大絵巻展

晴れ渡った空。ジリジリと照りつける日差し。夏が来たかのようだ。昨日も晴れて、友人と太宰府の九州国立博物館に大絵巻展を見に行った。予想通りの人出。せっかく来たので肩越しではなくじっくり見ようと並んで順番を待った。何百年も経ったとは思えない色の鮮やかさ。細かい筆運び。表情豊かに描かれた市井の人々。書も墨の濃さから書き手の筆遣いの違い、美しい仮名文字にうっとり。読めたらもっと楽しめただろうが。百鬼夜行図は解説もあり十分楽しめた。自分にご褒美の一日だった。