Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

胎内記憶

2017-06-30 | 4歳

【4歳0ヶ月】
宮本忠夫さんの『ぼくとおかあさん』という絵本の中に、主人公の子ぐまが、生まれる前はお母さんのお腹の中にいて、お母さんと会話したり、一緒に川で泳いだりしたページが出てくるのですが、その絵本を初めて読んだ双子2歳代の頃は、「Mais, non! (え~、ウソー!)」「Pas possible! (無理だし!)」といった反応だったんですが・・・


4歳になる直前のつい先日、息子が突然、私のお腹の中にいた時の記憶を話してくれました。これが「胎内記憶」だー!!
小さいときはまだ、お腹の中にいた時の記憶が残っているという話を、ブロ友さんのブログで読んで知っていました。2歳ではまだ言葉の表現力が足りなくて、3歳を過ぎると徐々に記憶が低下していくらしく、また、小学校へ上がるぐらいになってしまうと自分で話を作ってしまうところもあって、4歳を過ぎたらちょっと尋ねてみようかな?と思っていた矢先でした。


それで、息子がトツトツと語りだしたのは、「お母ちゃんのお腹の中は真っ暗だった。だから、怖かった。狭くて動けない。いつもいつもお腹すいてた…」・・・こんな感じです。
そう、そうなんです! 私、子宮頸管が短くなってしまったので、妊娠20週から長いこと管理入院生活だったんですよ。私も春先から太陽を見ていない・・・双子妊娠なのに体重8kgしか太れなくて、胴回りも100cmまでしかいかなくて、見るからにパツンパツンなお腹をしていたっけ・・・ごめんよ~!
それで、ちょっと確かめるべく母、「妹ちゃん(娘)はドコにいたの?」と聞いたら、右手を斜め下に突き出して指さしました。当たってる~(たぶん)。
かまかけて、「お母ちゃんの歌ってあげた声は聞こえてた?」と聞けば、今度は娘の方が、「歌ってないよ~!」と。そう、実は管理入院で気分どん底だったから、皆さんに聞くようなお腹の子に向かって歌をうたったりしたことなんて一度もないんですよ。鳥肌もんだ~!


今しか聞けない貴重な想い出ですね、これ。私自身も本当は、覚えていた時期があったんだろうか?


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