に紛れて、何処かへ消えてしまったかのようです。

ヒデキを取り戻しに向かったのは伊香保温泉。
([2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。)

山梨同様、何故か土地勘が湧いてこない群馬県です。

11月に行った甲府への武田巡りの旅が、何かに導かれているかのように、図らずも12月になっても続きます。

前週誘われて山行に行った岩殿城跡もそうでしたが、宿泊ラウンドに訪れた伊香保温泉も武田ゆかりの場所。
有名な石段もまた、長篠の戦の負傷者のために整備されたものです。

 

 

伊香保温泉を整備した、真田昌幸(真田幸村の父)は、武田郡代として仕え、
武田勝頼が敗走する際には、山梨を捨てて上野国(群馬県)に逃げるように進言したが、
勝頼は岩殿城へと向かい、天目山で自刃することになったと云う。

( ↓ ) 前週行ったばかりの岩殿城へとつながる物語の偶然に少し驚く。

何はともあれ、伊香保温泉の思い出から。

デコボコした妙義山に沈んでいく夕陽を追いかけるように上毛から伊香保へと。

 

 

温泉街のバスターミナルそばに在る、居酒屋御免。
生涯最高のニラ玉に遭遇した。
20年近く前に白馬にあった(今はもうない)、長野オリンピックの日本選手団も通ったという居酒屋で食べた明石焼きが、
いまだに生涯最高の明石焼きなのだが、その時のことを思い出した。

ニラ玉って、こんなに感動的に旨いものだっけ
なんだか、店の壁に飾ってある2016年Mastersのお土産(ご主人は入院されていて一緒に行けなかったそうだ。)に色合いが似てる。

写真って、そんなにいつもいつも鮮明でなくともよい。
夜霧っぽい、ぼけらっとしてるやつの方がこの時の感覚にも近いし。

さてさて、本題のラウンド。

ゴルフとは関係ないですが、
谷川岳の岩場はギネスに認定される程、遭難事故死の多いところ。
(1960年に自衛隊の一斉狙撃によって、ザイルを切断して遺体を収容するという事件があったことも最近になって知りました。)

雪崩の山・谷川岳 -選んだ者と選ばれた日- Tanigawa-dake movie Trailer

当初は赤城に比べてフェアウェイが狭いように感じていた上毛コースでしたが、
今年になって、それほどトリッキーに感じずに愉しめるように変わってきました。

肘を痛めて、身体を静かに使うようになって、
徐々に可動域を拡げながら、スピードに乗っていけるようになってきてます。
今年になってから、飛距離が落ちているのを感じることが多かったのですが、戻って来つつあります。
この日は白ティーからのラウンド、
最終18番(498yard/par5)では、
ティーショット230yard地点の吹き流しのある辺りは完全な上り斜面でランが出ない状況ながら、
行ってみるとGreenまで残り203yard、単純計算だと295Yard飛んだことになります。

打ち下ろしだし、キャリーでそんなに飛ぶはずもないですが、
吹き流しのK点越えを悠々と達成できていると、それだけで気持ちがいいです。
100切りにはバーディーが必要だったので、2打目はGreenを狙いすまして撃っていきましたが、僅かに届かず手前のバンカーへ。
しかし、ナイス・アウトして、カラーからパターでねじ込んでのバーディー奪取です。

狙ってバーディーを取るなんてまるでプロみたいぢゃないか。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

(ところが、前の17番で、快心のティーショットが僅かに白杭越えのOB、
暫定の3球目からも
キレイなゴルフで4つであがったので、横はちゃんとダボでカウントしながら、
完ぺきなゴルフをした感があって、縦のスコアはPar勘定で18番に臨んでいました。
バーディー取って99のつもりが実際は101でした...。)

タムも初バーディーです!

 朝の伊香保を散歩。

この写真を撮った直後、暁光が得も言われぬ輝きで朝もやの空気を満たす瞬間が訪れました。
スマホで写真に収めようとしたその時に電話が鳴って、写真には残せませんでしたが、それは美しい朝焼けだった。

 

電話は、ゴルフ場のクローズを知らせる電話でした。
埼玉へ引き返して代わりのラウンドをしようというアイデアが出て、
Jeepにはキャディバッグを積むスペースがないので、
キャディバッグは向こうで借りればいいから、

キャディバッグはそのまま宅急便で送り返して
クラブだけ積み直して向かうことにしました。

ゲリラみたいな道中。
本当にゴルフばっかだ。

 

 

埼玉に戻ると冬の風物詩、ゆりかもめがお出迎えです。
なんだか、お互いに渡り鳥同士みたいだ。

ホームに戻ってきましたが、統制のとれないゲリラ戦みたいなゴルフをする癖が出た。
スタートホールの12番でナイスショットを続けるもボールを見失ってロストの8、
14番では50cmのバーディーパットを外すと3パットしてボギー。
気持ちがゲリラ化した15番では、残り60yardのセカンドショットから、
スタイミーになっている木の間を通そうとして結局11も叩いた。
得意のインコースのはずが、あまりに酷いので、
後半はスコアカードを新調して、気分転換。

 

気分転換後のハーフは47。

これが年納めラウンド。

太平の宵の空に、太平の世の幸せを感ず。

太平洋、ハワイ土産。

今年引退した宮里藍選手も2012年コオリナ・ゴルフクラブでのLPGA ロッテチャンピオンシップで優勝した。
(兄の宮里優作選手も初の賞金王&年間最多勝です!)

私も、じっくり静筋を太く育てていきたい。
上手く行くかどうかに関わらず安定している太平。

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武田巡りのEncore ~ 岩殿城跡

2017年12月23日 | 旅と帰省とお出かけと

甲府から始まった武田巡りは、まだ続くのでした。

山行好きの武士に誘われて向かったのは大月にある岩殿城跡。

武田勝頼が天目山で自害して武田氏が滅亡を迎える前に、
落ち延びようとして小山田氏に拒まれた悲劇の山城。

11月に甲府で恵林寺詣をした後に、
天目山からの敗残兵が、武田家家宝と云われる日ノ丸の御旗などを持ち帰ったと伝わる、
雲峰寺から始めた武田巡りでしたが、
奇しくも ひと巡りしてきたかのようです。
(武田巡りの旅 ~ 風林火山と日ノ丸の御旗)

大月駅を降りると、すぐに高さ150mに及ぶ一枚岩からなる岩殿山が見えました。
昇仙峡に行きながら見ずにいた覚円峰にも似たその山容。
(昇仙峡とキンタイア岬 )

自然の要害を活かした戦国屈指の堅城ぶりを体感できる山行になりました。

 

桂川を渡り、先ずは岩殿山麓にある丸山へ。

11月の甲府で見たのとは違う、冠雪した富士山を、ずっと眺めながらの山遊、
(富士山に登ってしまうと富士山は見えませんから、どちらがいいんだか、よく分かりません。)

お天道様をいっぱい浴びながらの素晴らしいパワースポット巡りとなりました。

入山規制が解けたばかりの週末でした。右は岩殿山頂を過ぎて、馬場跡から見渡す富士山。

 

2027年の品川〜名古屋間の開業を目指しているというリニア新幹線の工事中の様子も見えます。
2045年には大阪まで繋がる予定。(生きてれば80歳の頃だ。)

幅20cmほどの断崖絶壁を渡り、岩を登る。
山遊というよりは山行か。

危険(迂回ルートもあります。)

  

90度越えのクリフハンガー程ではないにせよ、垂直感があった。

 

二箇所あった鎖場を登り終えた兜岩で、しばし休憩。
山の上で飲むコーヒー、ってそんなCMのシーンに浸っているかのようです。
手挽きしたコーヒーにラム酒を入れて体を温める。有難き幸せ。

 

その後、天神山を越えて、「稚児落とし」へ向かいます。

 織田軍に攻められた小山田氏の婦女子が、子供の泣き声を察知されるのを避けるために子供らを落とし、
自らも覚悟を決めたという「稚児落とし」。

これほど間近に、断崖絶壁を見たことがない。

右サイドに見えるルートを辿って向こう側まで。

稚児落としを向こう側まで歩いてから、辿ってきた岩殿山〜兜岩〜天神山方面を見渡す。

 

 

20171210 岩殿城跡

カシオのG'z Eyeを胸部に装着して撮られた映像に、武田巡り感を強めていただいた。

20171210

神に近づいた日だったような。

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[2017年11月]トランプの空の下で。

2017年12月07日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

肘を痛めた後、再び80台をマークして復活と相成りましたが、([2017年10月] ゴルフ肘が教えてくれた、新しいゴルフのパラダイム
10月は例年にない長雨やら台風やらで、なかなかラウンドもままならず。(でもアイシングしながらの復活だったので、この悪天候続きは肘を治すには恵みの雨だったような気もします。)

 

80台固めのフェーズにこのまま入っていくのかと思いきや、
久しぶりとなった11月初めのラウンドは、まともに球に当たらず。

スコアカードに「イーグル・ヒデキ」と書き込んで、
18ホールの間は別人に変わってみる、ということを試し始めていたのですが、
([2017年6月] 18ホールの間だけ『ヒデキ』になってみたら、イーグルもやって来た。)
この日はヒデキをトランプ大統領と安倍総理に取られてしまいました。

松山英樹プロは、初来日したトランプ大統領と安倍総理のゴルフに駆り出され、
東京オリンピックのゴルフ競技開催会場となる埼玉 霞ヶ関カンツリー倶楽部でプレーしていたようです。

( ↓ ) 同じ日に同じ埼玉の空の下でゴルフしてました。

一緒にプレーしているメンバーに軍事評論家のような人がいて、上空を飛ぶ大統領専用ヘリ、マリンワンを目ざとく発見。
ラウンドを終えて帰っていくところだったのでしょうか。
慌ててスマホで写真を撮った頃には上空を飛ぶ3機は粒々のように小さくなっていました。

さらには、アメリカ空軍機、C17-A グローブマスターⅢの姿も。
どして、そんな軍用機の名前をそらで言えるの!?

 ↓ ほんとだ!

ヒデキがいないせいで、初心者に戻ったかのようなゴルフ。
INコース12番からのスタートでしたが、ざっくり連発。
2ホール目の13番では残り1mから4パットして10を叩いて調整ラウンド化。

ざっくりどころか、なんと、パターでダフる。

 夏も長雨だったし、あまりラウンドできていないのですが、
今年は年初から、飛距離が落ちたのを感じています。
飛距離には自信があったのですが、白ティーから230Yard地点の吹き流し、
青ティーからでも数十ヤード越えていくのが当たり前だったのに、届かないことが多い。



( ↓ ) この日も、ゴルフ勘を失ったかのよな出だし。
12番スタートだったが、parがなかなか取れず。
ようやくのpar奪取となったのは、15ホール目の8番。
しかしその後の9番では、OB込みとはいえ、10を叩く。
でも、アガリ4ホール(8,9,10,11)で3つのpar奪取、ゴルフ勘が戻って来たかも。

ボーっと生きてんじゃねーよ

( ↓ ) 12月になって最初のラウンドは、ミスも沢山だったが、まずまず。




この日の白眉は、日没間際のラストホール、11番。
飛ばしたくて左に引っかけた後のセカンドショットは残り175Yard。
ショット地点に持って行ったのは6番アイアンだったので、Greenに届かない状況ではありましたが、
目の前の木の右側の枝先から狙い通りのドローで球を廻してGreen手前へ。
Green両サイドはバンカーなのでこれが奏功し Par奪取で締めることができました。


スコアを競うスポーツではありますが、美技に酔ってしまいがち。
瞬間的な刹那や自己満足であっても、酔える時間を持てるならそれもまた良いと思うのです。
他人に自分の力を証明することがそんな重要なこととも思えないし。


行ってらっしゃい~、のハワイアン・ソングを。

Beach Boys "Hawaii"

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