ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

[ピアノ弾きおじさんへの道] 2015/年の瀬の音楽漬け

2015年12月31日 | ツールとしての音楽

逃げ続けるがゆえに追い続けてゆかざるをえない、移ろい続ける瞬間。

この曲は、オリジナルが特別だ。

ピアノに触るようになって、今さらながら思うのだが、
その時、その空気、に響いていた音色というのは唯一無二の音で、同じ音にはならない。
楽器やコンディションの違いも含めて、
その場所で共鳴していた音というのは、そこにだけ在ったもの。

最初の1音 " the" を聴いたとき、その一瞬で これは凄いと感じた、と前に書いた。 (The ロング・アンド・ワインディング・ロード)
レコーディングの際のちょっとしたハプニングか何かで、特有の歪んだ音色が生まれたものだと思っていたら、
そうでもなく、メイキング途上のテイクでも、歪んだニュアンスで歌っている。

The Making of the Long and Winding Road Part 1

この曲やLet it beは、極めてピュアでネイキッドな曲だというのに、
不思議なことに、以降のライブ・パフォーマンスでは、繊細なニュアンスは失われてしまっている。
ポール自身が再録したバージョンでもそう。
ブラームスの音楽は、本来狭い暗がりの部屋の中で聴かれるように作られているのではないかという話を読んだことがあるが、
原曲には、大きなライブ会場で聴くのではない、傍で聴いているような親密感がある。

不思議のもうひとつは、この曲やLet it beの良いカバーがなかなか見つけられないこと。
演奏やニュアンスの好みの問題を差し引いても、ストレートに楽曲の良さが伝わってくる演奏や歌に出会うことが殆どない。

なのに、タケカワユキヒデさんが歌うバージョンが素晴らしかった。
たぶんポールの意図に反しているであろう、フィル スペクターも驚くほどの壮麗なオーケストレーションが、すごい。
年末の第九の合唱や、歌劇のようで、仰々しいとされがちな解釈なのだが、
これでもかと言わんばかりに、たっぷりとハープが曲の輪郭の上でキラキラ踊り、
羽田健太郎さんのピアノは、ラフマニノフのコンチェルトを聴いているようだ。

タケカワユキヒデ「The long and winding road」

久しぶりにCDを焼きました。

Dirpyすごい! 便利! (Dirpy安全?ウイルス感染の危険性はある?評判と使い方について )

ソフトをインストールしなくても、YouTubeから音声をダウンロードできる。

来年は、ピアノに力を入れようと思って、弾き歌いの練習になるようなものを集めてきました。
(Hey Judeの下降進行や、Yesterdayのカウンター・パートにも歌を乗せられるように)

素人の方の演奏や、中には小学生のピアノ演奏まであります。
YouTubeというのは、本当に音楽の愉しみ方を拡げてくれたと思います。
商業ベースに乗ってないような、アマチュアの音楽もシェアされていて、
そんな中に自分にとっての名演を見つけられる。
小学生の女の子の弾くピアノに感激したり、おじいさんの弾くギターに聴き惚れてしまったりする。
レコード店やオンラインで配信されているものだけが、聴くに値する音楽だというわけではないと思う。
(逆に、Hey JudeやLet it beを上手に歌えていないプロやネイティブの方も沢山いる。
ストリート・ピアノで弾き歌いしているお兄さんのが格好良かったりする。)
音楽をプレイする楽しさが伝わってくるのは、むしろアマチュアの音楽だったりもする。

自分の歌までしのばせてしまったのはご愛嬌。
コード付けとか、いろいろ勉強する刺激になるから。
いつか、McCartneyⅡを録音していた時のポールのように、” 自分で楽しむ用に作った音楽 ” をもっと楽しめるといいなぁ。

イエスタディでも、作った当の本人が、こんなに愉しんでいます。

Yesterday - McCartney Rehearsal

というわけで、最近は、音楽をアナリーゼする読書にも勤しんでおります。

 

 

 

Twitterの中に埋もれかけていた、年の瀬の記憶。

~ 緩い生クリームは結構好きです。アルペンに遊んでいるようで、
どさくさに紛れて、雪崩をうったように食べることができます。

~ 長崎は魚が美味しいらしいので、肉が食べたかったそうです。
〆も、” 日本一おいしいミートソース ” を替え玉で。


年の瀬の〆はやっぱり、蕎麦でいこうと思います。

皆さま、よい大晦日をお過ごしください。

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[2015/年納めラウンド]スコア以前の問題として~切れてしまう気持ちをやめる~

2015年12月26日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

スコア以前の問題として、
キープを続けられない切れてしまう気持ちをやめます。
いい加減に流してしまうことをやめます。
やめるべきことを宣言してから、年納めラウンドへ。
hallelujah!

知り合いの方で、「やめること」・「やめたこと」を、ブログに書き綴っている方がいて、
余計なもの、今となっては必要でないものを、ちゃんと意識にあげていく、
そういった引き算的発想が効くのかもしれない、と思いました。

他にも何かで、” そないなこと、どうでもよろしいんやん。”と書かれているのを見て、すっと腑に落ちたようなような気がしました。

” 仕方がない " とは違います。
諦めたり、気持ちが切れているのとは次元が違う。

~ 「切れてしまう気持ち、をやめる」~

(四半世紀以上も吸い続けたタバコを、即日やめれたんだから、おんなじように、やめることができるはずです)

さて、2015年 年納めとなるラウンド、

出迎えてくれる薄暗い朝の景色はモネの描く水面の風景のよう。

やがて、穏やかで風のない晴れ間が訪れ、絶好のゴルフ日和となりました。

 

(絵画風の印象はこちらにも ⇒ オルセーかセーヌかリンクスか )

新しいM1ドライバーは、まだスイングが安定してなくて、厚い快心の当たりは少ないのですが、
引っかけやチーピン、あるいはそれを嫌ってのスライスと、球が散らばりがちだったのが、そこそこで収まっています。

第2打がノーチャンスであったり、OBになったりする心配がずいぶん軽減されました。
一発のぶっ飛びはないかもしれませんが、直進性能が高いと思います。
強いゴルフを作っていけそうな予感がします。

今日は、上級者のSプロを交えてのラウンドでしたので、
スコアは改善するだろうと思ってましたが、その通りの結果になりました。

今日はスコアへの執着があまりなくて、
ホールアウト後に、
最終ホール次第で、80台が十分に狙えたなぁと残念でしたが、90ジャスト。

前半4つ、後半2つ、合計6つも3パットするという、粗いパッティングであったにもかかわらず、です。

やっぱり、スコアメイクは、大叩きしない安定感が大事なのだと思います。
ショットがいくら冴えていても、大叩きをする脆さがあると、結局18ホールのトータルでは結果に表れません。

そのために、「気持ちが切れてしまうこと」をやめます。

( ↓ ) 遡って前々週、忘年会ゴルフの時の成績。

後半M1がしっかり仕事をしてくれて、パーラッシュが14番まで続き、前回同様、一気にホールアウトしそうなゾーンに入った感じでした。

・・・

しかし、続く15番ホール、急におしっこがしたくなって、我慢しながら打ち続けるも、
もぞもぞして、アプローチがまともに当たらなくなり、カラーからのパットをだふるに至り、途中タンマで、ダボ。

・・・

生理現象には勝てず。
その後は気持ちを切らせてしまいました。反省。
(みんな おしっこ、どうしてるんでしょうねぇ。)

忘年会は秘密結社の会合のような処で。

脇道を入ったら、店名を掲げることもない、灯りの点いた勝手口が。

この扉を開けて、階段を昇ると、執事のようなスタッフが待っている、落ち着いた空間が広がっているのです。

びっくり。

まさしく、大人の隠れ家のような雰囲気。有名人もお忍びで来店したりする店らしいです。

 

愛は勝利のマーチではない、と歌われるハレルヤ。

同じハレルヤでも、これは大人にとっての讃美歌、クリスマス・ソングみたいに聴こえます。

肩の力の抜け方が、どうでもよろしんやん的ハレルヤ。でも ”仕方がない”とは違う。 
断片的で、途切れがちかもしれないが、吐く息すべてが賛美の歌になる。

「切れてしまう気持ちをやめた」夜に相応しい。

 A Christmas version of Leonard Cohen's Hallelujah

秘密のコードがあると聞いた  ダビデ王がそいつを歌うと神はたいそう喜んだ
でも君は本当は、音楽なんてどうでもいいんだろ?

それはこんな感じ。 第4和音、第5和音、 短調で下りて長調で上がる。
困った王が作ったのがハレルヤ...
君の信仰は厚く、その証明が必要だった
君は屋上で入浴している彼女を見た   月明かりの中の彼女の美しさは君を圧倒した
彼女はキッチンの椅子に君を縛りつけ、君の王位を壊し、君の髪を切り落として
ついには君の唇から引き出したのだ 神を称える歌ハレルヤを...

多分僕は昔、ここに来た事がある。 この部屋を知ってる、この床を歩いたことがある。
僕は君に出会う前に一人でここに住んでいたんだ。
僕はマーブルアーチの上から君の立てた旗を見た。けれども愛は勝利のマーチじゃない。
それは冷たく、途切れがちの賛美歌 、ハレルヤ...

君は僕に話そうとしたことがあったね、何が本当で 下で何が起こっているかを
でも今は決して話そうとしないだろ?
僕が君の中に入っていった時を覚えてる? あのとき聖なる闇も動いたんだ
そして僕らの吐く全ての息が賛美の歌になった 、 ハレルヤ...

多分神は僕らの頭上にいるのだろう   でも僕が愛から学んだことは
どうやって、君が誰かに撃たれる前にそいつを撃つかっていうことだけ
君が夜に聞くのは泣き声ではなく、 光を見た者の歓声でもない
それはただ冷たく、切れぎれの賛美歌 、 ハレルヤ...

(映像の方は、途中から原曲の歌詞ではないXmasバージョンに変わります。)

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龍の昇る頂にて ~ 千夜一夜

2015年12月21日 | 日記

西方より高僧が来京するというので、高校時代の硬式テニス部の在京メンバ―が集まりました。

(「龍谷」に新しい一歩を踏み出したピアノと高僧との共時性みたいなものを感じていたのですが、勘違いでした。
龍谷の阿闍梨ではなく、大谷の阿闍梨です。
前回記事「龍のいる谷間にて~第一夜」に続く第二夜を予定していたタイトルでしたが、少々変更。)

折角の東京なので、店は六本木に。

新宿や渋谷や池袋の喧騒とは肌触りの違う、東京ならではの空気感を持った街だと思うからです。

 

25の時に転勤で東京に来たのですが、来年はもう50になります。
関西半分、関東半分、
月に喩えるなら、上弦です。

少し脱線しましょう。

東京に来て間もなくの頃、当時の上司に、六本木に連れて行ってもらったことをよく覚えています。
NY帰りの ” シャーク(鮫)XX ” と呼ばれていた怖い人でした。
当時は為替取引の仕事をしていたのですが、大口の為替取引があると、支店からの連絡を受けて、インターバンクのディーラーに、
” ドル円 TTS 100万ドル!” みたいに、大声で伝えないといけません。
持ち高を誤ると、一瞬にして、融資取引の利ザヤ分を帳消しにしてしまうような為替差損につながります。
東京市場の取引時間が過ぎた頃、支店から時々連絡を受けるのが、スポット取引の連絡漏れ。
ある日の夕方、支店からの連絡を知らせる机上のボードのランプが赤く点滅して、電話を取ると、ついこの前までいた支店の外為課長から、謝罪を兼ねた為替取引の事後連絡でした。

そんな時に優しい口調で受け答えしようものなら、厳しい仕打ちが待っているのは分かっているのですが、
かつての上司を叱り飛ばすなんて出来るはずもなく、受電後は私が叩きのめされました。

叩きのめしぶりが半端ないので、シャークと呼ばれる所以にもなっているのですが、
朝まで六本木で飲みに連れて行ってくれた時に、ただ怖いだけの人ではないことが分かったのが印象に残っています。


東京に着いた阿闍梨を案内したのは、
六本木ヒルズ52階の東京シティビュー。
あいにく富士山は見えませんでしたが、東京の街を一望できます。
六本木に居ながらにして、お台場やレインボーブリッジ、
東京タワー、東京スカイツリーまで。

そして、阿闍梨ですら達しえない宙へ。

ちょっとした異界体験です。
レイア姫はいませんが、美しいオーロラが顕れる銀河に包まれます。
北極星を中心にして一定の巡航速度で、円形に廻るのが普通のプラネタリウムですが、
四角い部屋の稜線の中で、中心を見定めることのできない曲率の端っこで、宇宙の中を揺らいでいるような気がしました。
瞑想フロアみたいに靴を脱いで寝転べるスペースもあって、倍音声明に行った時のようでもあります。

六本木ヒルズにある、毛利庭園そばのイタリアンレストランを予約しておいたのですが、
こういう時のイタリアンて、記憶に残りません。
アタックの強い味だと思うのに、飲んだり話したりしていると、なぜか脇役に徹してしまう不思議。
日本の割烹料理を食べた時とは何かが違う。

けやき坂の白いイルミネーションは一時間に2回だけ赤く変わるらしいのです。
上空から見た時は白かったイルミネーションなのですが、
地上に降りてくると殆ど赤い時間しかなかったように思える。

瞑想なのか、妄想なのか、そんな赤に敬意を表して。

 

Janine Jansen Jules Massenet Meditation from Thaïs

動画に寄せられたコメントが素晴らしかった。

 

She plays as if it is her last performance in life.
Her seriousness and whole heart, it makes her music unique.

おもてなし、という言葉があるが、
その時その場所を共有する空間を最上のものにしようとするかのような、彼女のシリアス。
時空を、使い方ひとつ、気持ちひとつで、変えてしまう。
目の前の風景や空気から、直接この音色が聴こえてくるわけではないが、
同じように、共鳴しうる空間を与えられていることに変わりはないと思える幸せ。

Janine Jansen (ジャイーヌヤンセン)

あわい ~ エルガーの弦楽セレナーデ

巨大イシナギと、冬の木枯らしに似つかわしいブルッフを。

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龍のいる谷間にて ~ 第一夜

2015年12月20日 | 日記

冬の空に上弦の月が明るく輝く頃、龍谷の時が訪れる。

この曲だって、そのうち、コードを付けて、弾き歌いの曲に化けるかもしれない。
いや、もっといい新曲を作れるかもしれない。

夜のしじまに ~ 鼻唄作曲家


高校時代からの友人である龍谷の阿闍梨が何十年に一度かという来京を果たすというので、
六本木で当時の硬式テニス部のメンバーが集まって再会の宴を催すことに。
(月命日のある住職業は家族旅行もままならぬそうなのです。)
まるでハレー彗星のような出来事だと思っていましたら、
前日の晩にお会いすることになったピアノ・マイスターも龍谷のひとでした。

(こんな素晴らしい環境が家から歩いていけるところにあったなんて、驚きです。)


単発レッスンを受けたりはするものの、どうも行き場のないピアノ難民みたいな気がしていて、
ピアノのメンターのようなものを求めていました。
気軽に相談できて、ヘイジュードの歌詞のように、がんばれよって後押ししてくれるような先生が、近所にいるといいなと思ったのです。

先週思い立って、地元でピアノ教室をされている先生を探して、相談に伺ったら、
知人の作曲家がやっているという音楽教室を紹介してくださることに。
クラシックではなく、コード主体で弾き歌って楽しみたいという私のニーズにぴったりとのこと。

やりたいことや自分のレベルをダイレクトに伝えるのにYouTubeは便利です。
事前にご紹介いただいていたこともあって、思いもよらぬ返信をメールで頂きました。

ビートルズにぴったりな声、ですって。わお。


個人邸のスタジオって、なんだかポールマッカートニーっぽい。
ピアノだけでなく、ドラムやベース、ボイトレ、作曲、
さらにはバンド演奏やスタジオ録音まで、やりたいことは何でもサポートします、っていうのがすごい。

ぼくにはスペック過剰の感じはありますが、
2014年春に開校したばかりだというのに、
口コミ中心で生徒数は120名を超え、スタジオを増設し、
市ヶ谷や新浦安にも教室をオープンするというホットな教室で、
来年には法人成りして教室名も変わるそうです。

本日は奇しくも年内ラストレッスンとのことで、
作曲家オーナー氏と、チーフインスラクターから、音楽教室にかける熱い情熱を聞かせていただきました。

いろんな楽器のインストラクターによるレッスン技術共有会の風景だそうです。
まるでスタジオで音を探しているビートルズみたいです。

 

ピアノ弾きおじさんへの道、一歩前進の年末。

あ、そろそろ行かないと。

「もしもピアノが弾けたなら」

追記.

灯台もと暗し。

早めに家を出て(自転車でささっと行けるという便利さ)、音楽教室の場所を見つけてから、
寒いのでコーヒーでも飲んで待つことにしようと入ったのは、
一風変わった歌声喫茶でした。

店の真ん中にYAMAHAのヴィンテージ・ピアノが置いてあります。
オーナーのサミー木村さんは、銀座のYAMAHAでキーボード講師をやったりしていた音楽の世界の方で、
氏のアレンジによるポップスの楽譜本が机の上にはうずたかく積まれていました。
松田聖子とかユーミンとか、あの頃のです。

お伺いを立てて、ピアノに触らせてもらうと、
普段はやらないよ、と仰りながら、客は私だけなのに、枯葉やfly me to the moonを鮮やかな指捌きで聴かせていただけました。

追記その二 龍谷の阿闍梨は誤りでございました。 正しくは大谷の阿闍梨でございます。

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M1ドライバーとクロカゲに惚れるの巻

2015年12月06日 | ゴルフィーライフ

Rシリーズに代わるテーラーメイドの新たなラインナップとなるM1ドライバー、本日12/5発売。

米国では既に発売されていて、ジェイソン デイがすぐに実戦投入、”320-330ヤードをフェアウェイの真ん中に打てた”と驚き、早々に優勝(BMW選手権)して話題を呼んでいます。

現在私のキャディバッグには、2011年から使い続けているバーナー・スーパーファスト(白いドライバーのファーストモデル)、
そして2012年に投入したR11S(シャフトが硬めで暴れないので、一発の飛距離や弾きはないが、手堅く行きたい時のセカンドドライバーとして使用)、
と、ホワイト・ドライバーのツイン体制を組んでいるのですが、
久々に本当に欲しいなと思うモデルに出会えました。

こうして振り返ってみると、今のエース・ドライバーはもう4年前のもの。

少々値が張るなぁと思ってましたが、4年も使い続けたんなら、そろそろ買ってもいいんじゃないかと思えてきた。

([2012年12月] r11sドライバー × ツアーAD BB, Blue Bullet ( 青い弾丸 )の試運転@古河ゴルフリンクス)

(白い球春到来)

なんだか、間もなく公開になるスターウォーズの宣伝みたいだ。

 

白いヘッドが特徴的なテーラーメイドが、ツートンカラーという新しいコンセプトを出してきた。

構えやすいフェース・アライメントは、ややオープン気味で、引っかけをイメージしにくいのが好印象。
チタンとカーボンのコンポジットによる黒白のツートンカラーは、安心感とソリッドさが同居していてかっこいい。

( ↓ ) この写真はダスティン ジョンソン、not ジェイソン デイ。

おなじみのウェイト調整も2方向の調整が可能。
シャフトも取り外しが可能だが、Mシリーズと、これまでのRシリーズとでは微妙にシャフトの装着の仕方が異なっていて、
自由に取り換える程の互換性はないらしい。

発売日の当日に、早速、試打会に行ってきました。

人気の4大メーカーのシャフトが選べるとあって、試し打ちのし甲斐があります。
ヘッドのウェイト調整はそっちのけで、シャフトの打ち較べみたいになってしまいました。

純正シャフト(写真下、一番右)は、やはりしっかり感が足りずフック系の球になってしまいます。

使ったことのないアッタスも好印象でしたが、スピーダーやTour ADのGP6sは、しなりが少なめで棒に近い感じです。

スタッフのお兄さんにも、一番いい球が出ていると言われ、
圧倒的に良かったのは、米ツアーで評判になって、逆輸入されたクロカゲXTの新モデルXM(60S)。

これには惚れました。

 

たしかに、書いてある通りで、クロカゲには、
ヘッドが地面と平行にスライドして、厚いインパクトをつくるような挙動を感じます。

シャフトの先端も硬いはずなのに、この弾き感は何なのだろう、というインパクトでのヘッドの走り、
いい打ち出し角の強弾道が安定して出ます。
インパクト時の当たりだけではなく、同じヘッドとは思えないくらい、振り抜きの良さにも明らかな違いを感じました。
打っていて、どんどん気持ちが良くなっていくシャフト。

それでいて叩いても暴れない。
クイッとしなっても、安定したしなり戻りがあって、しっかり感を保ちながら、弾いてくれるようなシャフト。
(スタッフのお兄さんは(ツアーADの)DJみたいな弾き系のシャフトだと言ってました。)

ディアマナが流行った頃は、イメージ先行のような気がして、良さがよく分からないところもあったのですが、
今回のクロカゲには、
値が張っても、その分の価値はあると思える、たしかな違いを感じます。


 

先日、新たな気づきを得たドライバー。(回すのではなく、右肩を後ろに引くドライバー(重力使いの名手へと)

肩を回すのではなく、肩を引くには、肩甲骨を柔らかく使えるようにしておかなくてはいけない。

ニュースイングのイメージは、ジェイソン デイに近い。

    Crazy Good !

Champion Jason Day's Best Golf Shots from 2015 BMW Championship

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