ベランダに出るとムッとするような熱い空気。
窓を閉め切って閉じ籠もっていると外がこんなに暑いとは分からなかった。
ピンクや赤いツツジも見事だが白い花のツツジもまた美しい。
二日間寝込んでいた。
胃の不調。
１ヶ月ほど調子がいいので、「私、大丈夫じゃん」と思っていた矢先。
暴飲暴食をしたわけでもない。
特にストレスがかかるようなこともない、何しろ仕事は休みだ。
ゴールデンウィーク前半に張り切りすぎた？
あまりにも情けない体力にガッカリ
それでも今日はお粥を食べられるようになったので随分元気になった。
溜まった洗濯物や台所の片付けをボチボチ始めた。
夕方夫から電話で「くぅが風邪をひいて寝込んでいるから連れて帰る」と言う。
熱でも出して寝込んでいるならお粥でもと作って待っていた。
帰ってきたくぅ。
確かに鼻声で風邪はひいているようだが、元気そうだ。
何でも食べると言うので急遽メニューを炒飯に変更。
大学の授業で面白いことがあったと側で話し続ける。
「熱でも出して唸ってるのかと思った」と言うと、くぅも「親父が迎えに来るって言うけ、なに？って感じやった」と。
カラクリはすぐに解けた。
実はくぅの車を仕事で使うからと１週間前から夫が借りてこっちに置いてあったのだ。
それを今日仕事仲間に頼んで乗っていってもらうと言っていたのにそれが出来なかったらしい。
それでくぅを連れてきて自分で運転して返そうというのだ。
帰るつもりのなかったくぅはレポートが残っているから明日にでも戻ると言う。
まぁ、たいした風邪でなかったことも顔を見られたこともよかったと思うことにしよう。
体調がよければごちそうを作ってやったのだが、二日寝ると足の筋肉が落ちて、夕方には足がだるくなってくる。
年を取ると筋肉の落ちが早くなったように思うのは気のせいだろうか。
いずれにしても、自分の体力を甘く見てはいけないと言うことか。
