シャモニの隣市、レ・ズーシュに「もう一度見てみたくなる風景」が広がるところがあります。そこはシャレー・シャルス( Les chalets de Charousse )、シャルスの家並とでも訳しましょうか、端から端まで広がる巨大なモンブラン山群をバックに、昔の農家が何軒か、そのままの状態を保って建っています。本当に穏やかで美しい風景。観光地化された今のシャモニからは想像もつきませんが、昔むかしはこういう田舎村だったんだろうなあと思わせる一帯です。このシャレーは文化遺産になっていて、中は人が住めるようになっているというから驚きです。フランスの白川郷と言ったところでしょうか。
ただ、これは個人の持ち物なので中には入れません。この素晴らしい風景をそのままの形で残したいと考えたお金持ちな人がいて、このシャレー群をすべて買い取り、中は住める形にしながらも外壁に手を入れずに現状維持してくれています。何度訪れても必ず、カメラマンに会うほどの素晴らしい景色です。
私たち家族も、天気が良くてモンブラン山群がきれいに見渡せる昨日、ここを散歩しました。ここ一帯は標高がありながらも平地なので山道ですがベビーキャリアで簡単に歩けます。シャモニを訪れる日本からのお客様にもお勧めしたいスポットなのですが、問題はどこに車を停めるか、ですね・・・不便な所にあるからこそ、遺産も失われずにいると解釈すべきでしょうか。
今や、背負われているだけでは満足してくれなくなりつつある双子です!丘の上に大きな一枚岩を見つけたので、そこで思いっきりはいはいさせて遊ばせました。保育園のおかげ(?)で、ママンも洋服が汚れることとか、あまり気にならなくなりましたよ。
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