夜中、激しい雨音に目が覚めた。雷鳴もとどろき稲光が窓を走る。
遠くで防災無線のチャイムが聞こえたような気がするがアナウンスは雨音にかき消された。
豪雨のピークは夜中の2時ごろで、朝には小康状態。雨はダラダラといつまでも降り続く。
新しい炊飯器がやってきた。
水曜日、夫が休みだったので近くの家電量販店に炊飯器を買いに行った。
私はYデンキの会員だが、夫はEのカードを持っており、ポイントをためてコピー用紙などを買うようだ。なので、夫と一緒に行くときはEの家電量販店となる。
炊飯器も高いものは7万円とかでビビるが、安い物は1万円を切る。
機能と価格を見比べながら悩んでいると店員がやってきた。
店員によると、メーカーによってご飯の味が違うそうだ。
今美味しく食べられているならメーカーは変えない方がいいと言う。
店員おすすめの機種はちょっとお高い。
同じメーカーでもう少し安い機種でいいのではと見ていたら、夫は店員おすすめの機種でいいと言う。支払いは夫なので、夫がいいと言うなら安心して高い方を選んだ。
買って帰ると夫が早速梱包を開いて炊飯器を台所に置いた。
見るとこげ茶色の炊飯器だ。何だか感じが変。
「こんな色だっけ?」「展示品は白かった」「じゃぁ色違いなんだ」とのんきに構え、内窯を外して洗おうとして内窯の周囲はステンレスで掃除しやすいと言っていたのを思い出したが、どう見てもステンレスではない。
夫に「ステンレスじゃない!」と言うと、レシートに名前がある販売員に電話して、間違って商品を渡したと判明!すぐに夫が取り換えに行った。
お詫びだからとキッチンペーパーやらティッシュやらをたくさんもらって来たが、無事購入した炊飯器がやってきた。
これで安心して毎日美味しいご飯が食べられる。
木曜日は父が「高圧酸素療法」を受ける病院に、指定された11時45分に行った。
JR快速で20分、普通電車だと30分ほどかかる吉塚駅から歩いて15分。
グーグルマップの経路検索だと「900メートル12分」と出るが、若者のようには歩けない。15分はちょっと遠く感じる。
病院について少し待たされてから院長らしき医師から説明を受ける。
午後には早速一回目の「高圧酸素療法」を受けるように言われびっくり。
そういう段取りになっているとは知らず、父が一通りの検査を受けた後昼を食べに外に出た。
病院の近くに中華のお店があったので入って見た。
中国語が飛び交うそのお店は、料理人が中国人らしく、オーダーは中国語だった。中国語を話すお客と中国語を話す店員。店員はもちろん日本語で対応してくれるのだが、にぎやかな雰囲気の中国語の飛び交う中で食べた冷麺は美味しかった。
父にはJR九州のプリペイドカードである「SUGOCA」を購入して使い方を説明したら、「するすると改札を通れる!」と喜んでいた。
駅までは車で送り迎えをすることにして、父は「高圧酸素療法」を受けるために月曜日から金曜日まで毎日電車で通うことになった。
看護師長さんらしき人に、入院できるかと尋ねると、いったん入院するとコロナ禍のため外泊ができないと言う。30回、5週間も入院したままは無理だと父は言い、通院することになった。
毎日電車に乗って往復30分歩き、2時間ほどかかる治療のため通うのは疲れるだろうと思っていたが、父は案外平気そうなのでちょっと安心した。
これで出血が止まってくれるといいのだが。