Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

初めての☆フェイスペインティング

2017-04-12 | シャモニ周辺案内

【3歳9ヶ月】
シャモニの街中でカーニバルが行われました。毎年この時期にあったのかもしれませんが、参加するのは初めて。市場が開く広場に、空中ピアノやら、リサイクル物で作った楽器やらが並び、なんだか賑やかなんですけど、日本のお祭りに見るような綿菓子やリンゴ飴の屋台がなくて寂しいと感じるのは、私だけ?


ヨーロッパのカーニバルと言えば、仮装( déguisement )ですね。大人から子供まで、「どうしてそういう衣装を持ってるの!?」と驚くほどに、海賊からプリンセスまで様々なものが目の前を通ります。
我が家と言えば、ママンである私にそういう積極性がないので、双子も特別な格好をしたがらない。でも、ちょっとだけ雰囲気を~と、息子の洋服を上が青で下が赤にしてみましたが、何に見えます?
『スパイダーマン』・・・えっ、ダメ?


それから、カーニバルと言えばフェイスペインティング。広場では、子供対象に無料のフェイスペイントをやっていました。
とにかくヨーロッパ人って、すぐ顔に絵を描きたがるよね。


息子はこういうの、「絶対にヤダ!」と言うタイプであるのは分かっていたので、娘にちょーっとやらせてみたいなと、双子の初めての友達・4歳児ちゃんがペイントしてもらった可愛い蝶々の顔を見せたら、乗ってきた!


申し込みをして待っていると、空きが出来たメイク担当さんに名前を呼ばれました!
娘のテンションがみるみる下がるのが分かります・・・


娘は、隣にいた、花ペイントが素敵なメイクさんに描いてもらいたがっていたのです。
時に、娘はアフリカ系の人、つまり黒人が怖いと思っている節があります。先日もテレビドラマを観ながら、「黒が白を叩いた!」と大騒ぎしていました。それを聞いた主人が、肌の色で人を区別するものじゃないと、諭していました。フランスに暮らす限り、黒とか白とか、ましてやカフェオレとか言っちゃいけない。こういう事も親が教育していくことなんだな、と再認識した瞬間。
でも、そうかと言って、何も考えずに心が口に出てしまう3歳児、アフリカ系のお姉さんに向かって「この人じゃ嫌!」とか言い出さないあたり、ちゃんと理解してるんじゃないかな。


で、ラフに蝶の輪郭が描かれたあたりから、「あ~、このメイクさんはハズレだった」と悟る・・・


完成! うっ、よく堪えた、娘よ。ホントもう、泣きそうな顔。
いや、途中からしきりに訴えていたんです、「もう要らない」って。でも、私といる限り出てくる言葉は日本語なので、メイクさんは分からない、っちゅーの。
母としては、それをイチイチ訳すのもどうかと…。こういう時、私は日本人だなあと思ってしまいます。いっしょうけんめい描いてくれた人に、「何、これ?」とか言えない。フランス人ママンなら言っちゃうんだろうな。いや、きっと言う!


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