ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

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Another Day of Sun ~ あの日の朝と同じように

2017年04月08日 | 日記

あの日の朝と同じように、庭には水仙が咲いていました。(祝福の春、完璧な桜)

心配していた次男でしたが、なんとか無事に大学生に。(祝 ~ 春はまたいつだってやって来たよ。)

(梅もそうですが、水仙を見ると母を思い出します。)

 マンモス校のせいなのか、入学式は武道館で。

ちょっと笑えた。

親は入場できないので、九段下で別れて、靖國神社を散策。

桜の開花を告げる標準木が4月2日に満開宣言になって一週間、
本降りになることなく持ち堪えてくれた天気、桜が見ごろを保ったまま入学式の日を迎えることができました。

長男が大学に入学した時にも、この辺りにやって来たのでした。(千鳥ヶ淵と件の牛)

千鳥ヶ淵の、御濠の水面にかかるように咲く桜は見事です。

 

その年、その年で、
これはと思うような桜の姿に出逢うことがありますが、靖國神社の啓照館の辺りにあった桜姿が美しかった。

つまは苔の美しさを褒めることが多いのですが、
幹肌を緊密に滑らかに覆う苔姿はなるほど見事です。
花ばかりに目が行きがちですが、枝ぶりを含めた木姿の美しさ。

 

そぼ振る雨の中で、刻々と移ろってゆく自然を切り取ったかのような光景に出遭う。咲き誇る花、散りゆく花、朽ちていく花、其々の瞬間がある。
輪廻転生と言うのか、うごめいていく生命の様態が凝縮されたような光景。

花露に濡れて、天も地も人もコイも、花に溺れるのであります。

 

「風立ちぬ、生きねば。」を想起させた靖國神社内の遊就館。

 

その後、靖国通りを秋葉原まで歩いて、次男のパソコン選びへと。

この春に観た、Another Day of Sun。

映画「ラ・ラ・ランド」オリジナルmusicPV

ミュージカルってどこか不自然なような気がしていましたが、
リアルをそのまま垂れ流しするのではない、いわゆる「拡張現実」的な表現方法なのではなかろうか、と考え直しました。
" 現実世界で人が感知できる情報に、「何か別の情報」を加え現実を「拡張」して表現する ”手法。
VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)ではない、AR(Augmented Reality:拡張現実)。

「ラ・ラ・ランド」というのは、ロサンゼルス (LA) から来た言葉で、
ハリウッドやビバリーヒルズ、ビーチなど、現実ではない夢みたいな環境の
ロサンゼルスの代名詞として La La Land という言葉が80年代頃から使われるようになったそうです。

日常会話では、

It seems like she’s in la la land. She doesn’t know what just happened.
(彼女はまた自分の世界に入ってる。何が起きているのかわからないみたい。)

みたく、「非現実的な世界」「ぼーっとしてる」という意味として日常会話で使われるそうです。

でも、グーグルグラスではないですが、AR(拡張現実)って、これからきっと進化していくのだと思う。
心的現実というものが、昔から人それぞれであったように(心的現実性こそが重要である)
各々の拡張現実を生きることが、もっと当たり前の時代が来るような気がします。

( ↓ ) 黄色い衣装が La la Landっぽい。この高揚感も。

George Harrison - What Is Life

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