昨夜から断続的に雨が降っている。
雷鳴もとどろき、春の嵐の様相。
ソメイヨシノも各地で満開だが、お花見はお預けだろう。
トップの写真は市役所の桜。
バックの赤茶色の建物が市役所で、躑躅も少し咲き始めた市役所の前庭には満開のソメイヨシノが見事に咲いている。
昨日は、なぎぃの作業所の手続きで市役所に行った。
毎年申請書を出し、審査をしてもらわなければ作業所には通えない。
4月15日までに手続きをするので、市役所の桜を見る機会は多い。
市役所に用事で来た人たちも、桜の花にスマホを向けたり、桜を眺めたりしている。
気温は4月と思えないほど生暖かく、上着は要らなかった。
昨日は銀行にも用事があったので、スーパーの駐車場に車を停めて銀行まで歩いた。
自分でも、とぼとぼと歩いているのが分かる。
歩けるのだがさっさとは歩けない。中耳炎からこのかた外歩きはほとんどない。筋力も体力もまだまだ回復していない。
無理せずとぼとぼと歩いたが、少しづつは外歩きもしなければと思う。
父が人参を抜いてきた。前回の間引きした人参に比べれば大きくなっているが、まだまだ小ぶりだ。これからまだ太るのだろうか?
人参の葉をどう料理するかが今日の課題。
台湾で大きな地震が起きて、沖縄に津波警報が出され、TVは津波警報の報道一色になった。能登半島地震を思い出させる。
最初、地震はマグニチュード4と発表されたので、津波警報がなぜ出るのか疑問だったが、後に台湾で大きな地震が起きて震源が浅いと分かり納得した。
幸い沖縄には津波の影響はなかったようだが、台湾の被害の様子も少しづつ報道されるようになり、心配だ。
気象庁と言えば、ソメイヨシノの開花宣言で注目を集めたが、9か所の気象台で、100年続いた「目視観測」が終了したことはそれほど話題になっていない。
朝の情報番組で、「福岡での黄砂の観測はなくなる」と気象予報士が話していたのが記憶にあって、何のことだろうと思っていたら新聞に出ていた。
レーダーにより自動観測の精度が上がったので、もう人による目視観測は要らないというわけだ。
自動で観測する項目は「晴れ、曇り、雨、雪、みぞれ、霧、もや、煙霧、雷」の項目になり、快晴や薄曇り、気象現象の虹や黄砂、雲の量など多くの項目があったがもう記録は残らない。
黄砂が多い福岡で、黄砂の観測をしないなんて「なぜ?」と疑問が残る。
気象庁は、気象レーダーや気象衛星などの観測の活用により大気の状態を総合的に把握できるようになったからだと言う。
霧の中にいるような、降ってはいないが時折極小さい雨粒が落ちてくるような、地面はずっと濡れている状態なのに、「曇り」としか表示されないのは、レーダーがその状態を曇りとしか観測できないからだろう。
なんでも簡素化すればいいというものでもないと思う。