のち
湿気を含んだ大気はヒンヤリとしている。
昨日はレディスディだったのでなぎぃと一緒に映画を観てきた。
「レッドクリフPartⅡ」
実はPartⅠは観に行ってない。
先日TVで放送されたが、録画したもののまだ全部は見てない。
録画を見てから行こうかとも思ったが、それでは帰りが遅くなる。
仕方がないので見ないまま行った。
映画館は180人程が入る部屋に、平日だが満席に近かった。
流石話題の映画だ。
映画が始まる前にPretⅠのあらすじが紹介されたので分かりやすかった。
三国志と言えば昔、N○Kの人形劇がとても面白かった。
しかし、物語は部分的に覚えているが三国志の歴史的な流れは把握してなかった。
中国の歴史はとても入り組んでいて難しいと思っていた。
レッドクリフではとても分かりやすく表現されていた。
赤壁の戦いと言えば、諸葛孔明が風向きを変えるために「七星壇」を使って祈り、三日後に風向きが変わったという話がある。
今回、金城武がそれをどんな風に演じるのか楽しみだったが、なかった。
ちょっと残念。
三日三晩護摩を焚く事で、気流を変え風を変えたのではないかという考察を聞いたことがあって興味を抱いていたのだ。
今回の映画は歴史物というよりはフィクションを多用して人間ドラマを重点に話を展開している。
それはそれで面白かった。
字幕スーパーで観たのだが、曹操が詩を吟じる場面があった。
朗々と謡うように吟じる声がとてもよかった。
漢詩はやはり中国語が似合う。
エンドロールが左に中国語、右に英語で出てきた。
面白かったのは「Stunt」と出ていた部分が中国語では「武師組」となっていたところだ。
なるほど中国ではスタントマンは武道を習得しなければなれないだろうと思った。
たまには大画面で映画を観るのもいいものだと思った。
映画の後は久しぶりに「マノマノ」に行ってカプチーノを飲んだ。
マスターもスタッフも暖かく、居心地のいいカフェだ。