鉢植えのカーネーションが次々に花を咲かせる。
昨日梅雨入りしたらしい。
昨日の30度近くまで上がった気温に比べると、今日は23度で肌寒いくらい。
朝から小雨が降っていたが、夕方からは本格的に降ってきた。
いつの間にか紫陽花も色づき始めていた。
総理の○○息子が秘書官を辞任した。
当たり前だろう！と誰もが口をそろえて言うだろう。
息子を秘書官にする総理も総理だ。
息子だからと甘やかした結果がこの始末なのか？
しかし、その内後継者指名で地盤を継いで選挙に出る頃にはこんなこともあったと笑い話にするだろうか。
政治家は歌舞伎と違って世襲制ではないのだと、有権者も分からなければ。
下の畑の縁に、ヒルザキツキミソウがたくさん咲いて美しい。
今日も珈琲を淹れて父の病室を訪ねた。
また少し血尿が出ていて、退院は先延ばし。
だが、本人はとても元気で、リハビリ室で屈伸や踵上げ、自転車こぎなどをしたあと、バーに20秒ほどぶら下がっているそうだ。
ぶら下がると「この人94歳よ！」とみんな驚いて見ると、嬉しそうに話す。
そろそろ退院しないと、畑の草が伸び放題だ。
今にも降りそうな曇り空だったが、雨は夕方一瞬パラっと音がしただけだった。一日中蒸し暑く、とうとうキッチン用の小型扇風機を引っ張り出してきた。
カーネーションは花の数が増えて華やかになった
父は三度目の入院中。
三度目ともなると、父も私も慣れて来て入院に必要なものなどはすぐに準備できるようになった。
水曜日に入院し二日ほどで出血は止まったようなのでほどなく退院するだろう。
ムラサキツユクサ。この薄紫色は好きだなぁ。
水曜日は午前中は父の受診に付き合い入院の手続きなどをして、午後は入院セットを届けに行った。
車で15分ほどなので、それほど大変なことでもない。
ゴミ出しやふろ掃除、父がやってくれていた皿洗いなど家事全般を一人でやる。これを「忙しくて大変」と言ったら友は笑った。
金曜日は生協の配達で、一週間分の食材を受け取り冷蔵庫にしまうのに30分かかった。これも一人でやるとふぅっと言う。
土曜日は、冬物のコートや半纏、フリースなどの冬物を洗う。
なぎぃの冬のコートの重いこと！
今日は一人で教会に行くつもりが、朝頭痛と軽いめまいのようなものを感じて、のろのろと朝食の準備と洗濯を済ませてからもう一度ベッドにはいった。
浅い眠りで夢を何度も見たが、目が覚めたら午後1時を過ぎていた。
目覚めたらすっきりしていたので、少し疲れがたまっていたのかもしれない。
2時半ころ、珈琲を淹れて父に持って行った。
ベッドが空で、どうやらリハビリに行っているようだと思い、保温容器に入れた珈琲を置いて洗濯物を持って帰った。
家に帰ってから電話してみると、これまでのリハビリは廊下を歩くくらいだったが、今日はリハビリ室に行って30分くらいリハビリをしたという。
明日調子が良ければ明後日は退院できそうだ。
曇り空と薄い黄砂の影響か、今日はすっきりしないお天気。
夕方にはポツリと雨も落ちて来た。
先日新聞の一面に「生成ＡＩ」の文字が大きく踊っていた。
思わず「なまなり！？」と読んで、違った「せいせい」だと気づいた。
最近よく耳にする「生成ＡＩ」。
どういう意味かと検索すると、「generative artificial intelligence」で、
「generative」は「ものを生じさせること」「artificial intelligence」は「人工知能」。画像、文章、音声プログラムコード、構造化データなど様々なコンテンツを生成するとある。
今一よく分からないが、よくわからずに使っているということは分かった。
作成は書類などの出来上がる作業のことで、生成は自然物質やエネルギーが生み出される過程を言うらしい。
そういえば、「原子力発電所の原子炉内で、ウランからプルトニウムなどの核分裂生成物が作られる」と言う風に使うのだと気づいた。
人工知能が作る文章は作成でなく生成だというのだろう。
私が読み違えた「なまなり」は、「生成り」と書くが、「きなり」とは違う。
一つに、
嫉妬や憎しみの感情により女性が鬼神へと変わってしまったものが般若。
人から般若へと変わるまでの角も短く人の心を残した状態、憎しみに飲み込まれていない状態を「生成り」と言う。
もう一つに、
人であらざるものを死霊や魑魅魍魎と言う。死霊や魑魅魍魎は人の心の隙間に入り込んで憑りつこうとする。憑りつかれると人は人であらざる者になる。
生きながらにして魑魅魍魎になってしまうことを陰陽道で「生成り」と呼ぶ。
あながち読み間違いでもないような
最高気温は２８℃だったらしいが、風がないせいか昨日より蒸し暑い。曇ってきたせいかもしれない。
昼間は晴れて日差しも強かったが、朝起きたときは濃い霧に包まれていた。
ベランダ側の窓の外が真っ白で、何か有害物質でもまかれたのか？と一瞬思うほど。１時間ほどして日が差すとだんだん消えていった。
父は昨日無事退院した。
まだ夜中に「詰まった感じ」があるため、自分で尿を吸引する器具を購入したらしく持って帰ってきた。入院中に３回練習したそうだ。
午前中に退院して、午後はＫ泌尿器科クリニックに転院のお願いに行くと言う。
国道３号線は片側三車線で、みんなビュンビュン飛ばす。
日頃は近場の２車線道路をのんびり走っている私には、怖くて車間距離をとりすぎるくらいとって、何とかＫ泌尿器科まで運転した。
予約外の受診なのでたっぷり待たされて、無事転院のお手紙ももらって帰宅。
帰りは夕方の車の多い時間帯にぶつかり、どうしても車線変更が必要になり恐る恐る車線変更しながらなんとか帰り着いた。
ものすごく疲れた。
今日は早速午前中にＳ病院を受診。もちろん予約外の受診なので１時間ほど待たされた。薬を調剤薬局でもらって家に帰り着いたのは午後１時だった。
連日の運転で疲れた私は午後はのんびりしていたが、父は一人で買い物に出かけた。
いつもの食事後の皿洗いやゴミ出しお風呂の掃除などを楽々こなす父。
退院してすぐなのにどうしてそんなに元気なのか？
体力で私は完璧に負けている。
青空が広がって、昼間は窓を開けて風を通すと気持ちがいい。
父は今日退院予定だったが、夜に２回も「尿が出ない」と言って残尿を抜いてもらったらしく、１日様子をみることになった。
５日に無事退院して、７日には教会にも行って、頻尿症状はあるものの日常が戻ったと思った矢先、８日の夕方血尿が出たと言い出した。
米をといで、夕食の準備をしようとしている時だった。
父は自分でＭ病院に電話して「泌尿器科の医師が見てくれることになったから」と言う。「付いていかなくていいの？」と聞いたが、電話では何も言わなかったから大丈夫だと一人で車を運転して行った。
ところが案の定、「入院することになったからタクシーで来て！」と電話がかかってきた。
仕事で出かけている夫に電話してみると３０分くらいで帰ってこれると言うので、急いで炊飯器のスイッチを入れ、豆腐とわかめだけのみそ汁を作って、入院の準備をして、帰ってきた夫に送ってもらい病院へ。
血尿が出ているので血が固まらないように処置されていた。
血尿が止まるまで、また入院だ。
先週は私も血圧の薬をもらうために受診したり、歯医者のメンテナンスの予約があったり、冷蔵庫の冷凍室の温度がマイナス４度にしか下がらくなり冷凍品がやばいので冷蔵庫を買いに行ったり、新しい冷蔵庫が来るため中身を全部出して、届いた冷蔵庫に戻したりと、目まぐるしく忙しい日々が続いた。
土曜日には父も出血が止まり、カテーテルを抜いて退院していいと言われたらしいが、用心して退院は月曜日にしたと言う。
土曜日には「１日早いけど」と、なぎぃがカーネーションをくれた。
カーネーションをもらうのは初めてかもしれない。
日曜日にはくぅがケーキとカーネーションを持って久しぶりに帰ってきた。
自動車税の通知がこちらに来ていたので取りに来るついでに持ってきたようだ。
今年はカーネーションが大漁だ！
明日は父も退院して帰って来るだろう。
熟成フルーツラムケーキ
父は昨日無事退院して、夜も安心して眠っていた。
ら、ドアを叩き名前を呼ぶ声が聞こえる。
ドアを開けると父が「またおしっこが出ない！」と焦っている様子。
血尿は止まったはずなのに尿が出ないと言うのはどういうことなのか？
「様子を見よう」と言うにはあまりに切羽詰まった様子に、時間外の受診をすることにした。
夜中に車を走らせる。頭の一部分に眠気が残っていて注意深く運転した。
夕方から激しく降っていた雨は小康状態で助かった。
病院について受付をしていると、紙パンツをはいている父が「少し出たようなきがする」という。受診票を書き終わり父が看護師に渡したが、看護師から「最後に尿が出たのは何時？」と聞かれ、「寝る前１１時」と父が答える。
「たった１時間ほど出なかったのに来たのぉ？」とあきれたような声で対応される。
言われて改めて時間を見ると、まだ１時前だった。
待っている間に父は尿意を催し、トイレに行ったら尿が出たと言う。
「出ましたと言って帰ろうか？」と言うので、「尿意があるのにどうして出ないのか聞いておいで」と答えた。
そのまま帰ってまた病院に行くと夜中に起こされても困ると思ったからだ。
１時間ほど待たされて、治療室に呼ばれた。
残尿を抜いてもらってすっきりしたと言う。
看護師から「明日泌尿器科を受診してね」と言われて帰る。
説明はお預けだ。
朝眠かったが起きるしかない。
朝ご飯の準備をして、洗濯物をサンルームに干し終わったら、激しく降っていた雨も少し小やみになった。
父は夜中も一時間ごとに尿意を催し寝られなかったと言う。
父と病院に向かう。
雨は降っていたが道に車は少ない。
ゴールデンウイーク中なので、病院も受診者は少ない。
医師の説明によると、残尿も１００㏄くらいで尿が出てないと言うことはないとのこと。
激しい尿意を感じるときは、実は尿が溜まってなくてトイレに行ってもほんの少ししか出ない。そのため詰まっていると思い込んだようだ。
膀胱の収縮を緩和する薬はあるが、飲むと本当に尿が出なくなる可能性があるので飲まない方がいいでしょうと。
激しい尿意の時は我慢して、尿をある程度溜めてからトイレに行けば尿は出るという。
父も納得したので一安心。
帰ってから、美味しいパウンドケーキ（実は熟成フルーツケーキだった）を一切れ食べた。
雨から曇り所によって小雨という予報だったが、雨は朝までには上がり曇りがちだが日差しも漏れるお天気。
南風が強く帽子が飛ばされそうになって必死に抑えた。
気温は２５度の予報だったが２７度まで上がり、半袖Ｔシャツでも蒸し暑かった。
父は無事退院した。
昨日の夕方電話があり退院するから迎えに来いと言う。
支払いはカードでするし、支度は自分でできるから迎えに来るだけでいいと言う。
なので、車を玄関につけて荷物を積んですぐ帰れると想像した。
今日は生協の配達の日なので、受け取れないこともあると思い、返却するプラスティックトレーや牛乳ビンを入れた袋に、「不在なので玄関前に置いてください」とメモ紙を貼った。
不在だと書くと不用心だとは思ったが仕方ない。しかも、留守ではなくなぎぃが部屋にいるのでちょっと安心だった。
９時半に父から「お金を持ってきて、カードじゃだめだって」と電話が入る。
はぁ？っと思ったが仕方ない。カードで払えるって確認してなかったのか！と独り言つ。しかも、病室まで来いと言う。
お金を持っていくと、退院前に主治医と話したいと父。
尿の出方に違和感があると言い、主治医からは太いカテーテルを入れていたのでしばらくは違和感があると説明を受ける。
帰ろうと、念のため引き出しを開けると、歯ブラシなどが残っていた！
休日受付で一時金としてお金を預け、無事退院。
駐車場まで強風に向かって歩いた。
家にたどり着いたら、ちょうど生協の配達だったので、無事商品を受け取って保冷箱は返すことができた。
生協の商品を冷蔵庫と冷凍庫に片付け、父は退院してきた荷物を片付け、お昼を食べた後、父が珈琲を淹れると言うので、もらった高級そうなパウンドケーキを切った。
「無花果やレーズン、オレンジピールなどのドライフルーツをラム酒とスパイスに一か月ほど漬け込み、クルミやアーモンドなどを加えて焼き上げ、焼き立てにラム酒シロップを染み込ませています」と説明書き。
バターの風味としっとりした食感、ナッツの歯触りもよくとびっきりに美味しい。疲れも吹っ飛んだ。
ゴールデンウイークに突入したが、昨日までの晴天は続かず曇天から雨になるようだ。
お手紙付きの素敵なラッピングのお菓子が父あてに届いた。
勝手に開けることはできず、入院中の父に見せてから開けてみると、厳選された素材から作られたパウンドケーキだった。
ジャガイモの花が咲いた。ジャガイモの線虫を防ぐと言うマリーゴールドをジャガイモの傍に植えた。もちろん父が。
そもそも父は、１０年ほど前に前立腺がんと診断され放射線治療を受けた。
がんは消えたが、尿道の表面に毛細血管が集まり出血するという副作用が発症した。血尿が出て、かかりつけのＫ泌尿器科で薬などで対応したがよくならず、高圧治療を受けて出血は治まった。
ところが数年するとまた出血が始まった。
薬や注射などで抑えても、しばらくするとまた出血する。
下の畑の縁に、黄色いメキシコ万年草、ピンクのヒルザキツキミソウ、戸畑あやめが咲いて、ベランダから眺めると三色が華やかなのだが、斑に咲いているので一枚の写真には納まらない。
先週から血尿が出だした父はＫ泌尿器科で薬をもらって飲んでいたがなかなか治らなかった。日曜日の午前２時、「おしっこが出なくなったからＫ泌尿器科に行く」と父が言う。電話をしてみると、緊急の時は近くの拠点病院でも対応してくれると言われた。そこで、夜間でも受け付けてくれるM病院に電話して受診した。膀胱に血液の塊があるので、カテーテルを通して尿が出やすいようにしたまま、月曜日にＫ泌尿器科に行くように言われた。
夜中に起きていたので朝は９時まで寝ていた父、朝食をとり、昼ご飯を食べた後から尿がたまっていると言い始める。午後２時頃再びＭ病院を受診。カテーテルが血液の塊で詰まっていたのでもう少し太いカテーテルに変えてもらった。水分を多くとって詰まらないようにと言われたので、父は水をごくごく飲んだ。
これで翌日まで大丈夫だと思った。
紫蘭も花盛り
夕方夕食の準備をしている時、チンジャオロースを作ろうとまさにピーマンを炒めようとした時、父がまた尿が出ないと言い出した。
Ｍ病院に電話して受診することにしたが、ご飯を作っていた私は、長いすでごろんとしている夫について行ってと頼んだ。
父と夫が病院に行ってしばらくすると、夫から父は入院になりそうだと電話があった。
とりあえずなぎぃと二人で夕食を済ませて待っていると、９時近くになって夫が帰ってきた。「４人部屋なので、イヤフォンがないとＴＶが見られないらしいよ」と言う。
「父は夕食も食べていないし、夕食後に飲む薬も持って行ってないのに」と聞くと、それは気づかなかったと夫。
それから、コンビニでおにぎりと水やお茶を買って、薬をもって父に届けた。
ドタバタして日曜日が終わった。
月曜日には、忘れていた補聴器の充電器とケータイの充電器などを届けたが、内視鏡で検査をしたということだった。
火曜日に着替えなどを届けた時は、まだカテーテルを入れたままリハビリだと言って歩行訓練を受けていた。
水曜日にはカテーテルは抜いて、もう帰れそうだと主治医が言ったと言うが、まだ退院するという連絡はない。
美味しそうなパウンドケーキは持ち帰って、父が退院したら切ってみんなで食べることにした。
