昨日は湿度が高く、蒸し暑いのに風が冷たく変な天気だった。
雨が降ったりして気温の変化が激しく風邪を引いている人が多い。
今朝は爽やかな晴れ間が広がった。
虫の音は8月から聞こえていた。
コオロギはコロコロと鳴くと言うが、今まではリーリーリーとしか聞こえなかった。
いつも、野球選手が走塁の練習をしているときの、「リーリーリーバック!」を思い出していた。
コーチや周りの選手が塁にいる選手に「リード、リード、リード…」と盗塁を促し、牽制球が来る前に「バック!」と塁に戻る練習。
その時の声が「リーリーリーバック!」という音として記憶にすり込まれている。
コオロギの鳴き声は、リーリーリーが重複して姿は見えないのに賑やかだった。
ある夜、ベッドで虫の声を聞いていると、リ、リ、リといつもとちょっと違うコオロギの声を聞いた。
鈴をコロコロと転がすようなリ、リ、リの音を実感。
56歳にして初めてコオロギのコロコロという鳴き声を聞くことができた。
写真はムラサキシキブの実。
小さくてかわいらしい実はさわるとポロポロと落ちるので部屋には飾れないと母。
仕方がないので写真を撮ろうとするが、私のデジカメはなかなかピントの合った写真を撮らせてくれない。
夏が終わろうとしているのに、わが家のサルスベリは今が見頃。
これはニラの花。
園芸種のニラ花は大きいが、これはとても小さくて可愛らしい。
いつの間にか柿も赤くなった。
最近は赤くなった柿をとる人が少ない。
わざわざ高い木に成る実をとって食べようとはしなくなったのか。
なんだかもったいないと思ってしまう。